プレスリリース
石川県の天狗舞(車多酒造)が、クラシック部門審査員賞と「アリアンス ガストロノミー賞」ダブル受賞!
Kura Master運営委員会(本部:フランス・パリ、 代表:宮川圭一郎)は、 去る5月27日(月)フランス・パリで開催された「Kura Master日本酒コンクール2024」の結果を発表しました。日本酒コンクールは、 全6部門1223点の中から、上位33%に授与される金賞、プラチナ賞、および、プラチナ賞の中から最終審査に進んだ24銘柄に引き続き、6部門のトップとなる「審査員賞」を選出しました。
審査部門は、サケスパークリング部門、純米大吟醸酒部門、大吟醸部門、純米酒部門、クラシック部門、古酒部門の全6部門で、クラシック部門の中から特別賞にあたる「アリアンス ガストロノミー賞」を選出しました。
(以下に受賞酒銘柄を記載。詳細は公式HP: https://kuramaster.com/ja/ にて発表)
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【フランスの飲食業界の牽引役となる特別賞について】
第3回目となる、食とのペアリングを評価する特別賞「アリアンス ガストロノミー賞」は、クラシック部門の日本酒と*シャルキュトリとの相性を評価しました。今回は、フランス文化の継承者として最も優れた技術を持つ職人に授与される称号「国家最優秀職人章(Meilleur Ouvrier de France)」(以下M.O.F.)を2015年、精肉部門で受賞したロマン・ルブフ(Romain Leboeuf)氏が特別審査員を務めました。
さらに、このアリアンス ガストロノミー賞のペアリングは、午後のマスタークラスで提供されました。同セミナーは、Kura Masterの審査に集まった100人以上のトップソムリエやバーマン達に新しい日本酒の可能性を提案する体験的イベントとして、好評を得ており、コンクール後の看板プログラムとして定着しています。日本酒の中でも特に伝統的な味わいをもつ、クラシックで醸された日本酒とフランス人の日常食といっても過言ではない、シャルキュトリ、この日仏の典型的なアルコールと食材は一見、対極に見えるものです。まさに、ここにスポットをあてたペアリングの試みでした。また、フランスで年々、加工肉の消費が減少する中、新しい味わい方として、日本酒との相性を通して、この伝統的なフランスの食材の魅力を再発見するという目的にも注目が集まりました。
*シャルキュトリcharcuterie:食肉加工品全般の総称。chair(肉)+ cuite(火を入れる)が語源。 ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなどの一般的総称で、多くは豚肉を原料として鴨やジビエなども使うこともある。
【総勢123名の審査員が第一次審査にのぞむ】
8年目を迎えたKura Masterは毎年規模を拡大し、ソムリエ、バーマン含めて総勢123名が第一次審査にのぞみました。審査員のうち6名がM.O.F.の称号を取得しており、審査委員長のグザビエ・チュイザ(Xavier THUIZAT)氏自身も、2022年最優秀ソムリエを受賞し、2023年にはM.O.F.称号を獲得。
(各審査員のプロフィール詳細: https://kuramaster.com/ja/concours/comite-2024/jury/ )
審査委員長グザビエ・チュイザ氏は「2024年も私たちにとって記録的な年となりました。期待以上の多くの審査員が参加し、エントリーの数も過去最高となりました。審査員の情熱や集中力、そしてプロフェッショナリズムを強く感じ、再び感銘を受けました。この第8回Kura Masterが皆の記憶に残るものとなり、この審査会の歴史に名を刻むことを願っています。」とコメントしています。
なお、10月2日(水)に在フランス日本国大使公邸で行われる授賞式では、プラチナ賞に選出された日本酒の中から、審査委員長のグザビエ・チュイザ氏が選出した「プレジデント賞」1銘柄を発表します。
【審査員賞受賞酒】(日本酒各6部門のトップ)
<1.サケスパークリング部門>
群馬県 : 永井酒造株式会社 「MIZUBASHO PURE」
<2.純米大吟醸酒部門>
長野県 : 大信洲酒造株式会社 「大信洲 手いっぱい」
<3.大吟醸部門>
兵庫県:小西酒造株式会社 「超特撰白雪伊丹諸白大吟醸」
<4.純米酒部門>
富山県:富美菊酒造株式会社 「羽根屋 純米吟醸 富の香」
<5. クラシック部門>
石川県:株式会社 車多酒造 「天狗舞 山廃仕込純米酒」
<6. 古酒部門>
兵庫県:小西酒造株式会社 「超特撰白雪江戸元禄の酒(復刻酒)長期熟成古酒」
【アリアンス ガストロノミー賞(特別賞)】
石川県:株式会社 車多酒造 「天狗舞 山廃仕込純米酒」
【プレジデント賞発表および授賞式 概要】
開催日:2024年10月2日(水)
場 所:在フランス日本国大使公邸
内 容: -審査員賞、アリアンス ガストロノミー賞受賞蔵元へ表彰状、トロフィ授与
-プレジデント賞の発表、記念品授与
主 催:Kura Master協会(Association de Kura Master)
【Kura Master(クラマスター)とは】
2017年から開催されているフランスの地で行うフランス人のための日本酒コンクールです。審査員はフランス人を中心としたヨーロッパの方々で、フランス国家が最高職人の資格を証明するM.O.F.の保有者をはじめ、フランスの一流ホテルのトップソムリエやバーマン、カーヴィストまたレストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナルで構成しています。2021年度から本格焼酎・泡盛コンクールを新設し、審査対象を拡大いたしました。(Kura Master公式HP: https://kuramaster.com/ja/ )
【主催者情報】
主催: Kura Master協会 (Association de Kura Master)
9 Rue des Capucines, 75001 Paris
後援:在フランス日本国大使館、パリ・ソムリエ協会、一般財団法人自治体国際化協会パリ事務所 (クレア・パリ)、JETRO パリ事務所、日本政府観光局(JNTO)パリ事務所
ダイヤモンドスポンサー:一般社団法人awa酒協会、岐阜県酒造組合連合会、Maisons Richard、長期熟成酒研究会、佐賀県
クリスタルスポンサー:兵庫県、鹿児島県酒造組合、高知県、岡山県、PASONA農援隊
協力:Le Pain de Tharshan、ECCE GUSTO、GLASSBACCA、GUBI GUBI、Hakata Sugaya、ISMAC、日本航空、L'ARBRE A CAFE、Campus de la Gastronomie Durable Belliard、Lycee Htelier Franois Rabelais Dugny、Lycee des Metiers de l’Htellerie, de la Gestion et du Commerce - Santos Dumont、レストラン奥田、Philippe Jamesse、Fromagerie Quatrehomme、Artisan Boucher Romain Leboeuf、柴沼醤油醸造株式会社、KAWAI France、SommelierS INTERNATIONAL、Sydonios、Thonon、VALS
賛助会員:EURO JAPAN CROSSING、Atelier du Sake、GALERIE K PARIS、ISSE ET CIE、H.I.S.、JFC France、KIOKO、la Maison du Sake、TAKUMI SPIRIT、UMAMI、We Want Sake.com
プレスリリース提供:PR TIMES