プレスリリース
MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:板谷 隆平、以下「当社」)は、契約業務の一連のプロセスを変革するサービス「MNTSQ (読み方:モンテスキュー)」をオムロン株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役 取締役社長:山田 義仁 以下 オムロン)へ提供開始しましたので、お知らせいたします。
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■ 提供の背景
オムロンは、1933年に創業。「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会を作りましょう」を社憲として掲げ、事業を通じて社会的課題を解決し、すべての人々が豊かで快適に、安心・安全に暮らせる社会の実現を追求してきた、オートメーションのリーディングカンパニーです。
オムロンは、現在、長期ビジョン「Shaping the Future 2030」の実現に向け、中期経営計画「SF 1stStage」において「企業運営・組織能力のトランスフォーメーション」に取り組んでいます。法務部門においても、長期ビジョン実現に貢献しオムロンの成長を確かなものにするため、未来を見据えてリーガルリスクマネジメントのあり方を検討し変革する必要があります。
事業の変化や成長を後押しする法務部門として、ビジネスを中心にして想定リスク・対応策・契約とを紐づけてナレッジマネジメントを実現できること、事業部門に対して付加価値情報としての法務情報を提供できること、これらを高いクオリティを維持しつつスピーディに行えることが必要であると考えたオムロンは、そのための第一歩として、法務担当者が個々に有しているリーガルナレッジを横断的に統合・共有・活用できる仕組みの構築を検討し、それを可能にするものとしてMNTSQ CLMのうち「MNTSQデータベース」を採用することになりました。
MNTSQ CLMは、法務・契約業務のデジタル化とナレッジマネジメントが可能なシステムです。本社法務部と各事業法務部に保管されたデータの一元的管理を可能にするだけでなく、メール・クラウドストレージ・電子契約サービス等と連携することで、契約書データのほかにも、交渉の経緯、社内での法務相談なども含めた様々なリーガルナレッジを自動集約する機能を有しています。
さらに、PKSHA Technologyの自然言語処理技術と、長島・大野・常松法律事務所のプラクティスを基にMNTSQが独自に開発した検索機能は、法務業務に特化したアルゴリズムによりナレッジの検索において絶大な威力を発揮し、蓄積されたリーガルナレッジの活用のために不可欠なものとなります。
オムロンからはこれらの特長を高く評価いただき、長期ビジョン実現に向けたリーガルリスクマネジメントの変革を進めるパートナーとして、MNTSQの導入が決定いたしました。
■ 導入企業によるコメント
オムロン株式会社 グローバルリスクマネジメント・法務本部
コーポレート法務部 部長 小林 秀実 様
オムロンの法務部門は、「高い倫理観と法務リスクマネジメントの専門性を基盤にした創造的で現実的な解決策の創出と強固な仕組みの構築により、社会課題の解決に挑戦するオムロンの成長を確かなものにする。」をミッションとしています。オムロンは長期ビジョンの実現に向けて大きく変わろうとしており、法務部門の扱う業務範囲は拡大し高度化しています。我々自身も変革しなければいずれ経営や事業の期待に応えることが難しくなるという危機感を持っています。
当社創業者は「機械にできることは機械に任せ、人間はより創造的な仕事を楽しむべきである」という言葉を残しました。組織知の集約・共有・活用をMNTSQデータベースに任せ、法務担当者は自身の能力を最大限発揮して創造的な仕事を楽しみ、ステークホルダーの期待を超える成果を出す、そんな未来の法務部門を実現するためのパートナーとして、既存のサービスだけでなく、MNTSQ様の今後の進化にも期待しています。
MNTSQ株式会社 代表取締役 板谷 隆平
「オムロンの成長を確かなものにする」という志を持つ、オムロンの法務部さまにご採用いただいたことを心より嬉しく思います。メール、ファイルシステム、電子契約などさまざまな媒体にデータが散在してしまうことは日本の法務部でよく見られる現象ですが、法務部の高度化のためにこれらのデータの集約を第一歩と見定められたオムロンさまのお考えに共感するとともに、それらのデータの分析と活用に至るまで、当社で最大限の貢献ができればと考えております。
■ 「MNTSQ CLM」の概要
「MNTSQ CLM」は大企業向けに法務領域の一連の業務プロセスを変革するサービスです。社内にある法務関連データを「MNTSQ CLM」に自動連携することができ、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートすることで、Legal Risk Managementと法務業務の高速化を同時に実現します。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、機械学習テクノロジーとの掛け合わせをコアとしており、契約の相手方、契約締結日、有効期限や取引金額など、契約管理や電子帳簿保存法の対応に必要な情報を、契約書に特化したOCRで検索可能にし、機械学習を活用して抽出することができます。さらに、契約の内容を条項レベルで分析することで、契約業務に有用なナレッジを自動的に蓄積していくことが可能です。また、長島・大野・常松法律事務所が監修する契約業務のベスト・プラクティス(契約雛型、条項やその解説)も「MNTSQ CLM」上で閲覧できるため、若手の育成を含めて部内全体の業務品質の向上にも貢献いたします。
■ MNTSQ株式会社について
「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立しました。機械学習のうち特に自然言語処理分野に強いPKSHA Technologyの高い技術力と、8億円の出資をいただいた四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所からのリーガルリソースを強みに、契約業務の一連のプロセスを変革するContract Lifecycle Managementサービス「MNTSQ」を提供中です。
会社名:MNTSQ株式会社(モンテスキュー)
設立日:2018年11月14日
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 PREX人形町 5F
代表者:板谷 隆平
URL:https://mntsq.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES