プレスリリース

ー地域外のプロフェッショナル人材が副業・リモート・短期で地域課題解決ー


塩尻市では、『地域課題を自ら解決できる「人」と「場」の基盤づくり』を市の総合計画に掲げ、外部の人材を受け入れ、地域・社会課題解決をビジネス視点で解決につなげ、オープンイノベーションを推進する官民協働事業を展開。2019年からは、「副業」を通じて地域住民以外が地域に継続的に関わり続ける仕組みの構築にチャレンジしています。
その一環として、2021年7月〜2022年2月、市内で地域課題に向き合う課題当事者（テーマオーナー）と地域外のプロフェッショナル人材が協働で持続的な地域課題解決を目指す「MEGURUプロジェクト」を実施しました。この度、4つのテーマで行った「MEGURUプロジェクト」の実施報告を中心に、3年間の副業人材活用事業を振り返る「MEGURUフォーラム」を開催します。
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【「MEGURUフォーラム」実施概要】
開催日時 2022年2月26日(土) 13時〜15時
開催場所 シビック・イノベーション拠点「スナバ」
※ 塩尻未来会議Facebookアカウントでライブ配信を行います
https://www.facebook.com/shiojiri.mirai.kaigi/
開催内容「MEGURUプロジェクト2021」実施報告／3年間の複業人材活用事業振り返り／ゲストを招いたディスカッション／次年度事業の発表／参加者同の交流
参加費 無料
申し込み 次のリンク（Peatix）から申込ください
https://meguru-forum1.peatix.com
※詳細は塩尻市ホームページをご覧ください。
https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/10/18652.html
当日のスケジュール
13:00 オープニング
13:05 塩尻市関係人口事業の歩み（塩尻市事業／NPO法人MEGURU）
13:15 MEGURUプロジェクト2021実施報告（4テーマ）
13:35 #複活2021 実施報告
13:55 3年間の複業人材活用事業振り返り×ゲストディスカッション
14:15 次年度事業の発表（塩尻市事業／NPO法人MEGURU）
14:30 参加者同の交流タイム
主催
NPO法人MEGURU
共催（協力）
一般社団法人ONE X、塩尻市（官民連携推進課）
＊本事業は令和3年度「長野県地域発元気づくり支援金」を活用して実施しています。
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◆「MEGURUプロジェクト」の取り組み
2021年7月より、地域内において”課題感をもつ当事者”であるテーマオーナーを募り、4名のテーマオーナーがオンラインサロン「塩尻CxOLab」メンバーとともにクリティカルシンキング研修を受講。
8月からは、テーマオーナーと「塩尻CxOLab」メンバーが協働で、課題を顕在化する「仕様書」作成に取り組みました。
9月には、仕様書にもとづいて作成した求人募集要項にて、課題解決に伴走してくれる地域外のプロフェッショナル人材の募集を開始し、採用枠をはるかに上回る66名の方から応募をいただきました。
11月より順次、選抜されたプロフェッショナル人材とともに顕在化された課題の解決に取り組んできました。
▼塩尻CxOLab
URL https://shiojiricxolab.onexxxx.com/
▼日本仕事百貨に掲載された求人募集要項
URL https://shigoto100.com/2021/09/meguru.html

◆4つのテーマとプロフェッショナル人材
（１）持続可能なアーティストインレジデンス事業の構築
2020年度にスタートした塩尻アーティストインレジデンスの今後の発展・継続に向けて、アー
ティストやステークホルダーへのインタビューを通じた未来への提言書の作成、他地域(国内
外)でのアーティストインレジデンスの取り組みの調査を行う。
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1．取組内容詳細（仕様書）
https://drive.google.com/file/d/1aSvV8cnRp7ZQHtzXdJ8xgZCHNoyOehsG/view?usp=sharing
2．募集者岩佐 岳仙（塩尻アーティストインレジデンス実行委員会）
3．募集職種アートディレクター（企画運営・インタビュー等）
4．採用となったプロフェッショナル人材
ヒロイクミさん
オランダ在住のグラフィックデザイナー・アーティスト。各種イベントのクリエイティブディレクション、プロジェクトマネジメント経験多数。外からみた塩尻の魅力を可視化や、海外のAIR情報の紹介などにかかわって頂ける。
岸本麻さん
長らくAPとしてTVドラマの制作現場で働く。2020年に岩手県遠野市へ移住し、お土産ブランドや「こども本の森 遠野」の立ち上げに関わる。フリーペーパー発行人。
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（２) 木曽平沢の日々別荘を中心とした滞在型コンテンツ開発
日本有数の漆工町として発展してきたものの産業の衰退や人口減少の進む木曽平沢にて、空き
家活用のモデルとして運営を開始した「日々別荘」。暮らしを体験し滞在できるコンテンツの
充足、PRの強化を通じて、木曽平沢のファンを増やしていく仕組み作りを行う。
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1．取組内容詳細（仕様書）
https://drive.google.com/file/d/1QJswR-TSjYELWgk6YlV38lV4-Hna8JOy/view?usp=sharing
2．募集者近藤 沙紀(日々別荘 家守・しおじり街元気カンパニー)
3．募集職種コンテンツ企画／マーケティング・広告宣伝
4．採用となったプロフェッショナル人材
荒島浩さん
不動産＋コミュニティという軸で、多数の住宅・ホテル・オフィスの企画や運営に携わってきた。現在は、「空き家ゲートウェイ」を運営するYADOKARIに在籍しながら、不動産に関わる様々なコンサルティングを行っている。
高島太さん
演出家、ドキュメンタリスト。長年にわたり広告で培った表現手法やアイデアをクリエーターの目線から社会課題解決にアプローチするため、ソーシャルアクティビストとクリエーターが繋がるコミュニティの運営も行う。
[画像3: https://prtimes.jp/i/72283/27/resize/d72283-27-d80e682982260713aeed-3.jpg ]

（３）塩尻市観光センター売店 リバイバルプロジェクト
塩尻駅東口に位置する塩尻市観光センター売店を、塩尻市のモノ・コトの魅力を発信するアンテナショップ(情報発信基地)として観光産業発展のサポートと情報発信を行える存在とすることを目指し、リブランディング、サービス設計、PRの強化を行う。
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1．取組内容詳細（仕様書）
https://drive.google.com/file/d/1f_fZ5QGuPIPRs0dd1LfmMo_UJP-ov2cQ/view
2．募集者一般社団法人塩尻市観光協会
3．募集職種観光客と地元の方が共存できる観光センター売店の運営アドバイザー
4．採用となったプロフェッショナル人材
サワノエミさん
百貨店、飲食店、国内プロダクト企業などでデザイナー、アートディレクターとして、広告、販促ツール、家電等商品のデザイン、プランニングに携わる。現在はフリーランスとして、商品・ブランド開発、販促までのトータルデザイン及びディレクション、中小企業へのノウハウ提供、アドバイザー・コンサル業務も行なう。
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（４） ごちゃ混ぜ感満載の塩尻の「いま」を可視化！ファンベースな関係人口創出プロジェクト
塩尻に興味をもってくれた人が課題解決を通じて地域に深く関わる関係人口となり、一過性の関わりではなく継続的な関係を維持し、さらにその関係人口を通じて新たな関わりが生まれていく好循環が実現する仕組みをつくる。そのために、情報発信の強化、「関わりしろ」の考案を行う。
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1．取組内容詳細（仕様書）
https://drive.google.com/file/d/1s2JFT_gefdjJJuOIB_iYtZ-V4WPUshDa/view?usp=sharing
2．募集者上田 直子（塩尻市地域おこし協力隊）
3．募集職種Webメディアプロデューサー／ファンベース構築プランナー
4．採用となったプロフェッショナル人材
杉山 直隆さん
ライター／編集者。(株)オフィス解体新書・代表取締役。30〜40代の社外挑戦を後押しするサイト「30sta!」(http://30sta.com/)を運営し、さまざまな地方複業マッチングの仕組みを取材。
國保 まなみさん
コワーキングスペースのコミュニティマネージャーとして、コミュニティづくり・場の運営全般に関わった後、オウンドメディアの編集を経て、現在は人事に携わる。

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■塩尻市は、関係人口以前から都市圏の人材との協働を実現
＜ 2016年「MICHIKARA 地方創生協働リーダーシッププログラム」 ＞
MICHIKARAは、市が実際に抱えている地域課題を、都圏の民間企業の若手人材と協働で解決する官民協働プログラムを全国に先駆けて開始。このプロジェクトを通じて、多様な人材が官民・市内外の垣根を超えて協働・共創するノウハウが蓄積されたとともに、今までに無い画期的な取り組みの実証実験の場として他の自治体にも広く認知されるようになりました。
＜ 2019年 地域外のプロフェッショナル人材と塩尻市のシビックイノベーターが協働で地域の課題解決に取り組む『iXハイクラス副業』を実施 ＞
パーソルキャリア株式会社(東京都千代田区)と提携し、地域外のプロフェッショナル人材と塩尻市のシビックイノベーター(事業課題やアイデアを持ち寄り、自ら未来をつくろうとする人たち)が協働で地域の課題解決に取り組む『iXハイクラス副業』を実施しました。3ヶ月間・副業限定・フルリモートでマーケティングと人事のスペシャリストである特任CMOと特任CHROの2名のポジションを募集したところ、都圏を中心に103名の応募があり、大きな反響を呼びました。
＜2020年 「MEGURUプロジェクト」発足。オンラインサロン「塩尻CxO Lab」を立ち上げ、関係人口のプラットフォームを構築＞
2020年には、課題感を持つ当事者(市民)とプロフェッショナル人材がともに課題を顕在化する「仕様書」を作成し、顕在化された課題を副業人材との共創で解決していくという、これまでのプロジェクトを通じて培ってきた独自のノウハウを用いた取組みを「MEGURUプロジェクト」として構築しました。この取組みは、総務省の「関係人口創出・拡大モデル事業」で全国25の採択団体の一つに選ばれました。さらに、オンラインサロン「塩尻CxOLab」を立ち上げ、塩尻に関わりたい人たちと継続的につながるプラットフォームづくりにも取り組んでいます。

プレスリリース提供：PR TIMES