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株式会社Bot Express

渋谷区、GovTech Expressを活用し一時保育の「LINE予約」を開始。

(PR TIMES) 2023年04月10日(月)10時45分配信 PR TIMES

子育て支援のDX化で「産みやすく、育てやすく、預けやすいまち 渋谷」の実現を目指す。

ほとんどの住民が、今、すぐに利用できるスマホ市役所「GovTech Express」を提供する株式会社Bot Express(本社:東京都港区、代表取締役:中嶋 一樹、以下 Bot Express)は、東京都渋谷区(区長:長谷部健)がGovTech Expressを活用し、渋谷区LINE公式アカウントから一時保育予約が可能となる住民サービスを開始したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/96169/25/resize/d96169-25-864d82da573a9a5631a2-0.jpg ]



渋谷区 一時保育「LINE予約」の特徴

1.説明書不要、LINEだけで完結できるオンライン予約
行政手続きのためだけのアプリのインストールや、見慣れないWebフォームでの操作は不要。
多くの住民が日常的に利用するLINEを活用することで、住民は見慣れたLINEの画面から予約手続きが可能。
利用者とはLINEでやりとり。電話によるすれ違い防止、育児中で手が離せない保護者の負担軽減に。

2.リアルタイムに反映される空き状況から予約可能
住民は、即座に反映される空き状況をカレンダーから確認し予約可能。予約は複数日をまとめて申請も。
リマインダー機能で利用前日にメッセージをLINEで配信。忙しい保護者をテクノロジーの力できめ細やかにサポート。

3.渋谷区の制度に合わせたカスタマイズ
一時保育で児童を預かる際に必要な事前登録をLINEで行うことで、登録済みの保護者のみLINEでの利用申請が可能に。
利用回数の制限に合わせた予約数の制御など、渋谷区の制度に合わせてシステムを構築。
住民はより使いやすく、職員は事務手続きの効率化で業務負担軽減。

<詳細>
対象の保育園:公立保育園(恵比寿・富ヶ谷・新橋・大向・笹塚第二)
開始日:2023年4月4日(火)
利用方法:渋谷区LINE公式アカウント(LINE ID:@shibuyacity)を登録。メニュー「子育て」から初回利用登録。2回目以降は、必要な情報を選択し申請。
[画像2: https://prtimes.jp/i/96169/25/resize/d96169-25-ad62b1a38eb909afb467-1.png ]



取り組みの背景と解決する課題


これまで渋谷区では、公立保育園での一時保育の予約はWebフォームを用いて行なっており、以下の課題を抱えていました。

<住民観点>
・毎月利用している方でも、毎回氏名や連絡先等同じ情報の入力が必要となっていた。
・一時保育が利用できない土日祝も入力できてしまうため、誤入力が発生。また、1児童に対し1日1回1園のみの申請しか受け付けないが、利用児童の管理ができないため、複数園・複数回受付可能となっていた。

<職員観点>
・同一利用者につき月間8枠が上限だがシステムで1日の定員設定ができず、職員が申請を確認し決定する手間が生じていた。
・手動集計の手間、結果通知を電話で連絡する際、本人につながりにくい場合があった。

今回の取り組みにより、これらの課題を解決し、区民の利便性の向上と業務の効率化を目指します。



渋谷区におけるLINEを活用した子育て支援の取り組み


渋谷区は、2016年子育て支援の強化を目的に自治体として国内で初めてLINE公式アカウントを開設しています。2018年にはAIチャットBotを使って24時間365日住民対応をAIが行う機能を導入、さらに2021年にはマイナンバーカードをスマートフォンから読み込んで本人確認を行う技術(JPKI認証)を導入しマイナンバーカードを使った機能を拡張しています。JPKI認証を活用する形で、2022年7月には全国初の取り組みとして、渋谷区ハッピーマザー出産助成金の「LINEで申請・セブン銀行ATMで受取」を開始。区民の利便性を高め、事務手続きも簡略化されたことでスピーディな給付を実現しています。

区のLINE公式アカウントは63,000人以上(2023年4月時点)が登録し、世帯カバー率は4割を超えています。区では、子供・子育て支援事業の基本理念に「産みやすく、育てやすく、預けやすいまち 渋谷」を掲げ、子育て環境の充実を目指しています。Bot Expressは、官公庁専門のシステム開発会社として渋谷区の思いに技術で伴走し、渋谷区LINE公式アカウントの機能の拡充を支援します。

<渋谷区LINE公式アカウントの子育てに関する主な機能>
・受信設定でOne to Oneのコミュニケーション
友だち登録の際に簡単なアンケートに回答してもらうことで、各利用者の回答に合わせて適切な情報を配信。
子どもの予防接種や健診に関する情報、子育てひろばや保育園など保育サービスに関する情報等、妊婦・出産・子育て等利用者の状況に応じて様々な情報を配信。利用者に有益な様々な情報が「プッシュ型」で配信されることで、自ら問い合わせや検索等を行うことなく、手軽に情報を入手可能。

・利用者満足度98%、渋谷区ハッピーマザー出産助成金給付「LINEで申請・セブン銀行ATMで受取」
渋谷区からLINEのメッセージで助成金についてお知らせ。そのメッセージからそのまま申請可能。所要時間はたった2分。
手続きのために区役所へ行く、もしくは申請書を印刷して郵送する必要なし。使い慣れたLINEで申請。
セブン銀行ATMで銀行口座を介さず現金受取可能。銀行口座を持つことが難しい方にも助成金を届ける。

・利用率77%、LINEで妊婦面接予約
出産・産後のお母さんや赤ちゃんのこと、家族の健康、子育てに関する相談を受け付け、不安や心配事の対応策、必要な子育て情報やサービスを伝えることで、安心して出産を迎え、子育てができるように保健師による面接でサポート。電話もしくはLINEで面接予約を受け付けており77%がLINEからの予約。簡単に予約できることで面接の機会を増やす。

・その他
保育施設検索、子ども・子育て関連手続き(出生通知表提出、産後ケア事業利用申請、にこにこママ登録申請、子ども発達相談オンライン、保育園関係手続き申請など)、健診・講座等登録(育児学級、パパママ入門学級、歯科専門相談、離乳食相談など)



全国のGovTech Express導入自治体で行なっている「子育て支援」領域でのDX


LINEを活用した一時保育予約は、2019年11月三重県伊勢市で住民公開しており、利用率はほぼ100%と多くの住民に支持されている機能となっています。東京都品川区や広島県福山市においても同様のサービスを公開しています。
その他、子育て支援領域でのDXの取り組みとして、2023年1月には静岡県磐田市にて幼児健診のLINE予約をスタートし利用者の満足度は98%、同月山形県庄内町で開始した子育て支援金のLINE申請・セブン銀行ATM受取は90%がLINE申請と短期間で高い利用率と住民満足度です。このように子育て支援における自治体のDXは拡がりを見せています。

<GovTech ExpressでDX化された子育て支援の取り組み>
出産助成金申請、妊婦面談予約、保育園指数シミュレーション、園児チェックイン機能、保育園検索機能、オンライン子育て相談、離乳食教室、保育園入園申込受付予約、育児講座・相談予約、母子手帳交付予約、歯科検診予約、ワクチン予約など。
※自治体を対象に、事例詳細をまとめた「スマホ市役所事例BOOK」配布中。お問合せください。
https://www.bot-express.com/contact/


Bot Expressは、「つくろう。もっと愛される行政サービスを」をミッションに、GovTech Companyとして、住民利用率・満足度の高いサービスを提供し、共鳴するパートナー自治体と共にあるべき社会の実現を目指してまいります。
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<補足>
Bot Expressのサービスは、2021年4月に示された「政府機関・地方公共団体等における業務でのLINE利用状況調査を踏まえた今後のLINEサービス等の利用の際の考え方(ガイドライン)」に準拠しています。
https://www.ppc.go.jp/news/careful_information/line_210430/
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会社概要


【会社名】株式会社Bot Express(ボットエクスプレス)
【設立日】2019年02月01日
【資本金】1億円
【住所】〒105-6923 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー 23階
【代表者】代表取締役 中嶋 一樹
【事業内容】官公庁専用対話型アプリケーション「GovTech Express(ガブテック エクスプレス)」の提供
【お問い合わせ】https://www.bot-express.com/
【導入自治体】2023年2月時点で市区町村、都道府県、省庁など130以上の団体が導入(国税庁、神奈川県、群馬県、広島市、神戸市、渋谷区、練馬区、世田谷区、神奈川県座間市、山形県庄内町、石川県金沢市、富山県魚津市、兵庫県西宮市、沖縄県与那原町など)
※導入自治体一覧 https://note.bot-express.com/n/naeaa32eb2b4b



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