プレスリリース

個人の社会貢献活動に独自のコインを付与し、社会貢献度を可視化するサービス「actcoin（アクトコイン）」を開発するソーシャルアクションカンパニー株式会社（代表取締役：佐藤正隆、東京都港区）は、2021年7月1日付けで薄井大地が取締役・COO（Chief Operating Officer）に就任しましたことをお知らせいたします。
公式サイトもリニューアルし、２周年を迎えたactcoinはより一層活動を強化してまいります。
■ソーシャルアクションカンパニー株式会社 取締役・COOに就任した薄井よりご挨拶
日本は現在、NPOをはじめとしたソーシャルセクターの役割がますます高まっています。新型コロナウイルスの流行によって、脆弱だった社会の側面が一気に顕在化しました。「自助努力」「自己責任」という言葉で片付けることができない領域の大きさに、そして政治・行政の力だけでは解決できない問題の大きさに、多くの人が気づき始めているのではないでしょうか。

私はこれまで、社会性と事業性の両立に関心を持ち、その中でも特にNPO及び社会的企業の組織基盤強化という領域で活動をして参りました。政治・行政を時に補完し、時にリードするソーシャルセクターの課題解決力向上を引き続き探求していくとともに、ソーシャルセクターをより力強くする「生活者一人ひとりのアクション」を盛り上げていくことで、課題解決の真のエコシステム構築に貢献していきたいと思っています。

actcoinにはサービスローンチ前から2年以上にわたりプロボノとして参画しており、とても愛着を持ち、そして可能性を信じている事業です。この度経営ボードに加わることを大きな節目とし、actcoinのミッション実現のため、さらに力強く事業推進に尽力してまいります。

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■actcoin（アクトコイン）公式サイト、リニューアル：https://actcoin.jp/
actcoin（アクトコイン）は、社会貢献プロジェクト（イベント）への参加やボランティア・日々の環境に優しい習慣など、個人の社会貢献活動に対してオンライン上の独自コインを付与することで社会貢献を可視化するサービスです。2019年2月にサービスを開始し、1万ユーザーを超えるプラットフォームとなっています。若い世代に向けてソーシャルアクターのつながりを提供し、日々の小さな社会貢献活動を後押ししてきました。

また2021年6月1日には、企業のSDGs人材の育成に貢献すべく、社会課題・SDGsの学びとワークショップの企業向け研修サービス「actcoin for Biz」をリリースしました。

将来的にはパートナー企業や財団と協働して「ソーシャルアクションで貯めたコインをNPOなどに寄付できるようにする」という新たな”社会貢献が循環する仕組み”を作ることを目指しています。

企業のSDGs・社会課題解決の推進や新たな仕組み作りの実現には、より多くの人にアクトコインを利用していただき、アクトコインのビジョンに賛同・連携してくれる企業を増やす必要があります。ソーシャルセクターでの経験が豊富である薄井を新しくCOOに迎えることで、ビジネスとソーシャルのつながりをより強化し、力強く事業を推進をしていけたらと考えています。

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■薄井大地（うすいだいち）
1988年生まれ、栃木県宇都宮市出身。

【大学在学時】
グラミン銀行グループとのパートナーシップのもと日本の学生・社会人をバングラデシュへ派遣するフィールドワークプログラムを友人らと創始。
2011年、ソーシャルビジネスコンペティション「SIFE（現Enactus）」の国内大会に優勝し、日本代表としてマレーシアで開催された世界大会に出場。同年、早稲田学生文化賞および稲魂賞を受賞。

【大学卒業後】
不登校生の高校進学・転学を支援する民間教育企業を経て、2015年、開発途上国に映像授業を活用した教育支援を行う国際協力NGO・e-Educationの事務局長に就任。
NPO及び社会的企業の組織基盤強化を専門とし、TEDxICU、JUAS FUTURE ASPECT、R-SICなど登壇。2018年、松下政経塾入塾。

【2021年7月】
卒塾後、ソーシャルアクションカンパニー株式会社 取締役・COOに就任。情報経営イノベーション専門職大学・客員教員。

プレスリリース提供：PR TIMES