• トップ
  • リリース
  • 【速報レポート】AlphaDrive/NewsPicks、米スタンフォード大経営大学院教授のチャールズ・オライリー氏らを招き、「両利きの経営」の最新知見を徹底議論

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

【速報レポート】AlphaDrive/NewsPicks、米スタンフォード大経営大学院教授のチャールズ・オライリー氏らを招き、「両利きの経営」の最新知見を徹底議論

(PR TIMES) 2023年02月08日(水)10時15分配信 PR TIMES

新著『コーポレート・エクスプローラー』出版記念エグゼクティブセミナーとして実施。2月22日、オンライン配信決定


[画像1: https://prtimes.jp/i/33909/26/resize/d33909-26-7fccdb293cf42b1669a4-0.jpg ]


株式会社アルファドライブと株式会社ニューズピックスの共同事業であるAlphaDrive/NewsPicksは、既存事業を進めながら同時に新規事業を探索する「両利きの経営」を日本企業で推進するため、2月7日にエグゼクティブ向けセミナーを開催しました。国内企業のトップマネジメント層を中心に約60人が参加し、「両利きの経営」の最新知見をもとに意見を交わしました。

人と企業の変革ドライブカンパニーAlphaDrive/NewsPicksは、2020年より組織経営論・組織カルチャー論の大家である米スタンフォード大経営大学院教授のチャールズ・オライリー氏と、国内におけるオライリー氏の共同研究者として知られ、エグゼクティブ・コーチングを手がける加藤雅則氏とともに、セミナー開催や支援先企業への知見の提供などを通じて「両利きの経営」の実践を推進してきました。

オライリー氏はこのたび、欧州企業における「両利きの経営」に精通し、ともにチェンジ・ロジック社を立ち上げたアンドリュー・ビンズ氏らと『コーポレート・エクスプローラー ──新規事業の探索と組織変革をリードし、「両利きの経営」を実現する4つの原則』(※)を2月3日に上梓しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/33909/26/resize/d33909-26-90cb574b9105b9a2bc2d-1.jpg ]


(※)『コーポレート・エクスプローラー ──新規事業の探索と組織変革をリードし、「両利きの経営」を実現する4つの原則―』(2023年2月3日、英治出版)
https://www.amazon.co.jp/dp/4862763294

AlphaDrive/NewsPicksは本書の発刊を記念し、支援先の国内企業を中心にトップマネジメント層を招き、「変化の時代を乗り切る 最新版『両利きの経営』」と題したセミナーを実施しました。
本セミナーでは、オライリー教授とビンズ氏、加藤氏が登壇。企業内において新規事業を生み出し、組織変革をリードする人材の重要性について講演しました。その後AlphaDrive代表取締役社長兼CEO / NewsPicks執行役員の麻生要一も交え、議論を交わしました。


「両利きの経営」と「コーポレート・エクスプローラー」

「両利きの経営」とは、成熟した企業からイノベーション創出を目指す経営理論。「既存事業の深堀り」と「新規事業の探索」を同時に進める考え方で、トップマネジメント層を中心に注目されてきました。

オライリー氏らが上梓した『両利きの経営 ─「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く―』(2019年、東洋経済新報社)と、オライリー氏と加藤氏の共著『両利きの組織を作る ─大企業病を打破する「攻めと守りの経営」―』(2020年、英治出版)で、本理論やケース分析が紹介されています。

オライリー氏とビンズ氏は企業内で新規事業を生み出すリーダーであり、成熟企業の組織カルチャーの変革をもリードする人材を「コーポレート・エクスプローラー」と名づけました。「両利きの経営」を推進するために、硬直化した組織を変える「コーポレート・エクスプローラー」の重要性を説き、新著にて具体的なモデルや実践例を発表しました。


セミナーレポート


セミナーで語られた内容を抜粋してご紹介します。

▼「大企業こそチャレンジを。トップマネジメントの動きと組織アラインメントが重要」チャールズ・オライリー氏の講演より

[画像3: https://prtimes.jp/i/33909/26/resize/d33909-26-8da183139cd488c21994-2.jpg ]


「両利きの経営」は、コアとなる既存事業を深化させていきながら、会社の資産やケイパビリティを生かし、新しい市場に進出していく経営戦略です。顧客へのアクセスも資金も充実している大企業こそチャレンジすべきなのです。

「両利きの経営」の実践には、トップマネジメントの動きと、組織が目標を実現するためのアラインメントが重要になります。戦略をつくり、実行するために何を計測する必要があるのかを定め、そのためにどんな組織になればいいのかを描くのです。

組織が大きくなると動きが鈍くなり、システムやプロセスが硬直化し、新規事業の探索ができなくなっていきます。組織づくりにおいて重要なのは組織文化です。組織文化はDNAであり、変えるのは難しいと言われますが、文化は行動パターンと捉えましょう。DNAは変えられませんが、人の行動様式は変えられるのです。

大企業内で新規事業を生み出し、イノベーションを起こしたいなら、「アイディエーション」「インキュベーション」「スケーリング」の3つの体制を組みましょう。アイデアの中でどれが大きな事業になるかを選び、既存事業からアセットやケイパビリティを引き剥がす必要があるのです。

▼「企業内のコーポレート・エクスプローラーが生み出す可能性」アンドリュー・ビンズ氏の講演より

[画像4: https://prtimes.jp/i/33909/26/resize/d33909-26-6208469a77c77ace217e-3.jpg ]


イノベーションは、GoogleやAppleのようなスタートアップが生み出すものというイメージがあります。しかし、私たちは数多くの企業研究を通じて、大企業にこそイノベーションを生み出せる可能性があると気づきました。そして、企業内でイノベーションを牽引する人材が「コーポレート・エクスプローラー」です。
200年の歴史があるハンガリーの保険会社で事業を生み出した社内起業家がその最たる例です。保険は加盟しているメンバー同士でリスクをシェアするための仕組みであるが、高い保険料を支払い保険会社が利益を儲ける、モデルに対し疑問を抱いていました。

彼は、スタートアップを立ち上げることも可能ですが、社内起業での立ち上げを選びました。

Spotifyのような月額のサブスクリプションモデルを導入したり、3ヶ月かかる保険の審査をたった2日に圧縮したり、保険のコミュニティをつくったりなど、数々の施策を打ち出し保険を「再発明」したのです。このようなイノベーションを起こすことができたのは、大企業でだからこそ、多くの「顧客」と関わっていたからこそではないでしょうか。

彼はたった1人の成功者ではなく、世界には他にも多くのコーポレート・エクスプローラーが存在するのです。
あらゆる企業には、新しい取り組みに対して拒否感を持つ「サイレントキラー」が存在しますが、社内起業や変革を推進するコーポレート・エクスプローラーが情熱を持ち、顧客の課題解決のために社内のアセットを活用し、顧客の声や他部署の声を聴いて奔走することで、社内で連携しながらイノベーションを生み出すことができるのです。

▼「日本企業のみなさんも『両利きの経営』の実現を」加藤雅則氏のコメント

[画像5: https://prtimes.jp/i/33909/26/resize/d33909-26-f34a91c25ece7322f57d-4.jpg ]


本日は、コーポレート・エクスプローラーってどんな存在なのかをまずつかんでください。そしてビンズ氏がいろんな企業を分析する中で見出してきた、大企業の中でイノベーションを生み出す人とそのプロセス、そしてオライリー先生のキーワード「組織アラインメント」を持ち帰ってください。新しい事業を作ったら終わりではなく、組織アラインメントをどのように磨き上げていくかが重要なのです。

実際に多くの米国の企業が、新規事業と既存事業の両立を当然のように行っています。実践は難しいですが、日本企業のみなさんも「両利きの経営」の実現を一緒に目指していきましょう。

▼「『人』にフォーカスした議論を届けたい」麻生要一のコメント

[画像6: https://prtimes.jp/i/33909/26/resize/d33909-26-f1b81ea4f84aeb843730-5.jpg ]


『コーポレート・エクスプローラー』を日本のみなさんに広くお届けしたいと思い、この出版記念イベントを主催しました。

私たちAlphaDrive/NewsPicksでは普段、企業の組織変革や新規事業創出を手がけています。これらの領域において国内では組織戦略的な議論が広まってきましたが、本書では企業内で新規事業立ち上げや変革を担う存在を「コーポレート・エクスプローラー」と名づけ、「人」にフォーカスしている点が新しいと感じています。

グローバルの事例を中心に紹介されていますが、日本企業にも共通するエッセンスが盛り込まれています。組織論と「コーポレート・エクスプローラー」の育成を両輪で、ともに推進していきましょう。

▼パネルディスカッション、参加者とも意見交換

セミナー後半では麻生がモデレーターを務め、オライリー氏、ビンズ氏、加藤氏と意見を交わしました。テーマは「成熟企業が目指すべき『両利きの経営』とは」、「コーポレート・エクスプローラー人材の育成方法」、「ハンティングゾーン(勝ち筋)を明確にすることの重要性」「欧米企業と比べてみた日本の企業の強みと弱み」。

「新規事業に短期的な収益性を求めてしまう思考のクセをどう改善するべきか」、「既存事業とは大きく異なる新規事業アイデアの判断方法」など、参加したエグゼクティブからの質問も相次ぎ、議論が盛り上がりました。

[画像7: https://prtimes.jp/i/33909/26/resize/d33909-26-56e7514c0751d2a4e6c3-6.jpg ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/33909/26/resize/d33909-26-1429b9987da6958125c2-7.jpg ]




オンラインのアーカイブ配信も決定


[画像9: https://prtimes.jp/i/33909/26/resize/d33909-26-d121ff58c191c96e47a6-8.jpg ]


また、2/22(水)に本セミナーの収録映像を配信いたします。ご視聴希望の方は以下のURLから申し込みをお願いいたします。

実施日時:2023年02月22日(水)12時00分〜13時30分
視聴方法:オンライン(Zoom Webiner)
 ※参加料は無料です。
 ※当セミナーは事業会社の方向けとなっており、抽選制です。
 ※Wi-Fi環境など高速通信が可能な電波の良い所でご視聴ください
視聴申し込みページ:https://adnp.alphadrive.co.jp/event/event20230222

今後もAlphaDrive/NewsPicksはエキスパートとともに議論を重ねながら、日本企業への「両利きの経営」の実装をめざし、組織変革支援や新規事業創出を推進してまいります。


◆会社概要
株式会社アルファドライブ / Alphadrive Co.,Ltd.
設立:2018年2月23日
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 麻生要一
所在地:本社/AlphaDrive Studio 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-17-3来栖ビル1F
東京オフィス:〒100-0005 東京都 千代田区 丸の内2-5-2 三菱ビル

株式会社ニューズピックス / NewsPicks, Inc.
設立:2015年4月1日
代表者:稲垣裕介 / 佐久間衡
所在地:〒100-0005 東京都 千代田区 丸の内2-5-2 三菱ビル
AlphaDriveサービスサイト:https://alphadrive.co.jp/
AlphaDrive/NewsPicksブランドサイト:https://adnp.alphadrive.co.jp/

▼お問い合わせ先
株式会社アルファドライブ
https://alphadrive.co.jp/contact/



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る