プレスリリース
〜刊行を記念した展示・販売会『バリューブックス「本だった」のこと』を4月18-23日に森岡書店 銀座店にて開催〜
古紙回収に回すはずだった文庫本からつくられた「本だったノート」に続き、「漫画だったノート」「雑誌だったノート」の刊行が決定。刊行を記念し、森岡書店銀座店にて先行展示・販売を開始します。
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年間、約365万冊。古紙回収に回すはずだった本たちからノートを作るプロジェクト第2弾
オンラインを中心として、本の買取・販売を手がける株式会社バリューブックスには、1日に2万冊もの本が全国から届くものの、そのうちの約半分、1万冊は値段をつけることができず、買い取れずに古紙回収へとまわっています。
回収された本は、古紙となり、再生紙として生まれ変わります。それは古紙リサイクルという、ひとつの完成された循環の形ではあります。けれど、日々大量の本が本としての意味を失っていくのを見ているうちに、「なにか、自分たちにもできることはないだろうか」という思いが募っていきました。
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そして昨年、「本だったノート」が生まれました。もちろん、単にまとめて古紙回収に回すほうが、合理的な側面もあります。けれど「本だった」再生紙をつくり、多くの人に使っていただくことができたら、本の価値やその循環について考えるきっかけを生み出すことができるのではないか、と私たちは考えました。
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参考:【クラファン開始から4日で目標達成!】年間「約365万冊」。古紙回収に回すはずだった本たちから作られた再生紙ノート『本だったノート』を出版します。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000026949.html)
まず第一弾として、文庫本から再生された「本だったノート」をつくりクラウドファンディング・全国の書店での販売を実施したところ、想像を上回る大きな反響をいただきました。
それを受けて今回、新たなラインナップとして生まれたのが、漫画と雑誌からつくられた「漫画だったノート」「雑誌だったノート」です。
その先行展示販売を、森岡書店銀座店で行います。
それぞれのノートの原料となる「本だった紙」には、「漫画だった」「雑誌だった」記憶が残されたかのような欠片が混ざっていることがあります。
その欠片は、ノートとしての利便性だけを考えると不要な、むしろ邪魔なものかもしれません。しかし、「本だった」この紙がそれぞれどこからどのように生まれここにあるのか、その流れに思いを馳せながら使っていただきたいという思いから、あえて漂白をしない紙づくりを行なっています。
漫画だったノート、雑誌だったノートができるまで
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再生紙抄造のプロフェッショナル、山陽製紙にて漫画と雑誌を原料に、紙づくりを実施
漫画だった紙、雑誌だった紙づくりがスタート
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シクナーと呼ばれる強大なミキサーにかけ、原料をとかしていく
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乾燥などのプロセスを経て、漫画だった紙、雑誌だった紙が完成
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印刷は長野県松本市の藤原印刷にて実施
「濃度合わせをしない印刷」により、予測できないグラデーションが生まれるクリエイティブと、調整用の紙が必要なくなるエコとを両立させることができることに
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漫画だったノートの表紙デザイン
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雑誌だったノートの表紙デザイン
参考:本だったノートができるまで(https://www.valuebooks.jp/endpaper/8167/)
刊行を記念し、展示販売を森岡書店 銀座店にて実施
今回の展示では、「漫画だったノート」、「雑誌だったノート」ができるまでのプロセスをまとめたパネルの掲出や実際に紙づくりの現場で使われた原料を展示します。実際にノートを手に取っていただきながら、それがどのような背景・プロセスでできたのか、体感いただける場となっています。
また、22日(土)、23(日)には展示会場にて、制作にまつわるトークイベントを実施する予定です。(詳細はバリューブックスのSNSアカウントにて発信)
ぜひ気軽に足をお運びください!
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7月より全国書店にて一般販売予定!
「漫画だったノート」「雑誌だったノート」は、既刊の「本だったノート」同様、それぞれバリューブックス・パブリッシングより発行され、全国の書店にて一般販売される予定です。2023年7月発売予定です。
書店様へ:「一冊!クラブ」を介して流通を予定しています。ミシマ社との直取引(請求書払いの掛取引)をすでに行っている書店様は、そのままご注文いただけます。
https://1satsu.jp/club/
プレスリリース提供:PR TIMES