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CALL4、3月15日に行われる「日米同性カップル在留資格訴訟〜家族そろって日本で暮らすために〜」の法廷傍聴ツアー参加者を募集

(PR TIMES) 2023年02月24日(金)13時15分配信 PR TIMES

https://call4courthearing4.peatix.com

日本初(※1)の公共訴訟支援に特化したウェブプラットフォームCALL4(コールフォー)(運営:特定非営利活動法人CALL4、代表理事:谷口太規)は、2023年3月15日に東京高等裁判所で行われる「日米同性カップル在留資格訴訟〜家族そろって日本で暮らすために〜」の控訴審第一回期日を、CALL4メンバーと傍聴する法廷傍聴ツアーの参加募集を2月24日より開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45445/24/resize/d45445-24-4616b46e438e5a2449d9-0.jpg ]


背景
CALL4をご支援くださる方々から「公共訴訟のことは気になるけれど、ひとりで裁判傍聴に行くのは少しハードルが高い」、「裁判がどのようにして行われているのか知りたい」といった声を多くいただき、2022年5月にCALL4初となる「はじめての裁判傍聴ツアー」を実施しました。参加者からは「CALL4が取り扱う訴訟について理解が深まった」、「どのように日本の裁判が行われているか学びになった」など好評をいただきました。第四回目となる今回は、「日米同性カップル在留資格訴訟〜家族そろって日本で暮らすために〜」( https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000111 )の東京高裁第一回期日の傍聴を行います。

アメリカ国籍のアンドリューさんと日本国籍の康平さんは、国際同性カップルです。2人は、2015年にアメリカで結婚し、現在、念願だった子犬を迎え入れ、2人と1匹で家族として日本で生活しています。けれども今、その家族の日本での暮らしは終わりを強制させられる危機にあります。2018年から2019年にかけて、康平さんのパートナーとして日本での生活を続けるため、アンドリューさんは「定住者」への在留資格変更を複数回申請しました。しかし、いずれも「同性の日本国籍・外国籍カップルだから」という理由で、許可されませんでした。

この判断に対し、1.「定住者」の在留資格を認めること等を求める行政訴訟と、2.「定住者」の在留資格が認められなかったことによりアンドリューさん及び康平さんに生じた損害の賠償を求める国家賠償請求訴訟を提起したのが本ケースです。今回傍聴ツアーを実施するのは、こちらの訴訟の第2審(東京高裁)の第1回口頭弁論期日です。

意見陳述が行われ、原告側の主張を皆さんにも改めて聴いていただける機会となる予定です。傍聴ツアー当日は、口頭弁論の傍聴だけではなく、口頭弁論終了後に行う「報告&交流会」にも参加していただくことで、弁護団や支援者の生の声を聞いたり、意見交換をしたりすることも可能です。
※1 日本国内における「公共訴訟支援に特化したウェブ支援プラットフォーム」として、2019年9月に弁護士による見解など自社調査した結果

概要
【裁判傍聴】3/15(水)10:30集合、11:00〜11:30傍聴予定
日時:3月15日(水)10:30集合、午前11時から同日11時30分頃まで(予定)
場所:東京高等裁判所(東京都千代田区霞が関1-1-4)
※CALL4スタッフが法廷にご案内します
高等裁判所に控訴して最初の口頭弁論期日となるこの日は、意見陳述が行われる予定です。
※傍聴券配布(抽選)となる可能性があります。必ず法廷で傍聴できることをお約束するものではありませんのでご了承ください。
※傍聴は途中入退室自由です。

【報告会&交流会】3/15(水)12:00〜13:00予定
傍聴終了後は、裁判所から歩いて行ける会場に移動して、弁護団による報告会と、交流会を行います。
なお【事前レクチャー】podcastで事件について学ぶ として、弁護団による訴訟の概要や法的なポイントの解説を、近日中にCALL4のpodcastで配信する予定です。
こちらを事前にお聴きいただくと、法廷でのやりとりや報告会での解説に向けての理解に役立ちますので、ぜひお聴きください。

募集要項
募集人数:15人まで(先着順)
参加に当たってのお願い:
傍聴席には限りがあるため、以下のチケット販売サイトより、無料チケット、または寄付つきチケットの事前予約をお願いいたします。
https://call4courthearing4.peatix.com

チケットの種類
1.無料参加チケット
2.【寄付付き】参加チケット(1,500円)
3.【寄付付き】参加チケット(3,000円)
※ご寄付は法廷傍聴ツアーにかかる諸経費に充てさせていただきます。

注意事項
※3/15(水)に東京高裁にて裁判傍聴に参加できる方が対象となります。
※本ツアーに申し込まなくても、どなたでも無料で傍聴は可能です。
※当日は傍聴席の数に限りがあるため、ご予約されても必ず法廷で傍聴できることをお約束するものではありませんので悪しからずご了承ください。
なお、傍聴は途中入退室自由であり、また本傍聴ツアーにご参加いただく方以外でも傍聴は自由に行っていただけます。本企画はそのような傍聴を妨げる趣旨にはないことをここに申し添えます。

【報告会メインスピーカー】

[画像2: https://prtimes.jp/i/45445/24/resize/d45445-24-4f6941ed983d56ba489c-1.jpg ]

日米同性カップル在留資格訴訟〜家族そろって日本で暮らすために〜訴訟弁護団
弁護士 鈴木 雅子(いずみ橋法律事務所)
弁護士 永野 靖(永野・山下・平本法律事務所)
弁護士 山下 敏雅(永野・山下・平本法律事務所)
弁護士 横山 佳枝(原後綜合法律事務所)
弁護士 上杉 崇子(TOKYO大樹法律事務所)
弁護士 丸山 由紀(弁護士法人あると)
弁護士 高橋 済(弁護士法人THP)

[画像3: https://prtimes.jp/i/45445/24/resize/d45445-24-b245ae61a418763bb57e-2.png ]

日米同性カップル在留資格訴訟〜家族そろって日本で暮らすために〜原告。
※本訴訟の支援団体である「外国人同性パートナー在留資格訴訟を応援する会」のメンバーも報告会に参加・コメントします。

関連情報
「日米同性カップル在留資格訴訟〜家族そろって日本で暮らすために〜」訴訟の詳細は、CALL4サイトのケースページをご覧ください。
・ケースページ(概要や訴訟資料など掲載中):
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000111

「CALL4」について
「CALL4」は2019年9月のサービス開始以降、公共訴訟を支援するクラウドファンディングと、訴訟の背景にある課題や原告の人生を伝えるコンテンツの提供を行っています。活動を通じて、より多くの人たちが司法で起きていることを知り、関心を持ち、そしてさまざまな形で参画することができる仕組み作りに尽力しています。
同性婚訴訟、性風俗事業者に対する持続化給付金不支給を問う「セックスワークisワーク訴訟」、東京地裁・高裁で法令違憲判決が出された在外国民審査訴訟、入管施設内における暴行事件など、多くの訴訟について、訴訟概要やその問題背景についてのコンテンツ発信を行なっています。

運営団体「特定非営利活動法人CALL4」について
特定非営利活動法人CALL4は、公共訴訟を支援するウェブプラットフォーム「CALL4」の運営のために設立された営利を目的としない法人で、代表を務める弁護士谷口太規の他、多様な専門性を有するプロボノメンバーによって活動が担われています。

詳細は以下よりご確認ください。
https://www.call4.jp/

CALL4は今後も、クラウドファンディングをはじめとするケースサポートや法廷傍聴ツアーなどを通じて、司法をより身近に感じていただけるよう日々活動してまいります。



プレスリリース提供:PR TIMES

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