プレスリリース
株式会社モザイクワーク(本社:東京都港区、代表取締役社長杉浦二郎は、2022年3月卒業の就職活動が終了した(主に新潟にある大学、短期大学、専門学校で学ぶ)学生を対象に、3月1日時点での就職活動に対する調査を実施した。(調査期間:2022年3月1日〜10日、有効回答数179人)
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1.新型コロナウイルスの影響があった新潟県の就活生は約6割
『新型コロナウイルスの影響で、当初想像していた就職活動に影響がありましたか』との設問に対して、64パーセントの学生が『影響があった』と回答。中でも『とても影響があった』という回答を選択した学生は2割弱だった。
2.内定先に満足している就活生は9割弱と非常に高い数値
『就職を決めた企業に満足をしていますか』という設問に対して『とても満足している』および『満足している』と回答した学生が合わせて86パーセント。『不満』と回答した学生は1パーセントに過ぎず、非常に高い満足度を示した。
3.就職先を選ぶ際に最も重視した項目『SDGs』はわずか1パーセント
『就職先を探す際にあなたが1番重視した項目を教えてください』という設問に『SDGsなど環境や社会への配慮』や『フレックス制やリモートワーク、副業など柔軟な働き方』と回答した学生はともに1パーセント。『学んだことを活かせる仕事』と『職場の雰囲気』の二つの回答で、全体の4割を超えた。
今回の速報で公表した質問以外にも、別途設問を設定した本調査は、後日詳細な分析を実施し、レポートを作成予定です。送付を希望する企業、および団体の採用担当者は、以下にご連絡ください。
■問い合わせ先
株式会社モザイクワーク
https://mosaicwork.co.jp/
(新潟本社)新潟県新潟市中央区南笹口一丁目1-50 アテンドビル3階
担当:二上(futakami@mosaicwork.co.jp)
詳細版レポートの申込先:https://mosaicwork.co.jp/document-request/
■調査概要
調査対象:2022年3月卒業の(主に新潟にある大学、短期大学、専門学校で学んだ)学生/回答者数:179人/調査方法:インターネットによるアンケート/調査期間:2022年3月1日〜10日
1.新型コロナウイルスの影響で、当初想像していた就職活動に影響がありましたか。
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64パーセントの就活生が「影響があった」と回答。2019年に発生した新型コロナウイルスによってもたらされている社会情勢の変化は、2021年度の就職活動においてもなお、何らかの影響を与えていると想定される。以下は、今回のアンケートに寄せられた、就活生からのコメントの抜粋。
■対面での説明会や面接が無いため企業の雰囲気を体感出来る場面が少なかった(エントリーした企業・26~30社/内定を得た企業・1社/就職を決めた企業に・とても満足している)
■感染が拡大し外出自粛が求められている中で、企業見学や試験を受けに行くことが難しく、行くことができなかった(エントリーした企業・6~10社/内定を得た企業・1社/就職を決めた企業に・どちらともいえない)
■対面の面接が少なく、最終面接で初めて対面となり、マナーに不安があった(エントリーした企業・11~15社/内定を得た企業・3社/就職を決めた企業に・満足している)
■家でスーツを着て、オンライン面接をするので、気持ちの切り替えが難しいと感じた。また企業によって使用するソフトウェアが異なるので、慣れてないものの時はかなり苦労した(エントリーした企業・11~15社/内定を得た企業・2社/就職を決めた企業に・とても満足している)
2.就職先を探す際にあなたが1番重視した項目を教えてください。
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『学んだことを活かせる仕事』と『職場の雰囲気』の二つの回答で、全体の4割を超えた。『SDGsなど環境や社会への配慮』や『フレックス制やリモートワーク、副業など柔軟な働き方』など、人気があると想定されたキーワードは、就職先を選定する最優先とはならなかった。なお、本調査では3番目に重視した項目まで取得済み。今回速報で提示したデータの詳細な分析は、後日発表を予定している。以下は、寄せられたコメントの一部。
■自分のやりたいことができる会社を選びたかったから。社会のトレンドスキルを身につけ、社会課題解決をしたいと考えた(エントリーした企業・11~15社/内定を得た企業・3社/就職を決めた企業に・とても満足している)
■いくら給料が良くても、残業が少なくても、職場の人間関係が悪ければその職場で長くは続かないと考えている。それだけ職場の人間関係は重要であって、風通しの良さが認められることは企業選択における大前提であった(エントリーした企業・6~10社/内定を得た企業・1社/就職を決めた企業に・満足している)
■コロナ禍ということもあり新潟にいた方が良いと考えたから(エントリーした企業・6~10社/内定を得た企業・2社/就職を決めた企業に・どちらでもない)
3.エントリーした企業はいくつくらいありましたか。
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4.内定した企業はいくつありましたか。
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5.内定を辞退した企業はいくつありましたか。
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6.就職を決めた企業に満足をしていますか。
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今回アンケートに回答した就活生の多くは20社までのエントリーであり、5社までのエントリーで全体の5割を超えた。複数内定者も4割弱、内定の辞退者もそれほど多くないという結果になった。また、就職を決めた企業への満足度への回答が『とても満足している』と『満足している』の2つの選択肢に対して9割弱の高い数値を示した。
7.もし、内定先よりももっと良い企業があれば、すぐに転職活動をしようと思いますか。
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内定先への高い満足度を示した一方で、転職意向はないと意思表示している回答者は4割弱にとどまっている。逆に3年以内に転職したいと考えている回答者は15パーセント。よく言われる『3年で3割は離職する』という数字ほどではないが、内定時には満足していても、結果的に「いつかは転職するかもしれない」と思っている、回答者たちの気分を表しているといえる。以下は、一定の転職意向を示した回答者の『6.就職を決めた企業に満足をしていますか』に対する回答の理由をコメントしたものを、一部抜粋した。
■第一希望の会社ではないため。しかし、内定を獲得したことは嬉しく思うから。(エントリーした企業・16~20社/内定を得た企業・2社/就職を決めた企業に・どちらでもない)
■ファーストキャリアとして相応しいと思ったから。(エントリーした企業・1~5社/内定を得た企業・1社/就職を決めた企業に・とても満足している)
■やりたい仕事が出来そうかどうかを特別重視し企業を選んだため、自分が受けた企業のどこに決まっても満足していたと思う。ただ、その中でも収入が高い企業に就職できるため、とても満足している。(エントリーした企業・1~5社/内定を得た企業・1社/就職を決めた企業に・とても満足している)
■アットホームで人間関係も良い。(エントリーした企業・6~10社/内定を得た企業・3社/就職を決めた企業に・とても満足している)
8.就職先は新潟県内の企業ですか。
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9.今後転勤があるとしたら、どのエリアまでなら受け入れますか(新潟県内で働く人限定回答)
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今回の回答者は新潟県内で働くことが決まっている人が6割強となっている。その回答者に対して、転勤があった場合の対応可能エリアの質問に対しては『どこに転勤してもよい』という回答者は2割にとどまり、近隣での転勤なら許容というイメージを持っていることがうかがえる。また、絶対転勤したくないという層も1割存在する。なお、今後の転職活動に対するエリア意向なども、今回調査している。
プレスリリース提供:PR TIMES