プレスリリース
公益財団法人国際文化会館(以下、国際文化会館)は、駐日インド特命全権大使のサンジェイ・クマール・ヴァルマ氏立ち会いのもと、インディア・インターナショナル・センター(以下、IIC)との間で、戦略的パートナーシップを締結しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/54811/23/resize/d54811-23-bf455e5225e70822a094-3.jpg ]
創立70周年を迎える国際文化会館では、これまでの歴史を振り返り、未来を形作る取り組みを推進しております。その一環として、縁のあるジョン・D・ロックフェラー3世に関係する諸団のひとつ、IICとの繋がりを強化することにいたしました。日印を中心とした国際交流の事業において、包括的な連携を推進することにより、インド太平洋地域の抱える課題の解決および国際貢献の質の向上に寄与することを目的としています。
国際文化会館にとってインドは、設立当初から非常に重要な位置を占めています。1957年には、国賓として来日したネルー首相を迎え、『インドの心』と題した特別講演を開催。以降、国際文化会館とIICの関係は、インドの知識人を招聘した「日印セミナー」を共催し、日印交流のための場を築いてまいりました。
本年は国際文化会館創立70周年、IICのダイヤモンド・ジュビリー(60周年)と、日印国交樹立70周年という3つの記念の年に当たります。「アジア・太平洋地域を代表する知の交流の拠点となり、グローバルでより高いインパクトを発する」という新たなビジョンを打ち出した国際文化会館にとって、インドとの交流促進は最優先事項のひとつです。本締結を契機に、その関係を再強化し、日印両国の相互理解と親善を更に図るため、双方の専門知識や人的ネットワークと「場」を活用し、事業を拡大してまいります。
本締結にあたり、国際文化会館理事長およびIICディレクターは以下の通り述べました:
公益財団法人国際文化会館 理事長 近藤正晃ジェームス
「設立当初よりご縁があったIICとパートナーシップを組むことができ嬉しい。日印関係がかつてなく重要になっている今日、今後のインド太平洋の発展のために協力して事業を発展することは極めて大きな意味合いがある。」
インディア・インターナショナル・センター(IIC)ディレクター K・N・シュリヴァスタヴァ
「設立以来、数々のプログラムを共催してきた国際文化会館と、IICのダイヤモンド・ジュビリー、日印国交樹立70周年、国際文化会館創立70周年の記念すべき年に、改めてパートナーシップが組むことができ大変光栄です。強固な繋がりのもと、共に実りある未来を創っていくことを期待します。」
詳細はこちらをご確認ください。
https://www.i-house.or.jp/programs/news_20220519/
公益財団法人 国際文化会館とは https://www.i-house.or.jp/index.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/54811/23/resize/d54811-23-a2fd0ad289e0eaec8c2d-1.jpg ]
日本と世界の人々の間の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の増進をはかることを目的に、1952年にロックフェラー財団をはじめとする内外の諸団体や個人からの支援により設立された非営利の民間団体です。事業活動は主として、文化、学術、教育などの分野において、独自にあるいは内外のさまざまな機関と協力して、各種の国際交流事業を実施するプログラム部門と、その事業を支える国際交流の場としての施設の維持運営にあたる業務部門とからなっています。
インディア・インターナショナル・センター(IIC)とは https://iicdelhi.in/
[画像3: https://prtimes.jp/i/54811/23/resize/d54811-23-f800fc4579f75baeed7c-0.jpg ]
IICは、1957年に国際文化会館を訪問したジャワハルラール・ネルー首相の提言により、国際文化会館の文化交流事業と施設をモデルに創設され、 外交官、政策立案者、知識人、科学者、作家、アーティスト、市民活動家など様々な分野の人々が国際協力を目的として集い、新しいアイディアを交換するための場として長年活動を行っています。また、1960年に現上皇が、当地をご訪問になった際に定礎をされた経緯もあり、歴史的にも日本と深い縁のある施設です。
プレスリリース提供:PR TIMES