プレスリリース
タオル美術館グループが初のタオルリサイクル事業『REBORN COTTON』プロジェクトを始動使用済みタオルを回収、再生したタオルで環境保持に貢献
使用済みタオルから生まれた新しい糸を使用した「生まれ変わるタオル」を展開
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タオル美術館グループ(本社:愛媛県今治市 / 代表取締役社長:越智康行)は、「常に人々の心の豊かさと生活文化の向上に貢献する」を経営理念に掲げ、環境保全への取り組みはもちろんのこと、安全で健康的な社会の実現と人々の幸せに貢献できる企業活動を追求、促進しており、自社工場における水やエネルギーの使用量、廃棄物の焼却量や温室効果やガス排出の削減を積極的に行ってまいりました。
2019 年には製造工程における CO2の排出量 6.4%の削減を実現した「5ツ星クオリティ」製法を開発、2020 年には製造工程で発生する排水中の染料量を大幅に軽減したタオル「MiRAi(ミライ)」を展開。資源を無駄にしないという観点からは、残糸を使用した商品開発や使用済みタオルのアップサイクル提案なども行っています。
そして、このたび当グループは『REBORN COTTON(リボーンコットン)』プロジェクトを始動。カーボンニュートラル実現に向けてサーキュラーエコノミー(循環型経済)を支える事業を推進する豊田通商株式会社(本社:名古屋市中村区/取締役社長:貸谷伊知郎)と協業し、本格的なタオルのリサイクル事業を開始することとなりました。使用済みタオルをリサイクルすることで廃棄処分量を減らし CO2 削減に貢献します。
回収は全国に展開する直営店舗や百貨店インショップなどに回収ボックスを設置する他、全国のショッピングセンターや福祉施設などを移動販売車にて訪問し実施いたします。その後、回収された使用済みタオルは、タオル製造工程で出る廃材などとともに様々な工程を経てバージンコットンとブレンド。『REBORN COTTON』が誕生するという仕組みです。
この再生糸『REBORN COTTON』を使用したタオルは「生まれ変わるタオル」となり、『REBORN COTTON』 ロゴの下げ札が付けられ販売。不要となったタオルが廃棄されずに再生され、再びお客さまの元に戻ってきたという証となります。
尚、『REBORN COTTON』タオルは 2 月 8 日〜10 日、東京ビッグサイトにて開催される第 93 回東京インターナショナルギフト・ショーを初めとする外部展示会に出展するなど、当取り組みの認知拡大を目指してまいります。
当グループは今後も環境に配慮した様々な施策を行うことで 2050 年カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでまいります。
【 『REBORN COTTON』 再生フロー 】
・店頭や移動販売車に使用済み回収ボックスを設置
・回収されたタオルは、豊田通商株式会社の指定工場へ渡り、カット・反毛・紡績などの工程を経て、バージンコットンとブレンド。再生糸『REBORN COTTON』となる
・『REBORN COTTON』はタオルの緯糸(よこいと)として使用し製品化される。この再生糸を使用した「生まれ変わるタオル」には『REBORN COTTON 』ロゴの下げ札が付けられる
・再生された「生まれ変わるタオル」は一般販売され、再度お客さまの元へと帰る
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「生まれ変わるタオル」の再生フロー
【 回収ボックスイメージ 】
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自然にやさしい紙製ボックス。
【 移動販売車イメージ 】
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お買い物が困難な方にも配慮し、移動販売車で福祉施設なども訪問予定
【 『REBORN COTTON』タオル 展開概要 】
製品販売時期:2022 年4月頃を予定
製品展開店舗:全国の百貨店・量販店、当グループ直営店・オンラインストア など
回収ボックス設置時期:2022 年4月より順次展開予定
回収ボックス設置場所:当グループ直営店 など
【 本文に関わる補足説明 】
「5ツ星クオリティ」製法
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毛羽を極力少なくするタオル美術館グループ独自の製法。製品時の吸水量は従来品の約30%アップ。その上、充分なふくらみと柔らかさも兼ね備えた上、製造時の電力・排水等の大幅削減、製造工程において CO2の排出量を約 6.4% 削減(当社比)機能面と環境に配慮した製法が評価され 2019 年度グッドデザイン賞 を受賞
「MiRAi(ミライ)」
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染料の吸着力に優れた特殊なアクリル紡績糸を使用することで、製造工程で発生する排水を余分な染料で汚すのを大幅に軽減したタオル。毛羽が出にくく洗濯後でも、ソフトな風合いとボリューム感が持続する上、綿と同等の吸水力でありながら高い速乾性を併せ持つ。
第 93 回東京インターナショナルギフト・ショー春2022
開催日:2022 年 2 月 8 日(火)〜10日(木)
開催地:東京ビッグサイト(東展示棟)東6ホール T50-28
詳細:https://www.giftshow.co.jp/tigs/93tigs/
【 タオル美術館グループ・一広株式会社 について 】
タオル美術館グループの中核会社である一広株式会社(代表取締役社長 : 越智康行)は、創業時の 1971 年に愛媛県今治の地で自動織機 6 台からスタート。現在、タオル美術館グループはタオルの企画・製造・卸・販売に関わる6 社と服飾雑貨の企画製造卸販売を行う川辺株式会社(JASDAQ コード 8123)の計 7 社から構成されている。
タオル事業に関してはほぼ全ての工程を日本(愛媛県今治市)、中国、ベトナムの自社工場で運営。直営店舗は全国に約90 店舗。また、商品のみならず、2000 年には、タオルの産地の一つである愛媛県今治市に、従来のタオルのイメージを一新させるタオルとアートを融合させた美術館「タオル美術館」を開設。まさに当社の目指す「タオルを通じ、心の豊かさと生活文化向上」を体現し続けています。
本社所在地 〒794-0826 愛媛県今治市八町西 4-1-6
TEL(0898)23-6126 FAX(0898)23-6131
URL http://www.towel-museum.com/
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