プレスリリース
2023年11月16日(木曜日)砂防会館別館(東京都千代田区)において砂防写真展を開催
岐阜県飛騨市と国土交通省北陸地方整備局神通川水系砂防事務所、飛騨市出身で日本唯一の「砂防写真家」として知られる中田聡一郎氏の三者で組織する飛騨市砂防インフラPR事業実行委員会は、2023年11月16日(木)に砂防会館別館3F 会議室「穂高」にて鋼製砂防堰堤の写真を集めた〜自然と暮らす「奥飛騨砂防の挑戦」展を開催いたします。
【Webページ】https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/22/57352.html
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120394/31/120394-31-eb7c9ede1da6bc3e1733db4a47caa026-1594x1063.jpg ]
砂防とは
我国では雨や地震などに伴い土石流、がけ崩れ、地すべりが発生し多くの尊い人命や財産(家屋、田畑、公共施設など生活や社会的活動に必要なもの)が奪われています。このように土砂により引き起こされる災害のことを「土砂災害」と言いますが、土砂災害を防止・軽減するための対策が「砂防」です。
国土面積の7割を山地が占める日本では山に囲まれた谷地やその下流で開けた扇状地、また火山周辺のなだらかな台地が生活や産業活動の場として利用されており、このような場を守る「砂防」という技術は日本においてとくに著しく発展、普及しています。このため“sabo”という言葉は世界でも通用する言葉となっています。
(公益社団法人 砂防学会HP引用)
砂防写真展の目的
岐阜県飛騨市は森林面積が93%を占め土砂災害特別警戒区域が682カ所にものぼることから、約100年前から現在に至るまで市内各所で国や県による砂防施設の整備が進められてきました。
近年多発する集中豪雨のたびに砂防施設の重要性を強く感じていますが、砂防事業には非常に多くの費用と年月を要し、主に人目に付きにくい山中に設置されることから、その存在が注目される機会はあまり多くありません。
そこで、人々の暮らしを守る砂防の重要性を広く知っていただくため、飛騨市出身で日本唯一の「砂防写真家」として知られる中田聡一郎氏、そして国土交通省北陸地方整備局神通川水系砂防事務所にご協力をいただき、自然と暮らす「奥飛騨砂防の挑戦」展と題した砂防写真展を開催します。
写真展概要
会場には砂防堰堤の写真を15点展示する他、横約2メートルの大型プリント砂防写真を展示します。また、国土交通省北陸地方整備局神通川水系砂防事務所の活動展示や飛騨市の観光PRブースも展示します。
自然と暮らす「奥飛騨砂防の挑戦」展
日時:2023年11月16日(木曜日) 9時〜15時
場所:砂防会館別館3F 会議室「穂高」(住所:東京都千代田区平河町2-7-4)
https://maps.app.goo.gl/XBHRWfwrDd9tCZno7
入場:無料
資料:https://prtimes.jp/a/?f=d120394-31-cdf7041969e2e84086be47956f6a4cb7.pdf
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120394/31/120394-31-1d31d34bd07e0271395db437c3e6c9a6-2222x1481.jpg ]
砂防×コーヒー!? 砂防珈琲を会場にて販売!
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高品質なコーヒーは主に火山性の土壌で栽培されています。そのため世界のコーヒー農家は絶えず土砂災害に悩まされて来ました。火山国である日本で発展した砂防技術は海外の農業や暮らしを支えています。
砂防写真家の中田聡一郎氏は、コーヒーを通じて砂防の意義や魅力を広めようと2022年8月に一般社団法人日本砂防コーヒー協会を設立し、豊かな自然と共存する砂防をデザインしたドリップバッグを作り販売されています。
写真展当日は、会場にてドリップバッグ、お飲み物の販売を行います。香り高いコーヒーを砂防写真と一緒にお楽しみください。
・砂防ブレンド(ホットコーヒー)500円
・アイスコーヒー(イルガチェフェ)600円
・ドリップバッグ(カラー)300円
・ドリップバッグ(ロゴマーク)250円
砂防写真家 中田聡一郎 氏
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120394/31/120394-31-d32d07eab2d98cd9522706b04cc9c89a-3200x2400.jpg ]
1965年岐阜県吉城郡神岡町(現・飛騨市)に生まれる。工学院大学建築学科卒業。日本写真芸術専門学校卒業。フォト・ジャーナリスト樋口健二氏に師事。中野区役所建築課主事を経て、チクタツプロダクション・芸術新舎設立。公益社団法人日本写真協会会員。公益社団法人日本写真家協会会員。一般社団法人日本砂防コーヒー協会代表理事。神通会顧問。
砂防・治山(経験した委員等)
砂防事業にかかわる景観形成のあり方検討委員(国土交通省)
「後世に伝えるべき治山」選考委員(林野庁)
“暮らしを守る砂防”写真・絵手紙コンテスト特別選考委員(一般社団法人全国治水砂防協会)他。
写真集
『奥飛騨の鉱山』(海拓舎)、『飛騨の砂守』(河出書房新社)、『星のしゃぼう』(河出書房新社)、『風景の島JAPAN 1971-2011』(河出書房新社)、『12月の薔薇』(芸術新舎)、『深夜の菓子パと25時』(ムーンプレス)
受賞
さがみはら写真新人奨励賞 2007 年
美術館等コレクション
ヨーロッパ写真美術館(奥飛騨の鉱山・飛騨の砂守シリーズ)、イランゴレスタン州知事事務所(飛騨の砂守シリーズ)、ウイーン近代美術館(12月の薔薇)、相模原市(星のしゃぼうシリーズ)
お問い合わせ先
岐阜県飛騨市役所 基盤整備部建設課
担当:舩谷・川崎
電話:0577-73-3936
Mail:kensetsu@city.hida.lg.jp
岐阜県飛騨市
飛騨市は、人口約22,000人の小さな市で、周囲を北アルプスなどの山々に囲まれ、総面積の約93%を森林が占めるなど豊かな自然に恵まれたまちです。また、豊富な自然資源のほか、ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓、ノーベル物理学賞の受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」を始めとする宇宙物理学研究施設、大ヒットアニメ映画「君の名は。」のモデル地となった田舎町の風景など、多彩で個性豊かな地域資源の宝庫です。
飛騨市公式サイト https://www.city.hida.gifu.jp/
飛騨市公式観光サイト https://www.hida-kankou.jp/
飛騨市公式移住サイト https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/
飛騨市公式食サイト https://hidaichi.jp/
飛騨市公式文化財サイト https://hida-bunka.jp/
PRTIMES飛騨市ページ https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/120394
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