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VUILD、空き家再生に取り組むLIFULLとデジタル木材加工技術サービス「EMARF」を使用したサウナユニットを共同開発

(PR TIMES) 2022年11月22日(火)10時45分配信 PR TIMES

栃木県那須町にて築古別荘のリノベーションプロジェクトに参画し、プライベートサウナ付き貸別荘として実証実験を開始

VUILD株式会社は、事業を通じて社会課題の解決に取り組む株式会社LIFULLが開始した「21世紀型社会」の共創・実証実験・社会実装を推進しているリビングラボ=ナスコンバレー※の実証フィールドである栃木県那須地域において、空き家となっている築古の別荘を再生し、貸別荘として不動産のバリューアップを図るプロジェクトの実証実験に参画しました。
プロジェクトの第一弾としてデジタル木材加工技術サービス「EMARF」を使用した組み立て式のサ
ウナユニットを開発、設置しました。プライベートサウナ付き貸別荘は2022年10月25日より運営を開始しています。

□宿泊予約ページリンク:https://www.pure-cottages.jp/plan/366

このプロジェクトは、LIFULLが別荘物件の選定・購入・リノベーションを行い、プライベートサウナを付帯させることで付加価値をつけて宿泊施設に再生します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-b38845e399fd7d61fae0-0.png ]

1.プロジェクトの取り組み背景
日本各地には現在別荘が約38万戸※あり、その多くは所有者の高齢化や建物の老朽化により空き家となっているケースが多く、放置された別荘は不動産価値の低下、景観の悪化など、地域課題の一因となっています。※国土交通省 平成30年空家実態調査より

一方でコロナ禍以降、自然の中で過ごしたい、プライベートな空間で気兼ねなく過ごしたいというニーズが高まっていますが、多くの人にとって「別荘」は手の届きにくい高級商材というイメージが強く、所有や利用の機会は限定的です。

また、中古の別荘は新築に比べて手に届きやすい価格ではあるものの、多くは築30年を超えており、現代のニーズに合っていない間取りや設備仕様であったり、老朽化してリノベーションを施す必要があったり「煩わしさ」が伴うものでした。

2.サウナユニットの特徴
プロジェクト第一弾となる今回は、既存建物に増設されたウッドデッキの上に、組み立て式のサウナユニットを設置することで、サウナを通じてリビングと外部の空間をつなげ、より自然を感じられる体験を創出します。

サウナユニットの特徴は大きく3つあります。今回のプロトタイプを皮切りに商品化を目指し、どこでも、自由自在に「世界に一つだけのサウナ」を実現します。

※プロセスムービー[映像制作:toha]:https://youtu.be/0YfXCgMuEd4

2-1.カスタマイズ


[画像2: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-f99b11d0f03f25db3e02-13.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-396e637fcf1835af8c2b-11.jpg ]


VUILDが全国各地に導入している木材の3D加工機「ShopBot」を用いることで複雑な曲線の形も設計データ通りに切り出すことができるため、フリーハンドで書いた曲線がそのままサウナの断面形状に現れます。

2-2.断熱性
断熱材をあらかじめユニットに仕込むことで高い断熱性を実現しています。また、部材をあらかじめユニット化、組み立て式にすることで現場での手間をなるべく少なくし、運搬・施工が容易な仕様となっています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-235369e07b8b72635c42-6.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-8c9a454254c3e15a8601-7.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-d62c875afb4562e240b2-8.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-86d2f14772841843102b-9.jpg ]


2-3.地産地消

[画像8: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-281a4abb94a1ec46f5f3-12.png ]


サウナユニットの木材は栃木県産の杉材を使用。地域の木材を地域で加工することで、建設時のCO2排出量を極限まで抑えます。VUILDは、2017年に創業して以来、森林資源が豊富な日本各地に、木材の3D加工機「ShopBot」
の導入を行ってきました。今では、100を超える場所にShopBotが導入され、データさえあればどこの地域でも木材をデジタル加工できる環境が整っています。このような自律分散型の生産ネットワークを活用し、地域の木材を地域で活用することを推進していきます。今回のプロジェクトにおいても内装と外装の杉の板材は地場産材を使用しています。
[画像9: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-ca56ef8d0de53a3f9405-1.jpg ]


2-4.内部空間
今回制作したプロトタイプでは、建物の有機的な曲線に合わせて左右のベンチの高さを変え、異なる温度の体験ができるようなサウナとしました。ベンチの裏側にはライン照明が仕込んでおり、内部空間をほのかに照らします。
[画像10: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-f237aa1229ed9430d867-2.jpg ]

[画像11: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-55588584254efd0b2f84-3.jpg ]


2-5.外部空間
外部のファサードには、造作で制作した棚やタオル掛け、丸窓、外灯を取り付け、購入の際には位置や大きさなどカスタマイズ可能な仕様となる予定です。
[画像12: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-6be19fe1465163b6e396-4.jpg ]

[画像13: https://prtimes.jp/i/31751/30/resize/d31751-30-ff4f3970d6dbe2ac6cce-5.jpg ]


■サウナユニットへのお問い合わせ先
VUILD株式会社
メール:info@vuild.co.jp

□会社紹介
【株式会社LIFULL】 貸し別荘バリューアッププロジェクト実証実験 実施運営社
代表者:井上高志(代表取締役社長)
設立:1997年3月12日
本社:東京都千代田区麹町1-4-4
概要:LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。
現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しており、主要サービスである不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。
URL: https://lifull.com/

【VUILD株式会社】サウナユニットの企画・設計・施工
代表者:秋吉浩気(代表取締役社長)
設立:2017年11月21日
本社:神奈川県川崎市川崎区日進町3-4 unico1F-A
概要:VUILD株式会社(以下VUILD)は、(1)3D木材加工機「ShopBot」の輸入代理販売・サポートを行う「ShopBot支援事業」、(2)オーダーメイド家具をオンデマンドで地域生産するためのWEBアプリケーション「EMARF」を運営する「EMARF事業」、(3)建築設計を行う「VUILD ARCHITECTS事業」、(4)デジタル家づくりアプリケーションサービス「NESTING事業」の4つの事業を通して、専門性がなくても「ものづくり」に取り組むことができ、誰もが大工や建築家になれる環境づくりに努めています。
HP: https://vuild.co.jp/
EMARF:https://emarf.co/
EMARF for Business:https://biz.emarf.co/



プレスリリース提供:PR TIMES

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