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株式会社ETSホールディングス

送電工事を担うラインマンのスキル向上と人材不足解決に向け、ボルダリングジム国内最大規模のグリーンアローとETSが提携

(PR TIMES) 2022年03月09日(水)17時15分配信 PR TIMES

〜ボルダリング好きをラインマン人材へ、今春入社の新卒内定者による研修を実施〜

電気のプロフェッショナル集団として建設DXを推進する100年企業、株式会社ETSホールディングス(本社:東京都豊島区、代表取締役:加藤慎章、証券コード:1789、以下「ETS」)は、2022年3月8日、千葉県を中心にボルダリング施設の経営を展開するグリーンアロー株式会社(本社:千葉県船橋市、代表:田上桂一郎)と、送電工事を担う「ラインマン」のスキル向上と人材不足解決に向けた業務提携を締結しましたことをお知らせいたします。


[画像1: https://prtimes.jp/i/81339/23/resize/d81339-23-469c4c91aaa4675aedac-0.jpg ]

■本事業に取り組む背景
脱炭素社会の実現に向けた動きが加速し、洋上風力や太陽光など再生エネルギー導入拡大が進む中、発電された電気を必要箇所に安定的に届けるための鉄塔・送電線整備などは必要不可欠です。また、日本の鉄塔・送電線の多くは高度経済成長期に建てられており、平均耐用年数は50〜60年といわれているため、現在運用している送電線設備の点検・建て替え工事への着手は急務とされています。一方で、送電線の建設・保守を行う「ラインマン」の人材不足や高齢化が深刻化しています。

ETSホールディングスは電力事業、設備事業、再生可能エネルギー事業の3本柱を軸に、脱炭素化社会の実現や次世代電気通信技術の開発などに取り組んでいる一方、ラインマン人材の担い手創出や人材育成に課題を抱えています。グリーンアローは千葉県を中心にクライミング施設の運営・開発を専門的に行っており、クライミングクラブのキッズスクール運営においては500名以上の生徒数が在籍、業界No.1の実績を保有する中、現在はBtoB向けの事業拡大にも取り組んでいます。

これらの背景から、ラインマン人材の創出と、クライミング施設の利用活性化に向けて、ETSホールディングスとグリーンアローは業務提携を行うことになりました。

■本業務提携に関する詳細
グリーンアローが提供するクライミング施設において、高い場所に登ることが好きな施設利用者に対し、ラインマンの魅力訴求や人材募集を行うことで、ラインマンの担い手不足解消やラインマン認知向上に繋げると共に、ETS社員に対するラインマン研修の場としても活用していきます。

本業務提携の第一弾の取り組みとして、ETSに4月より入社する新卒内定者に向け、クライミングを活用した新卒研修をグリーンアローのクライミング施設にて行いました。今後、ETSは4月に行う新入社員研修においても同プログラムを取り入れる予定です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/81339/23/resize/d81339-23-48f27e8fbd7e1fc58b60-1.png ]



■ラインマンとは
[画像3: https://prtimes.jp/i/81339/23/resize/d81339-23-965d118c027a438d08ff-2.jpg ]

ラインマンとは、日々の生活に必要な電気の通り道となる送電線(鉄塔と電線)の建設と点検に係る工事に従事する人々のことを指します。主な仕事は、鉄塔建設や、鉄塔間に電線を張る架線工事の設計と施行などです。一方、その数は全国で約10,000人、鉄塔に登って作業ができるラインマンは5,700人ほど、さらに電線に乗り出して作業ができるラインマンは3,200人程度とされており、ラインマンの人材不足が課題視されています。


■クライミングとは
[画像4: https://prtimes.jp/i/81339/23/resize/d81339-23-500403409ebdfa322764-3.jpg ]

自然にできた岩や人工的な突起物(ホールド)のついた壁を登ること。シューズやチョーク以外の道具を使用しない「フリークライミング」が一般的です。「フリークライミング」はロープで安全確保をする「ルートクライミング」と、3〜5mの岩または人工壁を身体ひとつで登る「ボルダリング」に分けられます。近年はクライミング施設が充実し、安心して登ることができます。

■株式会社ETSホールディングス 代表取締役社長 加藤慎章のコメント
この度、異業種である、国内最大規模でボルダリングジムの経営を展開するグリーンアローと業務提携を締結できたことを大変光栄に思います。グリーンアローの持つ最先端の施設を活用しボルダリングの魅力の普及に貢献し、更には送電工事従事者の人手不足解消のためボルダリングからラインマンへの人材流動に繋がることを期待しております。

■会社概要
[株式会社ETSホールディングスについて]
ETSホールディングスは1922年創業、2022年2月に創業100周年を迎える会社です。電力事業、設備事業、再生可能エネルギー事業の3本柱を軸にハイレベルな技術者、独自の開発技術、豊富な施工実績を強みとしております。今後は次の100年に向けて、電力工事・電気設備工事のパイオニアとして、脱炭素化社会の実現、次世代電気 通信技術、その他新分野へ果敢にチャレンジし、持続可能な地球を次世代へ繋ぐため、エネルギー問題の解決・脱炭素化社会に向けて貢献し、コアな技術を活かして新たな価値創造、変革と挑戦を続ける企業を目指します。

創業: 大正11年(1922年)2月
設立: 昭和10年(1935年)12月
代表: 代表取締役社長 加藤慎章
資本金: 9億8,966万円
事業: 電力事業、設備事業、再生可能エネルギー事業等
本社: 東京都豊島区南池袋1−10−13
URL: https://ets-holdings.co.jp/

[グリーンアロー株式会社について]
グリーンアロー株式会社は、クライミング施設の運営・開発を専門的に行う会社です。クライミングの魅力や価値観を、みなさまに広くわかり易く普及させていくため、地域に根付いたエリアや商業施設への出店開発を積極的に行っております。本格的なクライミングウォールを兼ね備えながら、初心者・経験者・お子様やご家族連れ皆様が存分にクライミングを楽しめる施設設計、そして先駆けたキッズスクールの運営開発は業界最多数の500名を超え、既存のクライミングに新しい成長性と価値観・世界観を表現しております。

代表: 代表取締役 田上桂一朗
資本金: 590万円
事業: グリーンアローボルダリング&クライミングパークの運営等
本社: 千葉県船橋市本町3-34-10
URL: http:/www.green-arrow.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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