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株式会社ニューロープ

デニムパンツの愛用者はどんなスタイリングを好むのか? Fashion AIを駆使して「デニム好き」を徹底分析 - 大阪文化服装学院 × 株式会社ニューロープのコラボ企画

(PR TIMES) 2021年11月19日(金)12時45分配信 PR TIMES

大阪文化服装学院の現役学生が、学生の視点からファッショントレンドを分析

大阪文化服装学院の現役学生が、Instagramを画像解析にかけたデータを分析。
「デニムを着用する人とその他のボトムを着用する人の比較」をレポートとして公開します。
ファッションに特化したAIを展開している株式会社ニューロープは、大阪文化服装学院ブランドマネージメント学科のカリキュラム『AIビジネス活用』において、トレンドデータを実際に活用するスキルを身に着けていく授業をサポートしています。
この中で、大阪文化服装学院の学生が実際に企画・データ分析した中から、特に優秀なものをレポートとして公開します。
第一弾は「デニムを着用する人とその他のボトムを着用する人の比較」。
学生ならではの視点がユニークながら、ファッション業界に示唆を投げかける内容となっています。
(以下、学生のレポートの原文をベースとしたコンテンツとなります。)

[画像1: https://prtimes.jp/i/24452/29/resize/d24452-29-6f401d091924921cda25-5.png ]


デニムを着用する人とその他のボトムを着用する人の比較
現代、多様化が進み周りとの差別化、個々の個性がより問われる時代になってきました。
ファッションの中でもどんなアイテムを使い、周りとの区別をつけるか。
ファッションの中でも最もベーシックなアイテム。″デニム″を使ったコーディネートで人々はどう周りとの差別化を図っているのか、またデニムを履く人以外との比較をまとめていきます。

● データ分析者


大阪文化服装学院ブランドマネージメント学科 2年生
有馬司 / 上泉愛 / 北野暉 / 谷田脩弥 / 山村晴香



● データソース


Instagramから収集したファッション関連の投稿を画像解析にかけたデータ
期間: 2019年11月 - 2021年11月
セグメント: 女性 / 20-29歳


■ 特徴による比較
デニムとその他のボトムスで絞り込み、頻出していたタグ(特徴)を降順ソートで表示し、デザイン、カラー、柄/ディテールに仕分けしてその違いを比較しました。

[デザイン]

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/24452/table/29_1_db3a16af6358997e6017a127da95f5cc.jpg ]



その他のボトムスはシルエットやセンタープレスなど全体的なデザインが多かったのに対して、デニムはダメージやカットオフ、ロールアップなどデニムならではのデザインが多かったように感じます。

[カラー]

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/24452/table/29_2_43911f0275c52c839ae50ca485a27af9.jpg ]



カラーはデニムはやはり地味な色、ベーシックな色が多い印象でした。また、明るいカラーのデニムよりも濃い色のデニムが多い事が分かります。その他ボトムは表外下位にピンク、グリーン、カーキ、レッド、イエロー、パープルなどカラフルなものが多かったです。

[柄、ディテール]

[表3: https://prtimes.jp/data/corp/24452/table/29_3_90bb56ea4b8fc5e44cbc0e0b47d9a956.jpg ]


柄、ディテールに関するラベルネームで頻出したワードはあまり違いがありませんでしたがカジュアルなデニムにもレースや花柄などのガーリー要素が強いものが多かったです。

■ ローデータでの比較
Instagramのローデータを元にデニムとその他のパンツのコーディネートを100体分調査し、着合わせられているトップスと靴の種類それぞれの違いを比較しました。

[デニムパンツとの着合わせ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/24452/29/resize/d24452-29-a14f3b834f2ec3a3a3b0-0.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/24452/29/resize/d24452-29-a9557db17fcd73d6db29-1.png ]



トップスではニットが半数以上を占め、それ以降下位はカットソーやスウェットなどカジュアルなアイテムが目立ちました。靴ではバレエシューズがショートブーツに続き多かったのが特徴的です。ガーリーなイメージのあるバレエシューズを合わせる事で女性らしい着こなしにする傾向がありました。

[その他ボトムスとの着合わせ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/24452/29/resize/d24452-29-def63950946620be02fc-2.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/24452/29/resize/d24452-29-dd8168a276f06b742bd1-3.png ]


トップスではデニム同様ニットが半数近くを占めていましたがデニムに比べシャツブラウスの比率が多く、綺麗めに着こなしているものが多かったです。また、カットソー、スウェットなどカジュアルなアイテムも多く見られました。靴ではデニムよりもスニーカーの割合が多いと言う意外な結果になりました。ヒールやパンプスなど綺麗めな着こなしも同様に多く見られました。

この結果から20代の女性に関してデニムのカジュアルさを女性らしいアイテムで着こなす傾向が多く見られました。反対に綺麗めなパンツをスニーカーなどで合わす着こなしも多かったです。

■ まとめ
この結果から仮に、デニムを取り扱い若年層を対象とするジェイダ、エモダ、エゴイストなどの企業様に分析を提案するとした場合、デニムとそれ以外のパンツで取り扱うカラーはブラック、ブルーをベースとした物を多く扱い、柄ではチェックやレース、花柄などのガーリーな物。
トップスでは、パンツにあったカラーやテキスタイルを選び、ニット・カットソー・ブラウスを販売すると、より売り上げに繋がります。
また上記スタイリングでの購入者がInstagramに載せる傾向が強い、という調査結果となりました。

● 関連リンク


トレンド分析の『#CBK forecast』: https://encyclopedia.cubki.jp/services/forecast/
ファッションAIの『#CBK scnnr』: https://encyclopedia.cubki.jp/services/scnnr/
大阪文化服装学院: https://www.osaka-bunka.com/


● 会社概要


会社名: 株式会社ニューロープ
所在地: 東京都渋谷区桜丘町14-1 都築学園ハッチェリー渋谷
代表者: 代表取締役 酒井 聡
事業内容: ファッションAI『#CBK scnnr』の開発・販売、メディア事業
URL: https://www.newrope.biz/



プレスリリース提供:PR TIMES

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