• トップ
  • リリース
  • 『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE〜さつまいもを、エネルギーに。〜』の実現に向けて『霧島環境アクション2030』を策定

プレスリリース

  • 記事画像1

霧島酒造株式会社

『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE〜さつまいもを、エネルギーに。〜』の実現に向けて『霧島環境アクション2030』を策定

(PR TIMES) 2023年01月19日(木)16時15分配信 PR TIMES

2030年度までの工場・事務所のCO2排出量実質ゼロ実現を中心に、「気候変動対策」「自然環境保全」の2軸で様々な取り組みを実施

 霧島酒造株式会社(代表取締役社長:江夏順行、本社:宮崎県都城市)は、持続可能な焼酎造りに向けた全体構想『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE〜さつまいもを、エネルギーに。〜』で描くビジョンの実現を目指し、2030年度までに工場・事務所のCO2排出量を実質ゼロにするための具体施策を中心としたアクションプラン『霧島環境アクション2030』を策定しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/53434/24/resize/d53434-24-b9e4374e511b2f8be7eb-0.jpg ]

 霧島酒造は、「焼酎粕は宝」であるという想いのもと、2006年には焼酎粕や芋くずなど、さつまいも由来の副産物をバイオガスとしてリサイクルする施設を建設、2014年には「サツマイモ発電」と命名しバイオガスによる発電事業を開始するなど、副産物を活用した取り組みを継続してまいりました。
 2021年11月には、持続可能な焼酎造りを目指し、環境ビジョン『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE 〜さつまいもを、エネルギーに。〜』を発表。これは、さつまいもを中心とした自然の恵みを有効利用することで、地域の皆様にワクワクドキドキしていただける体験として還元し、循環しながら成長していくエネルギー有効利用の全体構想です。

 そしてこのたび、『KIRISHIMA SATSUMAIMO CYCLE』で描くビジョンの実現に向け、2030年度までのアクションプラン『霧島環境アクション2030』を策定いたしました。2030年度までの工場・事務所のCO2排出量実質ゼロの実現に向けた施策を中心に、今後予定している具体施策を「気候変動対策」・「自然環境保全」の2つの軸でまとめたものです。工場・事務所だけでなく、ライフサイクル全体でCO2削減を目指す施策を「気候変動対策」として、森林や地下水資源のさらなる有効利用を目指す施策を「自然環境保全」として整理しています。

 「人と地球にやさしい心豊かな企業」「地域に根ざし、地域と共に発展する企業」を経営方針に掲げる霧島酒造は、『霧島環境アクション2030』に則り、今後さらに環境への取り組みに注力してまいります。



『霧島環境アクション2030』具体施策

『霧島環境アクション2030』では、「気候変動対策」・「自然環境保全」の2軸で、以下のとおり様々な施策を実施いたします。

<気候変動対策に向けた主な取り組み>
1.都城市内の焼酎メーカー2社から焼酎粕を受け入れ(2022年4月1日〜)
 2022年4月1日より、都城市内にある焼酎メーカー2社(柳田酒造合名会社、大浦酒造株式会社)の焼酎粕の受け入れを開始。発生するバイオガスを有効利用しています。

2.本社エリアのバイオガス利用拡大(2022年8月24日〜)
 本社エリアにある焼酎粕リサイクルプラントで生成したバイオガスの利用先は、これまで一部の工場のみに限られていましたが、これまでバイオガスを利用できていなかった工場にもバイオガスボイラを設置したことで、生成されたバイオガスの利用先が拡大しました。

3.焼酎製造副産物の有効利用活動において株式会社ニチレイロジグループ本社と協働運用開始(2022年9月27日〜)
 霧島酒造株式会社と、株式会社ニチレイロジグループ本社は、持続可能な循環型社会の形成を目的とし、霧島酒造が注力する焼酎製造副産物のリサイクル活動の一部において、このたび協働運用を開始しました。
 ニチレイロジグループは、南九州地区を中心に、霧島酒造が製造する焼酎の原料であるさつまいもの保管や流通加工業務を受託しています。今回の取り組みは、流通加工業務の過程で発生する芋くずを、霧島酒造のリサイクルプラントに搬入してバイオガスを生成し、有効利用するものです。霧島酒造が注力する焼酎製造副産物のリサイクル活動に物流受託企業として初めて参画し、両社の協働運用が実現しました。
 自社のみならず、商品のライフサイクルに関わる関係会社様とも協力することで、さらなる環境負荷低減を目指します。

4. 志比田エリアのバイオガス自社供給量の増加
 本社エリアのバイオガスの有効利用に続き、志比田エリアの工場にも、新たにバイオガスボイラを増設することで、バイオガスの自社供給量を増加させ、バイオガスのさらなる有効利用を実現します。

<自然環境保全に向けた主な取り組み>
1.森林保全活動による森林の多面的機能の維持を推進
 都城市内に霧島酒造が所有している森林の活用に加え、地域の森林保全活動の活性化を支援することでCO2吸収量を創出するとともに、生態系の保全など、森林の多面的機能の維持を推進します。

2.BRING UNIFORM™への参画による作業着リサイクル活動
 現場で着用できなくなった作業着を回収し、新しい服の原料や地球の資源などに生まれ変わるリサイクルプロジェクト(BRING UNIFORM™)に参加しています。

これらの取り組みの他、今後、以下施策も実施を検討してまいります。

<今後、実施を目指す取り組み>
・サツマイモ発電の電力利用先の拡大
・「人にも地球にもやさしい」パッケージの実現
・蒸留時に発生する温排水の有効利用による熱利用向上
・自社施設や地元企業からの食品廃棄物受け入れ
・サツマイモ発電以外の再生可能エネルギーの導入

プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る