プレスリリース
読み書きの困難がある子どもへの指導・支援法を実践的に学べるeラーニング。【読み書き困難指導・支援講座】第7期を4月10日に開講します。
東京都港区の認定NPO法人エッジ(会長:藤堂栄子)は、読み書きの困難がある子どもたちへの学習支援を実践的に学べるeラーニング、【読み書き困難指導・支援講座】第7期を2024年4月10日に開講します。
読み書き困難指導・実践に長年携わってきた専門家によるeラーニングと、質疑応答のあるフォローアップ講習で、読み書きに苦手さや困り感を持つ児童生徒の理解と支援・指導について体系的に学ぶことができます。教員をはじめ、支援職、専門職、インクルーシブ教育を現場で進めている方にお役立ていただけます。
【講座申込ページ】https://npoedgemooc07.peatix.com
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109539/23/109539-23-980922d475e1dcc63aaa5639fb1ab458-920x450.png ]
読み書きの困難さに苦しむ子どもは、学習指導・支援法の工夫で救えます。指導者必見の講座です。
◇ 読むスピードが遅い
◇ たどたどしい
◇ 飛ばし読みをする
◇ 書くのを嫌がる
◇ 漢字が書けない
◇ 意見は言えるのにそれを書こうとすると書けない
◇ 問題などを読んであげると答えるが、自分で読んで答えるのが難しい
◇ 英語が始まって苦労している
このような症状のあるディスレクシアをはじめとする読み書き困難を抱える子どもはひとクラスに2〜3人いるといわれます。読み書きの困難さは、一人ひとりに合った教材の工夫や、代替手段によって補うことができます。法整備や教育・福祉の施策も進みつつありますが、周囲も本人も気づかず、学業不振や自己肯定感の低下、不登校につながってはじめて問題を認識するケースが現状では多々あります。
【読み書き困難指導・支援講座】では、読み書きの困難さや合わない学習指導を受けるつらさの理解、困っている児童生徒への気づき、アセスメント、ICT の使用、英語の指導・支援など、困難さに合った学習支援方法・実践例を体系的に学べます。
昨年10月ディスレクシア月間に募集した第6期講座は37名に受講いただきました。その後小金井ライオンズクラブから地域の学校の先生がこの講座を受講できるよう寄付したいとお申し出いただくなど関心が高まっています。
※ディスレクシア月間プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000109539.html
読み書き困難指導・支援講座 第6期 概要
【講座内容・講師】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109539/23/109539-23-4b8d48ba04a56e85170744a0ff090b5b-890x631.png ]
【受講料】
一般 18,000円
【受講期間】 動画視聴によるeラーニング
2024年4月10日(水)11時00分 〜 8月1日(木)0時00分
【学習時間】
eラーニング (イントロダクションと7章) 約12時間
フォローアップセミナー(ZOOM) 2時間
【フォローアップセミナー】
2024年7月7日(日)10時〜12時
講師:小林 マヤ 先生
受講生からの質問を中心に英語学習の困難さ(第4章)の内容を深める予定です。
オンライン(Zoom)にて開催、詳細は受講生にお送り致します
【講座申込方法】
Peatix(https://npoedgemooc07.peatix.com)よりお申し込みください。
【参加者の声】
・できないことにフォーカスするのではなく、今子どもができることでどう助けていくか、高い視座からのお話を聞けたのが良かったです。
・具体的な支援につながる講座だった。
・支援級、通級担当を経て、通常級の担任をしています。現在2名のディスレクシア児童がいます。自分なりの支援は間違ってないと自信がつきました。先生が言われていた「みんなが笑顔」になるクラスを目指しています。しかし、地域も学校もなかなか進まず、インクルーシブルの言葉だけが独り歩きしていて、時には押しつぶされそうになるのが現実です。でも、参加させていただき、同じ気持ちで挑戦している方々がいることに勇気をいただきました。
・支援がなかなか進まないことについて話題になりました。教師の間でもまだまだ差が大きいと感じます。小学校、中学校でも差があります。中学校での支援、入試につながるよう、早期からの支援、合理的配慮は特に大事になると思いました。通常学級の中で、当たり前のように読み書きに困難さのある子どもへの支援が行われるように、正しい理解が広まるよう、講座で学んだことを生かして、できることに取り組んで行きたいと思います。
【監修・講師紹介】
藤堂栄子<監修>
認定NPO法人エッジ会長、星槎大学特任教授(特別支援教育)。
日本発達障害ネットワーク(JDDnet)理事、副理事長、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員の他、内閣府、国土交通省、厚生労働省などの関係委員を歴任。
竹田 契一
大阪医科薬科大学LDセンター顧問、現在はLD・Dyslexiaを中心に発達障害の教育的支援。2018年まで一般財団法人特別支援教育士資格認定協会理事長。京都府、京都市、兵庫県、神戸市の特別支援教育専門委員などを歴任。
宇野 彰
NPO法人LD・Dyslexiaセンター理事長。発達性ディスレクシア研究会理事長。医学博士。言語聴覚士。元筑波大学人間系教授。専門は発達認知神経心理学と認知神経心理学的リハビリテーション。
安藤 壽子
SENS-SV SENS神奈川支部会会長。元お茶の水女子大学教授。専門はLD(学習障害)、読み書き障害の指導・支援。文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会委員、横浜市教育ビジョン懇談会・教育課程委員会委員等を歴任。
上條 大志
神奈川県小田原市教育委員会指導主事 教育相談(特別支援教育)コーディネーター。教育学修士、特別支援教育士。星槎大学客員研究員。平成27年度神奈川県優秀授業実践教員。日本LD学会、日本授業UD学会会員。
小林 マヤ
アメリカ言語聴覚協会(ASHA)認定スピーチ・セラピスト、言語学博士、言語聴覚士、特別支援教育コーディネーター・スーパーバイザー。インターナショナル・スクールの巡回言語療法、アメリカ合衆国国防省教育局所蔵のスピーチ・セラピスト。
高松 崇
京都市教育委員会 総合育成支援課 ICT専門主事。2013年には京都府宇治支援学校SSC(スーパーサポートセンター)京都府特別支援教育専門家チーム、NPO法人支援機器普及促進協会を設立。
安部 雅昭
星槎国際高等学校 副校長 星槎大学総合キャリア支援センター 特任准教授 学校心理士。主な臨床分野は不登校及び発達障害児者への心理支援及び教育環境整備。福島県相馬・南相馬市中学校スクールカウンセラー。東京都巡回相談心理士、浦安市教育委員会まなびサポートスーパーバイザー。
村上 加代子
武庫川女子大学 准教授、英語教育ユニバーサルデザイン研究学会(AUDELL)設立・代表、特別支援教育士。英語教育での読み書きの躓きを抱える児童生徒に関する研究・指導を行っている。
※講師の方の勤務先等は変わることがあります。
【読み書き困難指導・支援講座お問い合わせ先 】
yomikaki@npo-edge.jp(担当:酒井・高尾)
【認定NPO法人エッジ】概要
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
代表:藤堂栄子
設立:2001年10月
HP:https://www.npo-edge.jp/
【団体概要】
認定NPO法人エッジ(https://www.npo-edge.jp/)はディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。
行政、教育機関、研究者、メディアなど多方面に働きかけ、ディスレクシアの全ての人が活き活きと暮らせる社会にするために広く啓発活動を行い、ディスレクシアの人たちの支援、関係する人たちのネットワークを作っています。
代表の藤堂栄子(星槎大学特任教授)は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法などの法律に携わっています。
【認定NPO法人エッジは皆様のご寄付で活動しています】
これまでの活動は皆様のご支援、お力添えによって実施、継続をすることができました。今後も活動をより多くの方に届けられますように、皆様のご寄付をお願いいたします。
https://www.npo-edge.jp/support-us/
【取材に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人エッジ 広報 谷本 npoedge.press@gmail.com
プレスリリース提供:PR TIMES