プレスリリース
(公社)全日本広告連盟(大平 明理事長)は、昨年12月21日、第10回「全広連日本宣伝賞」選考委員会を開き、「松下賞」を伊藤雅俊氏(味の素(株)執行役会長)、「正力賞」を小山薫堂氏(放送作家、脚本家、京都芸術大学副学長)、「吉田賞」を嶋村和恵氏(早稲田大学商学学術院教授、日本広告学会会長)、「山名賞」を杉山恒太郎氏(クリエイティブディレクター)にそれぞれ贈賞することを決定した。
各賞は、5月19日開催の「第70回全日本広告連盟沖縄大会」(沖縄市「沖縄アリーナ」)式典内で贈賞を行う。各賞の受賞者と贈賞理由は下記のとおり。
第10回「全広連日本宣伝賞」各賞受賞者と贈賞理由
■松下賞
伊藤雅俊(いとう まさとし)氏
味の素株式会社 執行役会長
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味の素(株)代表取締役社長、代表取締役会長等を歴任し、2021年より現職。2016年から日本アドバタイザーズ協会理事長として、ダイバーシティ委員会創設、字幕付きCM導入、JICDAQ(デジタル広告品質認証機構)設立へ尽力するなど、広告主の立場から諸課題に対してリーダーシップを発揮。2003年から味の素(株)、日本オリンピック委員会が共同で展開している「ビクトリープロジェクト(R)」や「勝ち飯(R)」では、トップアスリートへの食を通じたコンディショニングサポートを継続。2017年より日本スポーツ協会会長をつとめ、社会活動の分野でも活躍。広告界全体の発展と健全化に大きく貢献した。
■正力賞
小山薫堂(こやま くんどう)氏
放送作家、脚本家
京都芸術大学副学長
[画像2: https://prtimes.jp/i/6952/24/resize/d6952-24-b33da9dace18ca7f713f-1.jpg ]
日本大学芸術学部在籍中に放送作家として活動を開始。「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」など斬新なテレビ番組を数多く企画。映画「おくりびと」で第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81回米アカデミー賞外国語部門賞を獲得するなどコンテンツプロデューサーとして卓越した能力を発揮。文化庁「日本博」企画委員、「2025年大阪・関西万博」テーマ事業プロデューサー、熊本県PRキャラクター「くまモン」のプロデュースなど地域創生やSDGsという社会性の高いテーマのプロジェクトにも精力的に取り組むなど、幅広い分野での質の高い活動は贈賞に値する。
■吉田賞
嶋村和恵(しまむら かずえ)氏
早稲田大学商学学術院教授
日本広告学会会長
[画像3: https://prtimes.jp/i/6952/24/resize/d6952-24-622ec11b645f551e4f38-2.jpg ]
1995年早稲田大学助教授を経て2001年より現職。専門は広告論。2016年度から女性として2人目となる日本告学会会長をつとめ、デジタルシフト研究委員会を設けるなどデジタルマーケティングへの対応を推進。新しい時代の「広告」を再定義し、学会の存在価値を大いに高めている。日刊工業新聞社「日本産業広告賞」の審査委員長をつとめるなど広告界とのつながりにも注力している。長年に渡り、大学での広告教育を通して、優秀な人材を多数輩出しており、人材育成の面からも広告界全体の発展に寄与した功績は大きい。著書に「現代広告論[第3版]」、「新しい広告」など。
■山名賞
杉山恒太郎(すぎやま こうたろう)氏
クリエイティブディレクター
[画像4: https://prtimes.jp/i/6952/24/resize/d6952-24-8be1320531cb1703e862-3.jpg ]
(株)電通入社後、クリエイティブディレクターとして活躍。1999年よりデジタル領域のリーダーとして、インタラクティブ広告の確立に貢献。2015年より(株)ライトパブリシティ代表取締役社長。主な作品は、小学館「ピッカピカの一年生」、セブンイレブン「セブンイレブン、いい気分!」、サントリーローヤル「ランボー」シリーズ他で、人々の記憶に残るCMやコピーを制作し、国内外の広告賞を多数受賞。2018年日経新聞での連載を元に「アイデアの発見」を出版し、若い広告人へ「歴史に学ぶ大切さ」を訴え、大きな話題を呼ぶ。国内外のネットワークも広く、長年にわたり、広告界へ多大な功績を残している。
※「全広連日本宣伝賞」について
公益社団法人全日本広告連盟(全広連)は、日本宣伝クラブが昭和30年代から行ってきた、「日本宣伝賞」の顕彰事業を平成25年度より継承。必要な再編成を行い、全広連の公益目的事業の一つとして育成、発展を行おうとするもので、広告主(「松下賞」)、媒体社その他のメディア関係会社及びイベントその他のコンテンツのプロデューサー(「正力賞」)、広告関連会社(「吉田賞」)、クリエーター(「山名賞」)それぞれの立場から、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし寄与したもの(個人)を、年1回顕彰する。また、「特別賞」として、広告の社会的使命の促進に特別に功労があった、と認められた場合は、上記4賞に加えて個人又は団体を顕彰している。
プレスリリース提供:PR TIMES