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LED×先端技術による新たなエンターテインメント体験の研究開発拠点「Hibino Immersive Entertainment Lab」開設。日本初、パッシブ三次元LED技術の運用開始

(PR TIMES) 2023年11月01日(水)21時45分配信 PR TIMES

報道関係者様向けプレス内覧会を開催

ヒビノ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比野 晃久)は、大型LEDディスプレイと先端技術の融合による新たな没入型体験を生み出し、エンターテインメント領域へ発信する研究開発の場として「Hibino Immersive Entertainment Lab(ヒビノイマーシブエンターテインメントラボ)」を2023年11月15日よりヒビノ日の出ビル3階(所在地:東京都港区海岸2-7-70)に開設します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83048/29/83048-29-fa6f0052475c701bf640e83ba96f00e4-1920x700.jpg ]


「Hibino Immersive Entertainment Lab」は、大型映像技術、バーチャル技術、三次元LED技術を活用した新たな演出手法と没入型体験の実験機能、デモンストレーション機能を備えるヒビノの新しい研究開発拠点です。

当社は、本年8月にLiminal Space社(本社:アメリカ)と資本業務提携契約及び三次元LED技術の運用に関する技術ライセンス契約を締結しました。レンタル運用開始は、2024年春を予定しております。これに先立ち、「Hibino Immersive Entertainment Lab」にLiminal Space社の三次元LED技術を搭載した幅21.6メートル、高さ3.6メートルのLEDディスプレイ・システムを常設し、新たな演出手法と没入型体験の研究開発及びデモンストレーションの提供を開始します。

オープン当日より2日間、11月15日(水)、16日(木)に報道関係者様向けプレス内覧会を開催いたします。

●背景
当社ヒビノビジュアル Div.は、大規模コンサートを中心にMICE、スポーツイベント、博覧会、バーチャルプロダクションまで幅広い市場に大型映像システムのレンタルとオペレーションを行う大型映像サービスを提供しています。エンターテインメント業界は、先端技術と融合することで進化してきました。コロナ禍にあってもオンライン技術やバーチャル技術に活路を見出し、躍進を遂げると同時に「リアル」の価値とその唯一性が再定義されました。ポストコロナ時代を迎え、臨場型エンターテインメントは急速に回復し、新しい技術との融合による「新体験」の需要が加速しています。当社は、コロナ禍で急速な展開を見せたバーチャル技術や今回の三次元LED技術、この先に登場する次世代技術を「ライブ」と融合し、臨場型エンターテインメントビジネスに新しい価値を生み出しつづけるため「Hibino Immersive Entertainment Lab」を開設いたしました。

●Liminal Space社 三次元LED技術「Ghost Tile」について
Liminal Space社は、自社開発のパッシブ(※1)三次元LED技術「Ghost Tile(ゴースト・タイル)」を用いて没入型体験をデザイン・構築する米国の映像技術企業です。Ghost Tileという立体表示技術は、独自の偏光フィルターをLEDディスプレイに施工し、専用3Dグラスを通して見ることで、傑出した3D効果を体感することができます。アメリカ発の次世代型ホログラフィー技術(※2)であり、戦略的パートナーシップを通じて欧米を中心に世界へ展開されています。今回のヒビノによるレンタル運用開始は、国内はもとよりアジア初です。ヒビノが有する大型映像技術、バーチャル技術にLiminal Space社の三次元LED技術を融合することで、コンサート・イベントに加えロケーションベースエンターテインメント(※3)の領域に新しい没入型体験を提供いたします。

【特徴】
「現実×LEDディスプレイ(3D技術・仮想技術)×照明などの効果機器」を掛け合わせた没入的演出
Ghost Tile搭載LEDディスプレイは、画面の前に演者や美術セットを配置し、「現実」と「仮想世界(3DCG)」や「拡張現実(AR/MR)」を融合する没入的な演出が可能です。また、照明やレーザー、ヘイズ、スモーク、ストロボなどの効果機器との相性もよく、組み合わせて使用できます。現実の人やモノ、LEDディスプレイによる映像、各種効果機器が相互に作用する新しい融合演出を実現できます。

3Dと2Dの映像表示に対応。シーンに合わせて簡単かつシームレスに切り替えることができます。

Liminal Space社の3Dグラスは、現実のモノと3D映像、照明などの効果を演出側の意図を崩すことなく同時に楽しむことができます。

プロジェクションマッピングにありがちなキャストシャドウ(※4)の心配がなく、コントラスト性能と色彩表現に優れたLEDディスプレイならではの映像表現力で、現実と3D映像の境目がわからないほどのシームレスな融合を実現し、リアリティの高い没入空間を作り出します。



独自技術による傑出した奥行き感、立体感
Liminal Space社が特許を取得する光学技術により、これまでのプロジェクターによる3D映画館や3D/ARアトラクションの体験に比べてステレオ・コントラスト比(※5)が大幅に向上し、より深い奥行感を得ることができます。

140°の広い視野角に高い画質と3D効果を提供でき、少人数から数千人の観客まで幅広い開催規模に導入が可能です。

フリッカーやジャダーが極めて発生しにくく、3D酔いを誘発しません(※6)。



演出を最大化させるヒビノの「大型映像サービス」と「3Dコンテンツ制作」
日本のコンサート・イベントを大型映像でけん引するヒビノが、規模や演出イメージなど開催内容に最適な大型映像システムを企画しレンタルとオペレーションを提供します。

バーチャルプロダクションの事業基盤を活かし、Unreal Engine(※7)を使用した3Dコンテンツ制作の提供及びお客様による制作のサポートに対応します。



(※1)パッシブ方式: 偏光フィルターを用いた立体映像表示方式。
(※2)ホログラフィー技術: なにもない空間に立体的な映像を出現させ、実体としてそこにあるかのように見せる光学技術。
(※3)ロケーションベースエンターテインメント: テーマパーク、商業施設、イベントホールなどユーザーの自宅を除く特定の場所で、仮設または期間限定の常設で提供される移動型のエンターテインメント興行。
(※4)キャストシャドウ: プロジェクターの上映映像に演者などによる影が入り込むもの。
(※5)ステレオ・コントラスト比: 3D表示の奥行き感の効果を表す指標。
(※6)3D酔いの一因とされる画面のちらつきや残像感を解消することによる効果。また、映像の視点を激しく変化させたりすることで生じる乗り物酔いに類似した症状(映像酔い)は、3Dに限らずすべての映像表示装置で起こる可能性がありますが、Liminal Space社のコンテンツ管理によって映像酔いに対する十分な配慮を施しながら、最大限の3D効果の獲得を実現します。
(※7)Unreal Engine: Epic Games社が開発した、フォトリアルなビジュアルと没入的体験を作り出すリアルタイム3D制作プラットフォーム。ゲーム開発をはじめ建築や映像などさまざまな業界で使われている。

【欧米での活用事例】
人気EDMアーティスト新アルバム発表イベント

ハリウッドコンテンツを基にした世界ツアー型アトラクション

ニューヨークでのハリウッド映画公開を記念した没入型インタラクティブ体験

ロサンゼルスで行われた没入型デジタルアート展

複数の世界アート体験ツアー
など。



●今後の展開
当社は、「Hibino Immersive Entertainment Lab」の開設及び三次元LED技術「Ghost Tile」搭載LEDディスプレイ・システムのレンタル運用開始により、コンサートや企業のプレゼンテーション、展示会、スポーツイベントはもちろんロケーションベースエンターテインメントにおける新たな需要の創出に積極的に参画し、これまでにない没入体験を生み出すことで一人でも多くの人の感動をクリエイトしたいと考えております。Liminal Space社が欧米を中心に展開する「ロケーションベースエンターテインメント」に特化したビジネスモデルを、国内を中心に推進・普及し、両社によるグローバル展開を加速するとともに、今回の資本参加を含む業務提携によってLED技術に強みを持つヒビノがLiminal Space社の製品開発などへ参画することにより、世界のエンターテインメント市場へ新たな価値創造を目指してまいります。

以上

【本リリースに関するお問い合わせ】
お客様からのお問い合わせ
ヒビノ株式会社 ヒビノビジュアル Div. LS Project事務局
TEL:03-5419-1611

報道関係者様からのお問い合わせ
ヒビノ株式会社 ヒビノGMC 経営企画グループ 広報課
TEL:03-3740-4391(代表)
E-mail:ir@hibino.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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