プレスリリース
https://call4courthearingtour6.peatix.com/
日本初(※1)の公共訴訟支援に特化したウェブプラットフォームCALL4(コールフォー)(運営:認定特定非営利活動法人CALL4、代表理事:谷口太規)は、2023年6月20日に東京地方裁判所で行われる「ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟」の東京地裁での第15回期日を、CALL4メンバーと傍聴する法廷傍聴ツアーの参加募集を6月7日より開始いたします。
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背景
CALL4をご支援くださる方々から「公共訴訟のことは気になるけれど、ひとりで裁判傍聴に行くのは少しハードルが高い」、「裁判がどのようにして行われているのか知りたい」といった声を多くいただき、2022年5月にCALL4初となる「はじめての裁判傍聴ツアー」を実施しました。参加者からは「CALL4が取り扱う訴訟について理解が深まった」、「どのように日本の裁判が行われているか学びになった」など好評をいただきました。
第6回目となる今回は、「ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟」( https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000060 )の東京地裁・第15回口頭弁論期日の傍聴を行います。
本件は、シリアで武装勢力から3年余りにわたって拘束された後日本に帰国したジャーナリストの安田純平さんがパスポート(一般旅券)の発給を求めて、国を訴えている事件です。
安田さんは、帰国後、家族と海外旅行に行くことを計画してパスポート発給の申請をしましたが、国はこれを拒否しました。これにより、安田さんは、事実上日本から出ることができない状態になってしまっています。国が、自由に、出国させる人と出国させない人を決めてしまえば、憲法が保障している移動の自由は危機に瀕してしまいます。そこで、安田さんは、国が安田さんに対して行った、パスポートの発給拒否処分の問題性を問うため、裁判を起こしました。
今回、6月20日に行われる第15回期日では、原告である安田純平さんへの当事者尋問が行われます。
また、傍聴ツアーでは、傍聴だけではなく、終了後に行う「報告&交流会」にも参加していただくことで、原告や弁護団の生の声を聞いたり、意見交換をしたりすることも可能です。
※1 日本国内における「公共訴訟支援に特化したウェブ支援プラットフォーム」として、2019年9月に弁護士による見解など自社調査した結果
概要
【裁判傍聴】
日時:6月20日(火)13:00集合、13:30〜15:30頃 予定
場所:東京地方裁判所(東京都千代田区霞が関1-1-4)
※CALL4スタッフが法廷にご案内します。
※傍聴ツアー参加者以外によって傍聴席が満員となる可能性もございます。必ず法廷で傍聴できることをお約束するものではありませんのでご了承ください。
※傍聴は途中入退室自由です。
【報告会&交流会】
同日16:00〜17:00 予定
傍聴終了後は、裁判所から歩いて行ける会場に移動して、弁護団による報告会と、交流会を行います。
【事前レクチャー】
Podcastで事件について学ぶ として、弁護団による訴訟の概要や法的なポイントの解説をCALL4のpodcastで配信します。
今回の「ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟」の法廷傍聴ツアーに向けた配信は、来週6月13日(火)に公開の予定です。事前にお聴きいただくと、法廷でのやりとりや報告会での解説に向けての理解に役立ちますので、ぜひお聴きください。
● Apple Podcast(CALL4 Podcast)
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/call4-podcast/id1631705171
● Spotify(CALL4 Podcast)
https://spotifyanchor-web.app.link/e/9NHtxobGgAb
募集要項
募集人数:15人まで(先着順)
参加に当たってのお願い:
傍聴席には限りがあるため、以下のチケット販売サイトより、無料チケット、または寄付つきチケットの事前予約をお願いいたします。
https://call4courthearingtour6.peatix.com/
チケットの種類
1.無料参加チケット
2.【寄付付き】参加チケット(1,500円)
3.【寄付付き】参加チケット(3,000円)
※ご寄付は法廷傍聴ツアーにかかる諸経費に充てさせていただきます。
注意事項
※6/20(火)に東京地裁にて裁判傍聴に参加できる方が対象となります。
※本ツアーに申し込まなくても、どなたでも無料で傍聴は可能です。
※当日は傍聴席の数に限りがあるため、ご予約されても必ず法廷で傍聴できることをお約束するものではありませんので悪しからずご了承ください。
なお、傍聴は途中入退室自由であり、また本傍聴ツアーにご参加いただく方以外でも傍聴は自由に行っていただけます。本企画はそのような傍聴を妨げる趣旨にはないことをここに申し添えます。
【報告会メインスピーカー】※敬称略
担当弁護士
岩井 信(神田橋綜合法律事務所)
鈴木雅子(いずみ橋法律事務所)
韓 泰英(神田橋綜合法律事務所)
土田元哉(優理綜合法律事務所)
原告
安田純平(ジャーナリスト)
「CALL4」について
「CALL4」は2019年9月のサービス開始以降、公共訴訟を支援するクラウドファンディングと、訴訟の背景にある課題や原告の人生を伝えるコンテンツの提供を行っています。活動を通じて、より多くの人たちが司法で起きていることを知り、関心を持ち、そしてさまざまな形で参画することができる仕組み作りに尽力しています。
同性婚訴訟、性風俗事業者に対する持続化給付金不支給を問う「セックスワークisワーク訴訟」、最高裁で法令違憲判決が出された在外国民審査訴訟、入管施設内における暴行事件など、多くの訴訟について、訴訟概要やその問題背景についてのコンテンツ発信を行なっています。
運営団体「認定特定非営利活動法人CALL4」について
認定特定非営利活動法人CALL4は、公共訴訟を支援するウェブプラットフォーム「CALL4」の運営のために設立された営利を目的としない法人で、代表を務める弁護士谷口太規の他、多様な専門性を有するプロボノメンバーによって活動が担われています。
詳細は以下よりご確認ください。
https://www.call4.jp/
CALL4は今後も、クラウドファンディングをはじめとするケースサポートや法廷傍聴ツアーなどを通じて、司法をより身近に感じていただけるよう日々活動してまいります。
プレスリリース提供:PR TIMES