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プレスリリース
大成有楽不動産株式会社が「ビル管理サービスの安全・品質の強化と業務効率化」の実現に向け、SOLIZEの自然言語処理AIソリューション「SpectA KY-Tool」を採用し、DXを推進
〜同社の過去の知見をAIでフル活用し、お客さまの建物資産価値の維持向上を実現〜
SOLIZE株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:宮藤 康聡)は、大成有楽不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:浜中 裕之、以下、大成有楽不動産)が、同社が推進する「ビル管理サービスの安全・品質の強化と業務効率化」の実現に向けた変革活動の一環として、SOLIZEが提供する安全管理業務の危険予知(KY)支援および品質管理業務の予防保全支援に特化した自然言語処理AIソリューション「SpectA KY-Tool」を採用したことを発表します。
大成有楽不動産は、大成建設グループのノウハウと技術力を礎に、不動産の価値を「つくる」不動産事業と、「まもる」施設管理事業の2つの事業を通じて、「人がいきいきとする環境を創造する」というグループ理念の実現に向け、快適なオフィスと住まいの環境を提供し続けている企業です。施設管理事業では、ビル管理事業、マンション管理事業、リニューアル事業を展開し、多様な施設を維持管理しています。現在の日本は建物ストック型社会へと転換期を迎えており、建築物の資産価値を維持向上させるために、同社の重要性は増し、技術やサービスへの要求は多様化し高度化の一途をたどっています。また、ビル管理業界では人手不足や高齢化により、効率化と安全性向上が深刻な課題となっています。同社としてもたゆまぬ変革を続けてきた中で、建築物の状況に合わせた最適な安全対策や品質対策を、人に依らず仕組みにより効率的に支援する必要性が増しています。そこでSOLIZEの自然言語処理AIソリューション「SpectA KY-Tool」を採用しました。
公開情報に加え、同社に蓄積された膨大な過去の安全・品質管理に関わるデータや関連情報を学習した「SpectA KY-Tool」により、作業予定内容に対して関連度が高い危険要因と対策の選定を、熟練エンジニアの暗黙知や経験に依らず、AIによるデータドリブンで効率的に実施できるようになりました。ユーザーが現場の予定作業内容を入力するだけで、特化型AIが情報抽出を支援し、関連度の高い順に「労働災害・品質トラブル事例」と「予想される危険・安全指示・品質対策」を表示します。AIが推奨する情報は、起こり得るリスクと対処方法を要約し、イラストや写真等をわかりやすく提示することで、一人ひとりの安全・品質管理意識を向上しながら対策行動やチームのコミュニケーションを促します。また、安全管理帳票や情報伝達をデジタル化することで効率化を実現し、現場・現物確認や対策実践、技術伝承などの本質的な予防対応に、業務をシフトすることができました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113615/24/113615-24-dae363b5123b7b52855fca83ef7f0a17-1120x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
組織に蓄積された知識・経験をAIでフル活用し、安全や品質に関わるリスクや対策の情報抽出を支援
●大成有楽不動産における「SpectA KY-Tool」の具体的な運用例
- KY活動:当日の作業・状況に応じてリコメンドされた災害事例・ヒヤリハット情報を活用し、自現場に置き換えながら危険や対策の自分ごと化やチームのコミュニケーションを促進する。- ビル管理優良事例(組織のノウハウ)の共有によるサービス品質の向上:管理案件ごとのビル管理優良事例内に記載された業務ノウハウを、ジャストインタイムにリコメンドしながら有効活用することで、管理品質の向上やサービスの平準化につなげる。- 業務効率化活動:関連する紙帳票をデジタル化し、作業工数や情報伝達コスト、管理コストを低減する。効率化で時間的にできた余裕をもとに、より本質的な顧客満足度向上への対策や予防安全対策の実践に業務をシフトする。
●大成有楽不動産における「SpectA KY-Tool」の活用状況、効果
同社では活用開始から約半年足らずで、全支店での日常業務で物件・設備ごとの管理や点検、メンテナンスの頻度に合わせ、日々の業務で実践活用しています。本社と現場が連携しながら仕組みの活用を推進することでボトムアップでの安全・品質強化や効率化、サービスレベル向上につながっています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113615/24/113615-24-990932904c7ceb609485f4b0c48865e5-880x542.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
現場の多くの方が早期に効果を実感し、SpectA KY-Toolを安全・品質管理の情報活用基盤として活用
大成有楽不動産の変革事例
https://www.solize.com/service-solution/specta/case/007/
●「SpectA KY-Tool」について
「SpectA KY-Tool」は安全管理・品質管理業務における情報活用課題への対策に特化したAIソリューションです。建設業や重工業、プラントEPC/O&Mなどの施工現場において急速に導入が進んでいます。
建設現場やエンジニアリング工事の現場では、労災事故の増加傾向に加えて熟練エンジニアや監督者の減少が続く中、若手監督者へのノウハウや技能の伝承を含む安全管理や品質管理の高度化・効率化に関する必要性が増加しています。また、持続的な健康経営強化、建築資材費や労務費の高騰、工事の生産性向上や短工期への要求など、安全管理や品質管理の強化はこれまで以上に事業経営へ直結する重要なテーマとなっています。
SpectA KY-Toolを活用した変革により、自社に埋もれた膨大な過去の情報から、実施予定の作業や工事に対して関連性が高い具体的な安全指示や対策情報などを、必要なタイミングで、必要な人に、必要な情報形式で、ジャストインタイムで届けることで、事故の未然防止や人材育成に寄与します。SOLIZEはこのような業界全体への共通対策プラットフォームとなる「SpectA KY-Tool」の開発・提供を通じて、施工現場での安全・品質意識向上と労災事故や品質トラブルの削減に貢献してまいります。
「SpectA KY-Tool」
https://www.solize.com/service-solution/specta/kyt/
プレスリリース提供:PR TIMES