プレスリリース
〜「次世代型インターネット」として注目される「Web3」により、特定のプラットフォーマーに依存しない、高いセキュリティの分散型ID管理を実現する〜
株式会社サイバーリンクス(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:村上 恒夫、以下 サイバーリンクス)は、RAONSECURE株式会社(本社:ソウル特別市江南区、代表イ・スンヒョン、以下 RAON社)と2022年5月17日付で業務提携合意書(以下 本提携)を締結いたしました。
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本提携は、韓国の独立行政法人である大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が主催する、「グローバルモバイルビジョン2022、GMV2022」のビジネスマッチングプログラムを通じて実現いたしました。
RAON社は、Web3の基盤となるブロックチェーン技術を活かした分散型ID(※1)と生体認証技術のFIDO(※2)を組み合わせた、安全・便利で高いセキュリティのID管理技術を有しており、韓国においては、運転免許証をスマートフォンで利用できる「モバイル運転免許証サービス構築事業」も手掛けています。分散型ID技術は、特定のプラットフォーマーに依存せず、IDの主体である個人が自らの情報の流通を管理できる仕組みであり、日本においても行政分野での利用を含め、広く活用を検討しようという動きが強まってきております。
一方、サイバーリンクスは、タイムスタンプ「時刻認証業務認定事業者(TSA)」、「公的個人認証サービス プラットフォーム事業者」「電子委任状取扱業務」といった公的な認定取得により、「人(本人性)」「委任された権限」「物(存在)」の証明に強みを持っております。さらに、昨年末にはブロックチェーン技術を利用した証明書発行サービスを取得し、「コト(行為)」の証明を加えたトラストサービスの全方位展開を目指しております。
本提携により、RAON社が有する分散型ID基盤を活かし、当社トラストサービスにおける様々な「証明」をより広くかつ安全に流通させることを目指してまいります。
※1 分散型ID:
ブロックチェーンの分散型台帳技術を利用することで、特定のプラットフォーマーに依存せずに、自分の情報を必要な範囲で提示できる技術
※2 FIDO:
従来のパスワードやユーザー名による認証に代わる生体認証などの新たな認証技術
プレスリリース提供:PR TIMES