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テクダイヤ「乳房再建技術の新ソリューション、3Dプリンティング用ノズルで医療に貢献」

(PR TIMES) 2021年10月22日(金)16時45分配信 PR TIMES

テクダイヤがノズルを提供し、医療業界の新たな再建技術として開発する「Senella」の臨床試験が海外で開始しています。

テクダイヤ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小山真吾)は、BellaSeno GmbH社(本社:ドイツ、以下BellaSeno社)で開発を進める「世界初」の医療用再建技術に、ディスペンサーノズルを提供しています。同技術は認可に向け、オーストラリアで臨床試験を開始しました。
BellaSeno社の医療用再建技術「3Dプリンティング・インプラント(Senella)」
BellaSeno社で開発を進める「3Dプリンティング・インプラント(Senella)」は、同社独自開発のポリマー材を3Dプリンティングした、吸収性素材のインプラントです。切除後の乳房や失われた骨などの部位にインプラント、その後患者自身から採取した脂肪細胞を注入し、組織形成することで再建する新しい医療技術です。3Dプリンティング・インプラントは、術後数年で患者体内に吸収され、有害な物質も体内に残らないため、欧米をはじめ様々な国から注目を集める技術です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25224/28/resize/d25224-28-3d38ca4d705e2399afd4-4.png ]

乳がんと「Senella」による乳房再建
乳がんの手術による乳房の切除は、患者に肉体的な影響を与えるだけでなく、精神的にも大きな悲しみを与えます。胸のふくらみを取り戻す新たなソリューションとして「Senella」による乳房再建技術の研究開発が進められています。同技術を用いたの再建では、オーストラリアで漏斗胸患者に対して人体初となる手術が行われ、現在術後の経過観察中です。

▼BellaSeno社プレスリリース
https://www.bellaseno.com/images/Press_Releases/PR_FIH.pdf

テクダイヤのディスペンサーノズル
テクダイヤは半導体製造業界の他、バイオプリンティングやFDM印刷などの3Dプリンティング業界にも、さまざまなノズルを提供しています。乳房再建を可能にするこの技術には、複雑かつ微細な3Dプリンティングが要求されます。テクダイヤはこの高度な3Dプリンティングを実現するため、独自の精密技術でノズルを製作し、2019年よりBellaSeno社とパートナーシップを締結しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25224/28/resize/d25224-28-124fb8c9099212612a4d-3.png ]


テクダイヤ株式会社について
テクダイヤ株式会社は、「こうしましょう。」をモットーに、次の時代を創り出す提案企業を目指しています。工業用ダイヤモンド販売の商社からスタートし、顧客の要求に応じて徐々に事業を拡大し、高い技術力を持つ製造業者へと進化しました。現在はセラミック応用技術・精密機械加工技術・ダイヤモンド加工技術をコアとしながら先端技術のものづくりを支えています。

TECDIAのプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/25224 



プレスリリース提供:PR TIMES

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