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2社のKeychainパートナーが「Trusted Webの実現に向けたユースケース実証事業」に採択

(PR TIMES) 2022年09月21日(水)21時40分配信 PR TIMES

2022年9月12日、デジタル庁主幹の「Trusted Webの実現に向けたユースケース実証事業」の公募結果が公表され、採択案件には2社のKeychainパートナーが採択されていることをお知らせします。

本公募では13件が選択され、うち2件がKeychainパートナー企業様案件です。
・ヤンマーホールディングス株式会社
・シミック株式会社
◆選択された2案件


・ヤンマーホールディングス株式会社
農業機器事業者の最大手であり、建設機器、エネルギーシステム、モーター、船舶・産業用エンジンなどを提供されています。

今回の採択案件は「機械製品サプライチェーンにおけるトレーサビリティ管理」です。

製品ライフサイクル全般にわたり多数のステークホルダーが存在する機械製品サプライチェーンに対し、Trusted Webの仕組みや考え方を援用する企画検討をおこない、基本的なコンセプトの検証をおこないます。プロトタイプの開発は実際の現場利用も想定して、IoTデバイスやスマートフォーン上で動作できるもの検討されます。ブロックチェーン開発基盤であるKeychain Coreを活用してTsusted Webの構成要件の実現を実装計画されています。


[画像1: https://prtimes.jp/i/21131/30/resize/d21131-30-9074a6d666b7728ed917-1.png ]

図:「機械製品サプライチェーンにおけるトレーサビリティ管理」事業イメージ

Trusted Webでの開示内容:
https://www.nttdata-strategy.com/assets/pdf/info/trusted_webR3_koubo/saitaku_doc06.pdf


・シミック株式会社(CMIC)
1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供されています。

今回の採択案件は「臨床試験及び医療現場における信頼性及び応用可能性の高い情報流通システム」です。
採択団体名:ヘルスケア情報流通システム開発コンソーシアム:代表団体 シミック株式会社

本事業は臨床試験及び医療現場における機密性の高い医療情報を関係者で共有するうえで、旧来の紙運用及び部分最適化されたシステム依存せず、リーゾナブルでかつ情報の信頼性を担保するシステムを設計することで、関係者間で必要な時に必要な医療情報を共有できる環境の構築を目指します。

Keychain の提供するKeychain Core SDKを活用し、自己主権型アイデンティティ(SSI)、データの真正性、データセキュリティ、合意形成等、応用可能性の高いコンセプトの企画・開発に重点をおきます。


[画像2: https://prtimes.jp/i/21131/30/resize/d21131-30-d9ceab67c8ac9d9b35d6-6.png ]



図:「臨床試験及び医療現場における信頼性及び応用可能性の高い情報流通システム」事業での
ペアリングとデータ流通イメージ

Trusted Webでの開示内容:
https://www.nttdata-strategy.com/assets/pdf/info/trusted_webR3_koubo/saitaku_doc10.pdf


・Keychain CEO ホープ・ジョナサンのコメント
「Keychainのテクノロジーをご導入いただくパートナー様が今回採択されたことはとても喜ばしいことです。
当社は起業した2016年から、デジタルトランスフォーメーションの実現にはデータ検証やデジタルアイデンティティなどの技術が必要であることを課題認識しており、その技術解決ソリューションを持ったユニークな会社です。
Keychainはヤンマーホールディングス様やシミック様のような未来志向のイノベーティブな事業開発を支援し、デジタルトランスフォーメーションと各業界でのリーダーシップ推進に貢献できればうれしいです。」


◆Trusted Web推進協議会の概要

政府は2020年10月、内閣官房デジタル市場競争本部に「Trusted Web推進協議会」(座長=村井純 元慶應義塾大学教授)を設置し、インターネット上で新たな信頼の枠組みの構築を目指す「Trusted Web」の実現に向けた検討を進めています。

Trusted Webは、デジタル社会における様々な社会活動に対応するTrustの仕組みをつくり、多様な主体による新しい価値の創出を実現することを目的としています。Trustの仕組みとしては、特定サービスに過度に依存せず、ユーザ(個人は法人)自身が自らに関連するデータをコントロールすることを可能とし、データのやり取りにおける合意形成の仕組みを取り入れ、その合意の履行のトレースを可能としつつ、検証(verify)できる領域を拡大することにより、Trustの向上を目指すものです。


・Keychain CEO ホープ・ジョナサンのコメント
「デジタルトラストの管理コンセプトとその技術は、多様な業界に数兆円単位の新事業の機会を与えるでしょう
応用できる業界は例えばヘルスケア、製造業、自動車、エネルギー、貿易、ゲーム、金融など。
Trusted Webは、日本が今後のデジタル世界においてリーダーシップを獲得するための重要な、そして正しい方向性です。」


◆Keychain Coreについて
Keychain Coreは、Singapore Fintech Awardなど、多数の表彰を受けているアプリケーション開発フレームワークです。ブロックチェーン技術や分散台帳技術を一般的な開発チームでも実装できるような環境を提供し、自己主権的デジタルアイデンティティ、データセキュリティ、さまざまな端末や通信環境における合意コンセンサス・取引を実装できるようにします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/21131/30/resize/d21131-30-7c68d5e57cccf298b147-0.jpg ]



◆Keychainについて 

世界が必要としている「デジタル・トランスフォーメーション、Web3、デジタル・アイデンティティなど」は、主要技術がないため妨げられています。主要機能には、自己主権型アイデンティティ、データ中心型セキュリティ、鍵管理、合意形成、などが含まれます。
Keychainは、これら機能を開発チームに提供し、運用能力の強化、および世界中のデータ、あらゆるデバイス、をつかった新しいビジネスパターンを創造することを可能にします。

詳細はウェブサイトをご覧ください。https://www.keychain.io/ja/home
ニュース:https://www.keychain.io/ja/news/two-keychain-partners-selected-trusted-web



プレスリリース提供:PR TIMES

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