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がん治療や生活の悩みをオンラインで いつでも専門家に相談できる「浜松オンラインがん相談 for 浜松医大」サービス提供開始

(PR TIMES) 2023年12月08日(金)15時45分配信 PR TIMES

〜浜松医大の専門家とCancerWithが取り組む 新しいがん相談のカタチ〜

国立大学法人浜松医科大学医学部附属病院腫瘍センターと、株式会社ZINEは、「浜松オンラインがん相談 for 浜松医大」のサービス提供を開始いたします。

▼浜松オンラインがん相談 for 浜松医大
https://cancerwith.com/hama
国立大学法人浜松医科大学医学部附属病院腫瘍センターと、株式会社ZINE(代表取締役CEO:仁田坂淳史/本社所在地:東京都渋谷区)は、「浜松オンラインがん相談 for 浜松医大」のサービス提供を開始いたします。
▼浜松オンラインがん相談 for 浜松医大
https://cancerwith.com/hama

■「浜松オンラインがん相談 for 浜松医大」の概要
「浜松オンラインがん相談 for 浜松医大」は、がん治療や生活の不安・お悩みを専門家に相談できるオンラインがん相談サービスです。本サービスは、オンラインがん相談サービス「CancerWith」を提供する株式会社ZINEと浜松医科大学が共同運営をしています。浜松医大病院での約半年の検証期間を経て、正式にサービスリリースとなりました。
オンラインで24時間、匿名でも相談可能なので、いつでも不安に感じたときに気軽に相談することができます。浜松市からの後援を受け、浜松医大の患者さんとそのご家族だけでなく、浜松にゆかりのあるがん患者さんとそのご家族にも無料でご利用いただけます。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77111/23/77111-23-396bb7e7849621b7e8d692207b3686ce-584x621.png ]


■本サービスの特徴
1.24時間いつでもオンラインで相談できる
がん患者さんやご家族が相談できる先として、浜松市内では4か所のがん診療連携拠点病院にがん相談支援センターが設置されています。治療や通院時に利用する方もいる一方で、コロナ禍による対面での相談控えも発生しているとみられています。※1 また、診察予定がない時期に不安を感じて受診に迷うケースもあります。オンライン相談だからこそ、こうした方が悩みや不安を気軽に相談できる場を実現します。
※1 『第2次浜松市がん対策推進計画中間評価 「数値目標」に関する自己評価結果(最終案)』において、令和2年度のがん相談件数(12,337件)は平成28年度(15,932件)に比べて減少している。

2.がん治療についてだけでなく、あらゆる相談ができる
がんに罹患した患者さんやご家族が抱える悩みは、治療についてだけではありません。治療の副作用で生活に支障が出たり、就労や周囲との関係性に悩みを抱えたり、金銭面の不安を感じたりすることが多くあります。こうしたがんを取り巻く生活上の悩みは、病院で医療者に相談するテーマではないととらえられており、ご本人やご家族がその悩みを抱え込みがちです。
そうしたプライベートのお悩みも匿名性を担保して気軽に相談していただける場を提供することで、患者さんの不安解消や生活の質向上に寄与します。

3.浜松医大の専門家も回答をサポート
本サービスで相談すると、株式会社ZINEが面談・面接を経て認定した専門分野を持つアドバイザー(看護師、社労士等)と浜松医科大学医学部附属病院の専門家(医師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー等)から構成されるアドバイザーチームが回答します。
浜松医大に通院する患者さんやご家族の方は、診察券番号と生年月日を登録していただくと、オンライン相談から来院しての相談にスムーズに繋げることが可能です。

■産学官連携して実現した新しいがん相談のカタチを、浜松から
本プロジェクトは、オンラインがん相談サービス「CancerWith」を提供する株式会社ZINEと、オンライン相談の可能性について研究を行う浜松医科大学が協働する形で立ち上がりました。さらに、株式会社ZINEが令和4年度「浜松市ファンドサポート事業」に採択されたことを受けて、浜松市民向けのサービスとしての無償での提供が実現しました。産学官が連携することで、市民向けのオンラインがん相談サービスとしてのリリースに繋がっています。
浜松医大からはじまる地域での「オンラインがん相談」の取り組みがひとつのモデルとなり、浜松にとどまらず、各地の患者さんやご家族が気軽に相談できる世界が実現することを目指しています。

■国立大学法人浜松医科大学からのコメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77111/23/77111-23-3566138bb7461b84c3622dbe45b331bb-172x200.png ]

浜松医科大学医学部附属病院 腫瘍センター 副センター長 柄山 正人

医療の進歩と共に、がん治療は長期化・複雑化し、がん患者さんとそのご家族が抱える悩みは非常に多様化しています。このため、病院のがん相談支援センターに配置された限られた専門職だけでは、多彩な悩みに対応することは困難であり、医療現場におけるアンメットニーズとなっています。本サービスでは、オンラインがん相談のために結成した本学の多職種チームと、がんサバイバーも在籍する株式会社ZINEのアドバイザーチームがタッグを組んで、がんに関するあらゆる悩みをサポートすることを目指しています。すでにご利用いただいた患者さんからは、「色々な悩みを何回も相談に乗っていただいて大変助かっている!」とご好評をいただいており、本サービスが、闘病生活の支えになることを実感しています。スマホやPCでいつでもどこでも相談できるという、対面式のがん相談にはない手軽さも本サービスの特徴であり、これからの新しいがん相談支援の形として、多くのがん患者さん・ご家族にご活用いただけるように期待しています。

■株式会社ZINEからのコメント
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77111/23/77111-23-8f02aa38f8f866327e35aabaad23dcc8-185x183.png ]

株式会社ZINE 代表取締役CEO 仁田坂 淳史

浜松市との深いつながりを持つ私たち株式会社ZINEとして、国立大学法人浜松医科大学医学部附属病院腫瘍センターと連携して「浜松オンラインがん相談 for 浜松医大」の提供を開始できることを大変嬉しく思っております。私自身が医療機器スタートアップの取締役を務めていたときから浜松市との縁があり、令和4年度「浜松市ファンドサポート事業」への採択や浜松医科大学との共同プロジェクトなど、数々の取り組みを経て今日に至っています。
全国には456箇所(2023年4月時点)のがん診療連携拠点病院が存在しますが、それぞれの病院に設置されているがん相談支援室の発端は、実は静岡がんセンターにあります。このセンターの「よろず相談窓口」の取り組みが、今や全国の病院で一般的に受け入れられているのを見ると、静岡の独特な挑戦心や文化が背景にあるのかもしれません。
特に浜松市には、市民レベルで「やらまいか精神」が深く浸透していることを私自身、実感しています。この精神はスタートアップとしても参考にすべき価値があり、私たちに多くのインスピレーションを提供してくれる点で魅力的だと感じています。
この新しいサービスを通じて、浜松市民の皆様が安心してがんに関する相談を行える環境を提供したいと願っています。ぜひお気軽にご相談ください。

■浜松市からのコメント
浜松市役所産業部スタートアップ推進担当部長 川路 勝也


浜松市では、社会課題解決や新しいビジネスに挑戦する市内スタートアップを積極的に応援しています。
株式会社ZINEには、地域連携による新しい事業展開や市民のQOLの向上を期待し、昨年度から「浜松市ファンドサポート事業※」で支援していましたが、この度、国立大学法人浜松医科大学と協働し、「浜松オンラインがん相談 for 浜松医大」がリリースされたことを大変嬉しく思います。
本サービスは、浜松市が目指す「がんを知り、がんと向き合い、がんになっても安心して暮らせる地域社会」の実現に貢献するものとして期待しております。そして、本サービスが浜松から全国に広がり、株式会社ZINEの成長とともに、地域経済の発展に繋がっていくことを願っています。

※浜松市ファンドサポート事業
スタートアップの成長を加速させるため、認定ベンチャーキャピタルの出資と協調して最大
4,000万円の交付金を交付する。ビジネスの成長性や浜松市地域への貢献の期待度などを審査したうえで選定される。

▼「浜松オンラインがん相談 for 浜松医大」の詳細はこちら
https://cancerwith.com/hama



プレスリリース提供:PR TIMES

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