プレスリリース
エキゾチックなモチーフ、独創的な赤と黒、奇想のスミダ・ワールドへ
横山美術館では2月9日(金)〜5月12日(日)の期間、瀬戸伝統の技をもとに新時代の首都で開花した奇想の輸出陶磁器「隅田焼」の世界を紹介する企画展を開催いたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27559/25/27559-25-a4343c1be4ec3c7b7ea9974143e8eb9a-1909x2700.jpg ]
企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界 ― SUMIDA WORLD ―」
隅田焼は、江戸情緒を感じさせる愛すべき町人や子ども、仏教や猿などのエキゾチックなモチーフを立体的に造形し、器面に貼り付けたb器質のやきもの(ストーンウェア)を中心として、盛んに海外へ輸出されました。幕末、瀬戸の初代井上良齋が江戸へ行って製陶を始め、明治8年(1875)には隅田川西岸の橋場町で、二代良齋が瀬戸伝統の登り窯を築きます。瀬戸から蛙目粘土を運んでつくる素地へ自在に操る釉薬で彩色しながら、赤や黒の塗料で仕上げる独特の作風。石黒香々や原山らの職人もいましたが、詳しいことは判っていません。二代良齋は明治33年(1900)にパリ万国博覧会で金牌を受賞し、現地で轆轤の妙技も披露して間もなく逝去。帝室技芸員任命を夢見た人々は、彼の死を惜しんだといいます。
本展では、瀬戸伝統の技をもとに新時代の首都で開花した奇想のスミダ・ワールドへお招きします。
開催概要
・会 期: 2024年2月9日(金)〜 5月12日(日)
・開館時間: 10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
・休 館 日 : 毎週月曜日 (祝・休日の場合開館、翌平日休館)
・入 場 料 : 一般 1,000円(800円)
高・大学・シニア65歳以上 800円(600円)
中学生 600円(400円)
小学生以下 無料
*( )内は20名以上の団体料金
*障がい者手帳をお持ちの方700円
・場 所: 横山美術館 〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1-1-21
・後 援: 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、名古屋市立小中学校PTA協議会
・WEBサイト: https://www.yokoyama-art-museum.or.jp/event/
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・日 時: 2024年3月24日(日) 13:30〜15:00
・定 員: 20名(要事前申込)
・申込方法: 2月9日(金)よりお電話にて先着順
(一般に先立ち、パスポート会員の先行受付あり)
*メールの場合、2017@yokoyama-art-museum.or.jp
・参 加 費 : 一般2,800円(材料費・入館料込み)、パスポート会員1,800円(材料費込み)
・場 所: 横山美術館
ギャラリートーク
企画展と常設展を合わせて、学芸員による展示解説を行います。
・日 時: 2024年2月17日(土)、3月2日(土)、3月16日(土)、
4月6日(土)、4月20日(土)、5月4日(土)
各回13:30〜(約1時間を予定)
・参 加 費 : 要入館料(事前申込不要)
・場 所: 横山美術館 展示室
プレスリリース提供:PR TIMES