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学校法人早稲田大学

「門のない大学」から「まちと融合した大学」へ

(PR TIMES) 2024年04月19日(金)13時15分配信 PR TIMES

早稲田大学創立150周年に向けたWaseda Campus Master Plan2023を策定


【ポイント】
- 創立150周年を迎える2032年に向けたキャンパス計画として「早稲田キャンパス整備指針 Waseda Campus Master Plan2023」を公開しました。- 1.ウェルネス、2.オープンイノベーション、3.ゼロエミッションの3つを新整備指針の基軸として据え、Waseda Vision 150 Next Stageが掲げる教育・研究活動の達成に向けて遂行いたします。- 「成長するキャンパスから成熟するキャンパスへの転換」を目指し、大学を中心としながら、まちと大学が共存し融合した地域を創ることをデザイン理念とします。
学校法人早稲田大学(所在地: 東京都新宿区、理事長: 田中愛治)は 2032 年に創立 150 周年を迎えます。この2032年に向けた、早稲田キャンパスの新たな整備指針として、「Waseda Campus Master Plan2023」(以下、Master Plan)を策定しましたので、お知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65365/23/65365-23-43ef35dbcc3482e7e7947c9e990ddeec-1027x520.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図:Waseda Campus Master Plan2023が掲げるキャンパス像
1997 年に定めた前整備指針は、キャンパスの建物が高層化し、「情報技術革命の波」が現れつつある時期に描かれました。その大きな役割はキャンパス計画の歴史と思想を読み解き、「歴史継承」と「高機能化」のエリアをゾーニングしたことです。これにより、キャンパスの伝統の保持と並行して、教育・研究のための空間の「量」を求める需要に応えた床面積の増加の両立を目指して参りました。これに対して本Master Planでは、創立150周年の大学のあるべき姿を定めた「WASEDA VISION 150 Next Stage」(2019年策定)が描く、教育・研究活動を達成するうえで、拡大・高層化するこれまでの「成長路線」とは異なり、新たに次の3つの基軸を計画の核として据えました。これにより、「成長するキャンパスから、成熟するキャンパスへの転換」を実現して参ります。
Waseda Campus Master Plan:キャンパス整備の3つの基軸
「WASEDA VISION 150 Next Stage」※では、以下の4点を実現の柱として掲げています。
https://www.waseda.jp/inst/vision150/assets/uploads/2020/01/gaiyou201911.pdf- 人間力・洞察力を備えたグローバルリーダーの育成- 未来をイノベートする独創的研究の推進- 校友・地域との生涯にわたる連携の強化- 進化し続ける大学の仕組みの創設
これらの教育・研究活動の目標に向かって、その舞台となる大学に求められる環境として、本 Master Planでは以下の3つの基軸を定めています。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65365/23/65365-23-6e77b989367857444781b39829a81f8d-470x410.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図:本整備指針における3つの基軸基軸1 ウェルネス
教育・研究の質を高め、学生・教職員の健康に寄与し、創造性を高める「ウェルネス」の 環境を実現すること。
基軸2 オープンイノベーション
デジタルとフィジカルな環境を横断し相互補完する教育・研究環境により、イノベーションを創出する独創的研究環境を実現すること。
基軸3 ゼロエミッション
脱炭素、省エネ・創エネにより環境問題解決に率先して貢献する大学キャンパスを実現すること。



Waseda Campus Master Plan:キャンパス整備の考え方
現在、早稲田キャンパスの正門は、通称「無門の門」と呼ばれ、門柱や門扉がない開放的な造りで、広く社会に開かれた早稲田大学の精神を象徴しています。このMaster Planでは、大学構内の研究や教育の環境だけでなく、まちと大学が共存し融合した地域を創ることをデザイン理念とし、将来イメージを提示しています。そして、早稲田大学が将来「門のない大学」を超えて、「まちと融合した大学」となることを目指しています。このために、「エッジ(線的な境界)からバッファ(厚みをもった緩衝空間)へ」の転換、すなわちキャンパスとまちの両方に開かれた豊かなコモンスペースをキャンパス外周部に新たに創出することによって、学生・教職員だけでなく、地域住民や訪問者たちに開かれた環境を提供します。また、キャンパス周辺の“まち”なかに、小中規模の研究施設が展開するイノベイティブな“大学まち”の形成を企図しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65365/23/65365-23-d6cd38b848f7323da96123d3f351159c-954x295.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図: 「エッジ」から「バッファ」へ--「門のない大学」から「まちと融合した大学」へ
Waseda Campus Master Plan2023目次
- キャンパス整備の背景と目的- - 早稲田キャンパス整備の目的- - 早稲田キャンパス計画の変遷- キャンパスマスタープランの基軸- - 基軸1 -ウェルネス 教育・研究の質を高めるウェルネスキャンパス- - 基軸2 -オープンイノベーション 多様な主体が協働し新たな価値を創出するキャンパス- - 基軸3 -ゼロエミッション 環境問題解決に率先して貢献するキャンパス- - 3つの基軸に対応する具体的な整備方針- - キャンパス整備のための5つの補助線- マスタープラン -キャンパス内部の考え方- - キャンパスとまちの接点- - キャンパスのコモンスペース- - キャンパスの骨格とネットワーク- - キャンパスのエネルギー・インフラ- - キャンパスのレジリエンス- - キャンパス空間の選択性- - デジタル・フィジカル環境の連携- 大学まちのグランドデザイン -キャンパス周辺に対する考え方- - 産官学連携による「大学まち」の形成方針- - 神田川沿いに展開するオープン・イノベーション・バレーのビジョン
本文はこちらよりご確認ください。
https://www.waseda.jp/top/about/activities/masterplan2023
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65365/23/65365-23-cb59651c0c3a657a31f034de78b65122-487x695.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



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