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海上自衛隊と米国ミサイル防衛庁、新たな多層的ミサイル防衛能力を実証

(PR TIMES) 2022年11月25日(金)21時40分配信 PR TIMES

レイセオン・ミサイルズ&ディフェンス製SM-3ブロックIBおよびSM-3ブロックIIAが目標の迎撃に成功

ハワイ州カウアイ島沖(2022年11月21日)―レイセオン・テクノロジーズ(NYSE:RTX)の一事業部門であるレイセオン・ミサイルズ&ディフェンス(RMD)はこの度、海上自衛隊が短・中距離弾道ミサイルをSM-3(R)ブロックIBとSM-3ブロックIIAで迎撃するデモンストレーションにおいて、迎撃に成功したと発表しました。米国以外の海上を守る組織が両種の迎撃ミサイルで目標を迎撃したのは初めてで、また日本の艦船がSM-3ブロックIIAを発射したのも初めてです。このデモンストレーションは、米ミサイル防衛庁の協力のもと行われました。この2種類の迎撃ミサイルはレイセオン・ミサイルズ&ディフェンスが製造しています。
レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスの戦略ミサイル防衛担当プレジデント、テイ・フィッツジェラルドは次のように述べています。「このデモンストレーションは、同盟国がスタンダード・ミサイル・シリーズの迎撃によってより大きな能力を持てるということを再確認しました。SM-3を使用する同盟国は、弾道ミサイルの防衛において米国とより完全に協力することができるようになりました」

数日間にわたる弾道ミサイル迎撃試験「Japan Flight Test System-07」では、SM-3で弾道ミサイルの標的を、SM-2ブロックIIIBで次世代亜音速航空機の標的を迎撃しました。

レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスの日本支社代表であるクリス・ゴフは次のように述べています。「この試験は海上自衛隊と日米同盟をサポートするという当社のコミットメントを強化するものです。SM-3ブロックIIAは、レイセオンと日本の産業界が共同開発し、共同生産しています。レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスは、これまでの日本の産業界との強力なパートナーシップの功績を生かし、海上自衛隊が新たなレベルのパフォーマンスを発揮できるよう、世界で最も高性能な防衛ソリューションを提供することができます」

日米のSM-3ブロックIIA共同開発プロジェクト(SCD)において、日本の産業界とレイセオン・ミサイルズ&ディフェンスが共同で設計・製造したSM-3ブロックIIAは、世界最先端の海上・陸上弾道ミサイル防衛迎撃ミサイルです。

初期のSM-3とは対照的に、ブロックIIAではロケットモーターの大型化とキルビークルの能力向上により、高度なミサイルの脅威に対する射程と性能が大幅に向上しています。

※ この資料はレイセオン・ミサイルズ&ディフェンスが 2022年11月21日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。
https://www.rtx.com/news/news-center/2022/11/21/japan-maritime-self-defense-force-missile-defense-agency-demonstrate-new-layered

レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスについて
レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスは、脅威を探知、追跡、迎撃できる革新的なパートナーとして、世界中のお客様に対し、最先端のエンドツーエンドのソリューションを提供します。防空ミサイル防衛システム、精密武器、レーダー、指揮統制システム、先進の防衛技術等、幅広い製品を携え、レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスのソリューションは、世界50カ国以上の市民、軍人、インフラ基盤を守っています。

プレスリリース提供:PR TIMES

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