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学校法人 日本女子大学

国際的に活躍し建築界を牽引する3名が日本女子大学の新学部「建築デザイン学部(仮称)」の特別招聘教員に

(PR TIMES) 2023年06月22日(木)16時45分配信 PR TIMES

東利恵氏、隈研吾氏、妹島和世氏がスペシャリストの育成を支援

日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)は、2024年4月に開設予定(届出中)の 「建築デザイン学部(仮称)」及び同年同月に開設予定(構想中)の「建築デザイン研究科(仮称)」の特別招聘教員として、建築家の東利恵氏、隈研吾氏、妹島和世氏の3氏が就任することを発表します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/73471/32/resize/d73471-32-9fd9f5eb7020125b3ee5-0.png ]

 「建築デザイン学部(仮称)」 は、1948年に生活芸術科として設立され、その後1962年に独立、現在までに5,580人もの卒業生を輩出した伝統ある家政学部住居学科を母体としています。住居学科の教育、すなわち「利用者や居住者の立場から考える」をよりどころにしながら、居住・建築・都市など、人々の生活を包含する「環境」を理解しデザインする専門性の高い人材を育成することが「建築デザイン学部(仮称)」の目的です。そのために、生活環境を歴史、地域、芸術、技術、持続可能性、その他社会の潮流などの側面から論理的に考え、それらの知見に基づいて豊かな生活環境を創造性と表現力を持ってデザインするための「学び」を提供していきます。
 「建築デザイン研究科(仮称)」は、建築デザイン学部と同じ2024年度に開設予定であり、学部での学びをさらに深化させることを目的としています。
 今回、国内外問わず活躍されている3氏の著名な建築家が特別招聘教員に就任することで、彼らの経験をもとに、感性と思考力、表現力を備えたスペシャリストを育成していきます。

■東利恵氏 コメント
頭の中で考えていた建築空間が出来上がりその中に身を置く時の感激は毎回忘れることのできない瞬間です。大変なこともありますが、それすら必要だったことと思える仕事です。この仕事の楽しさを大学で伝えていきたいです。

■隈研吾氏 コメント
新しい建築デザイン学部を、新しい時代、新しい生活をリードする拠点として世界に向けて発信したいと思っています。

■妹島和世氏 コメント
建築をデザインすることは、私たちをとりまく自然や環境、社会や経済、そして文化や生活に深く関係し、その影響は多岐にわたります。小さいこと、大きなこと、いろいろな事について、学生の皆さんと一緒に考え、よりよい未来を考える手助けになればと思います。

■日本女子大学学長 篠原聡子より
建築デザイン学部を開設するにあたり、3名の世界的な建築家を特別招聘教員としてお迎えすることといたしました。東利恵氏は、本学の卒業生であり、星野リゾートをはじめとする様々なプロジェクトを世界で手掛けられております。長年、非常勤講師として本学学生の指導にもあたってこられました。隈研吾氏の業績につきましては、すでに申し上げるまでもありませんが、地方都市でのコワーキングスペース「KuMO」の展開など新たなライフスタイルの提案も行っておられます。また、多くの本学学生が事務所でインターシップを経験させていただいております。 妹島和世氏も、本学卒業生で、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞の受賞者です。本学120周年記念事業であるキャンパス再整備のグランドデザインを手掛けていただき、大学院の設計スタジオも担当いただいておりました。3名の特別招聘教員は、建築デザイン学部の学生に大きな刺激を与えてくれることと確信しております。

■今後の予定
3氏の今後の活動内容につきましては、詳細が決まり次第、本学ホームページで公表いたします。

■東利恵氏 プロフィール
[画像2: https://prtimes.jp/i/73471/32/resize/d73471-32-0755b9095063b6eaddb5-1.png ]

建築家、日本女子大学非常勤講師、日本大学非常勤講師。1959年大阪府出身。
1982年日本女子大学家政学部住居学科卒業。1984年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。1986年米国コーネル大学建築学科大学院修了後、東 環境・建築研究所の代表取締役を務める。星のやをはじめとする宿泊施設のほか、個人住宅や集合住宅、商業施設など幅広く手がける。 主な作品に「星のや軽井沢」、「星のや富士」、「星のや東京」、「星のやバリ」、「星野温泉 トンボの湯」、「ハルニレテラス」、「シーパルピア女川」など。主な出版物に『「塔の家」白書』(共著、住まいの図書館出版局)、『収納のデザインと工夫』(共著、彰国社)など。

■隈研吾氏 プロフィール
[画像3: https://prtimes.jp/i/73471/32/resize/d73471-32-772be83bf7afc49a90e1-2.png ]

建築家、デザイナー。1954年神奈川県出身。
1979年東京大学工学部建築学科大学院修了後、1985-86年コロンビア大学客員研究員。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。
主な作品に「那珂川町馬頭広重美術館」、「長崎県美術館」、「ガーデンテラス長崎」、「根津美術館」、「サニーヒルズ」、「アオーレ長岡」、「浅草文化観光センター」、「EPFL ArtLab」、「V&A Dundee」、「国立競技場」、「ところざわサクラタウン」、「高輪ゲートウェイ駅」など。主な著書に『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)など。

■妹島和世氏 プロフィール
[画像4: https://prtimes.jp/i/73471/32/resize/d73471-32-1b97137c703d3e4c142d-3.png ]

建築家、東京都庭園美術館館長、ミラノ工科大学教授、横浜国立大学名誉教授、日本女子大学客員教授。1956年茨城県出身。
1979年日本女子大学家政学部住居学科卒業。1981年日本女子大学大学院家政学研究科住居学専攻を修了。伊東豊雄建築設計事務所に入所後、1987年に妹島和世建築設計事務所を立ち上げ、その後、1995年に西沢立衛とともにSANAAを設立。
代表作に「金沢21 世紀美術館」*、「犬島『家プロジェクト』」、「ROLEX ラーニングセンター」*、「ルーヴル・ランス」*、「Junko Fukutake Hall」*、「グレイス・ファームズ」*など。(* はSANAAとして)

■建築デザイン学部(仮称)の学びの特徴
【1. :広範な建築分野のデザイン・設計教育を展開】
住居から都市空間までの広範な建築分野の理解と、それらを統合するデザイン教育がカリキュラムの根幹です。建築デザインを基礎から学び、設計規模を大きくしながら社会的課題に関わる建築デザインを提案する力を養います。

【2.:初年次から実施される専門的な学び】
必修の専門分野の導入的科目で、本学部の中核をなす6分野(建築デザイン系、生活系、計画系、歴史系、構造・構法系、環境・設備系)の基礎知識を学び、建築デザイン学の全体像を把握。その後は専門科目を選択履修し、専門性を確立します。

【3.:将来を見据えた実践科目でスペシャリストを育成】
選択履修の発展科目では、将来の進路を見据えた多様な学びを提供、まちづくりや建物の保存再生、構造デザインなどが学べる実践的な演習科目を用意し、学生の興味関心や個性、適性に応じて専門性を高めていきます。

【参照リンク】
「建築デザイン学部(仮称)紹介ページ」
https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/architecture_and_design/index.html

■建築デザイン研究科(仮称)の学びの特徴
建築デザイン研究科では、講義等の授業を通して研究室を超えた議論を行い、演習では研究室ごとに、実験や実社会でのプロジェクトを通して、研究力・実践力を伸ばします。
建築・住居・地域・都市の住環境を対象に、持続可能な社会を形作り、安心かつ快適な生活を行うための居住者の視点を重視して、工学的な知識を用いて、問題解決のための提案、実践できる人材を養成することを目指します。

【参照リンク】
「建築デザイン研究科(仮称)紹介ページ」
https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/grd_architecture_and_design/index.html

[表: https://prtimes.jp/data/corp/73471/table/32_1_f1c09b2882afa1e0bda053300d1e15d8.jpg ]



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