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日立物流SSCV-Safety 「TDBC認定ソリューション」に認定 予測・見守り・振り返りでドライバーの体調と運行を見える化し事故を未然に防ぐ

(PR TIMES) 2022年08月04日(木)19時15分配信 PR TIMES

TDBC Forum 2022では事故の撲滅と実現のための乗務員教育ワーキンググループが実証実験を公開し成果を発表


運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)は、現在166社の会員が連携し「運輸事業者の課題をともに解決、DXの推進」に取り組んでいます。課題テーマごとに運輸事業会員と様々な技術や製品を持つサポート会員が、ワーキンググループとして活動しています。1社では解決が難しい運輸業界の課題について、複数の企業や業界を横断したグループメンバーで議論、様々な技術や解決策の検討、実証実験などを通して、課題解決を実現するオープンイノベーション活動を実践しています。  https://unyu.co/report/
『TDBC認定ソリューション』とは、事業者にとって有益と考えられる製品・サービスを、運輸デジタルビジネス協議会として認定する制度です。  https://unyu.co/solution/

このたび『TDBC 認定ソリューション』の第3号として、株式会社日立物流の安全運行管理ソリューション「SSCV-Safety」を認定したことをお知らせします。

[画像1: https://prtimes.jp/i/32158/27/resize/d32158-27-56e7cb8ce04e9957ab66-0.jpg ]

SSCV-Safetyは、通常の点呼では把握することが難しい体調の変化によって発生する漫然運転やヒヤリハットを減らすことに注力し、ドライバーの健康と安全を同時に見守ることで事故を未然に防ぎ「事故ゼロ社会」をめざします。 産・官・学連携にて事故と疲労の相関性を検証し、膨大な走行データの研究から生み出された独自のアルゴリズムによって事故リスクを予測します。
運行中は「ドライバーの疲労状態」と「運転状況」の中から危険な状況をリアルタイムに検知しドライバーへ知らせます。且つ危険運転においてはその状況を録画しクラウドに保存。リアルタイムに閲覧が可能です。(一部の真に危険な状態は管理者へのメール通知あり)
運行後は検知されたヒヤリハット動画を含む、運行当日の振り返りが短時間でできるよう的確な情報を提供します。https://www.hitachi-transportsystem.com/jp/sscv/safety/

2022年7月開催のTDBC Forum 2022において、「WG01 事故の撲滅と実現のための乗務員教育」グループの発表では、効果的な乗務員教育のために運行および体調の見える化が図られなければアクションをとることができないとの検討結果が発表されました。 運行管理者に負担をかけることなく、現状を振り返る物差しやヒヤリハット情報の収集が求められるということで、2社の運輸事業者(TDBC会員)でSSCV-Safety の実証実験を実施しました。 その報告は以下のページに「14:30 発表 WG01 事故撲滅と実現のための乗務員教育」として資料と録画を掲載しています。 https://unyu.co/forums/2022.html

[画像2: https://prtimes.jp/i/32158/27/resize/d32158-27-c36e59c0386755445257-2.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/32158/27/resize/d32158-27-a8730e76eb78dae81117-3.png ]

実証実験に参加した2社の現場からは以下のようなお声を頂いています。
株式会社首都圏物流 安全推進部 高山課長、千葉センター 加藤所長
・ドライバーから特に不満の声は無く、指摘に対しても一定の納得をして頂いている
・ドライバーがスマホを使い、自分で振り返ることが出来ると効率的になる
・振り返りは毎日ではないが、ポイントごとに長い場合は10分程度実施
・事前にAさんが危なっかしいと思っていたが、実はBさんが危なっかしい事が分かった
・ドラレコ動画を全部見ることはできないので自動で抽出されるのは時短になり、効果・価値を感じる
・指導に関しては伝え方が非常に重要であり、システムだけでなくどの様に伝達するのかの運用のコツなども期待したい(実業者ならではの悩みの共有→管理者向け講習:良い例・悪い例など)
・疲労に起因した事故などもある為、見える化が図れるのは良い(手間をかけずに運用したい)"

松浦通運株式会社 安全・品質管理室課長、自動車部路線課課長
・実際の動画(事実)が録画されていることから、ドライバーからの否定感は無い
・検知される内容が多く、今まで見られなったドライバーの実情がわかるようになった
・発生するヒヤリハットの内容ごとに発生頻度も把握することが出来るようになった
・体調測定については、測定結果によってコミュニケーションの活性化が図られた
・本人が気づいていない疲れを自覚出来るようになった
・本社にいながら、現場のドライバーの実態把握ができることは助かる
・今回のトライアルを通じて、自社の安全運転の取り組みが他社と比較してどのレベルにあるのかを知ることができた
・現状各社の様々なシステムが乱立している中、日立物流には、安全面のみならず、労務面やコンプライアンス対応などを含めた網羅的なソリューションの開発を期待する


■株式会社日立物流について
日立物流グループは、3PL、重量機工、フォワーディングをコアに、グローバルに事業を展開する総合物流企業です。物流現場の生産性や品質向上のための自動化・省人化技術をロボティクス・IoT・AIといった先端技術と組み合わせる、スマートロジスティクスに注力し、高付加価値のサービス提供と、新しいロジスティクスの価値創造を行っています。グローバルサプライチェーンにおいて最も選ばれるソリューションプロバイダをめざし、ビジネスコンセプト『LOGISTEED』のもと、事業・業界を超えた協創領域の拡大を図り、新たなイノベーションを実現していきます。 https://www.hitachi-transportsystem.com/jp/

■運輸デジタルビジネス協議会について
運輸デジタルビジネス協議会(以下、TDBC)は、運輸業界とICTなど様々な業種のサポート企業が連携し、デジタルテクノロジーを利用することで運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、業界・社会 に貢献することを目的として2016年8月に設立されました。運輸業界の課題を解決する優良なソリューションや技術を、会員内外で積極的に発掘、企画、開発し、協議会認定などの方法により会員内外に提供しています。交通事故ゼロ、持続可能な公共交通や物流インフラの実現を、業界を超えた社会共通の課題として解決しSDGs達成に貢献します。  https://unyu.co

※ 製品名、 サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。



プレスリリース提供:PR TIMES

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