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株式会社ユウクリ

クリエイターワークス研究所『クリエイターの働き方実態調査』続編を発表。「グループチャット」がトップ!社内コミュニケーション活性化のために実践している工夫とは?広告/SP系とWeb/IT系で比較検証

(PR TIMES) 2022年03月10日(木)09時45分配信 PR TIMES

クリエイターワークス研究所は2022年2月にメディアサイトを立ち上げました。実態調査をベースに、クリエイターやクリエイター採用を行っているクリエイティブ関連企業のための情報発信を行っています。

「クリエイターワークス研究所」(運営会社:株式会社ユウクリ│本社:東京都渋谷区、代表取締役:武藤覚)は、「クリエイターがイキイキと働ける世界に」をミッションに、クリエイティブ業界に特化した実態調査を行っている調査機関です。
現在第一線で活躍中のグラフィックデザイナー・Webデザイナーを中心としたクリエイターを対象に働き方実態調査を行い、今回で6回目の調査報告。前回は【クリエイターが考えるリモートワークのデメリット】について調査報告をしましたが、社内コミュニケーションの希薄化が課題として浮き彫りになりました。今回は、社内コミュニケーション活性化のためにクリエイターが実施している工夫についての実態を報告させていただきます。
▼詳しくはこちら▼
《クリエイターの働き方実態調査6.》リモートワークで希薄化した社内コミュニケーション。活性化のためにみんなが工夫していることは?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=746

前回のおさらい:リモートワーク促進で希薄化する上司・同僚・部下・他部署との社内コミュニケーション

こんにちは。クリエイターワークス研究所の宮本です。
前に紹介した《クリエイターの働き方実態調査5.》クリエイターが思うリモートの課題とは?(https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=649)の調査報告で、社内コミュニケーションの項目(「上司」「同僚」「部下」「他部署」とのコミュニケーションが減った)のうち、「同僚同士のコミュニケーションが減った」が3番目に多い結果となりました。
また、全回答人数のうち100名が社内コミュニケーションに関わる項目を選択していたことも分かりました。

このことから、リモートワークによる社内コミュニケーションの希薄化に懸念をしているクリエイターが数多くいることが見受けられます(下図参照)。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35158/23/resize/d35158-23-3007be7b4d2b710fbac8-0.png ]

さらには、 《クリエイターの働き方実態調査4.》リモートワークにしてよかったことは?(https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=234)の調査報告でも、 上司、同僚、部下、他部署との社内コミュニケーションの項目が他項目と比べ圧倒的に少なく、やはり課題として浮き彫りになったことが分かりました(下図参照)。

[画像2: https://prtimes.jp/i/35158/23/resize/d35158-23-c91ed5ce28a774dd7e66-1.png ]



みんなが工夫している社内コミュニケーション方法とは?

そこで、今回は、コロナ禍でリモートワークをしているクリエイターに対しどのような社内コミュニケーションの工夫をしているのか?アンケート調査を実施しました。

今回のアンケート調査では、社内コミュニケーションの工夫をしている人が69.1%、特に何も工夫していない(できていない)人は31.9%となりました。
まずは、69.1%の工夫をしているクリエイターがどんなことに取り組んでいるのか?インフォグラフィックで表現してみました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35158/23/resize/d35158-23-5358a98422d3f40abf0f-2.png ]

n=94(複数回答可)

日報作成以外は、オンラインツールを駆使した工夫をしていることが分かります。

■グループチャット
オンラインチャットツールのグループチャットを駆使し、いつでも情報交換やデータ共有などができるよう、社内メンバーとのコミュニケーション活性化を図っているクリエイターが多いことが分かりました。

■日報
日報は、今日一日どのように仕事したのか?などの振り返りや、明日以降の仕事の進め方などを共有しコミュニケーション図るのに最適な手段。
セルフマネジメントだけでなく、 マネジメントをする立場の人にとってもメンバーの目標達成に向けた行動の把握がしやすいのもメリットですね。
コロナ前では実施していなかったものの、リモートになったことで日報の必要性を再認識し取り入れたクリエイターも多いのではないでしょうか。

■オンラインで常時繋いでおき、いつでも声をかけられるようにしている。
常時繋いでおくことでリアルの職場のような空間を再現し、いつでも相談・雑談ができる環境を作っているクリエイターも多くいるようです。

■オンライン朝礼、夕礼
フルリモートの場合、「今日一日誰とも顔を合わせず話もしなかった…」という日もあるかもしれません。
社内メンバーと朝の挨拶をすることで、一日のタスクが整理されたり雑談でモチベーションが上がったりする効果もあるので、是非取り入れたい工夫の一つですね。
オンラインチャットツールが浸透している企業であれば、比較的取り入れやすい工夫かもしれません。

■バーチャルオフィス
意外にもかなり少数だったバーチャルオフィス。
コロナ禍で社内コミュニケーションを活性化させるために開発されたものですが、意外にも導入している会社は少ない結果となりました。


社内コミュニケーションに課題を感じていながらも、まだ具体的な行動ができていないクリエイターも

冒頭で、「社内コミュニケーションの工夫をしている人が69.1%、特に何も工夫していない(できていない)人は31.9%」と説明をしましたが、その全貌が以下のグラフになります。

[画像4: https://prtimes.jp/i/35158/23/resize/d35158-23-04e08cf2ab9767c37d7f-3.png ]

「該当する項目がない」という回答が多く、さらには「その他」項目も最も少なかったことから、まだ対策を打てていない、工夫する前段階で悩んでいるクリエイターも多いのかもしれません。


広告/SP系とWeb/IT系で徹底比較!工夫の傾向に差は出るか?

では、もう少し細かく分解し、広告/SP系とWeb/IT系で比較してみると違いがあるか?検証してみたいと思います。

[画像5: https://prtimes.jp/i/35158/23/resize/d35158-23-6c6d5611d1024f2e5b16-4.png ]

■広告/SP系
「日報」は、Web/IT系よりも10%以上多く活用していることが分かりました。
また、「該当する項目がない」が2番目に多く、この項目を回答したのは広告/SP系のクリエイターの方が多いということも分かりました。

それ以外の他項目においては、Web/IT系に比べ回答数が少なく、Web/IT系クリエイターよりもオンラインチャットツールを駆使した工夫がまだできていない現状が見てとれます。

■Web/IT系
「 グループチャット」の項目が最も多いですが、広告/SP系クリエイターよりも「 オンライン朝礼、夕礼 」や「オンラインランチMTG」「オンライン飲み会」などオンラインツールを駆使して積極的に社内コミュニケーションを取ろうとしていることが分かりました。

一方で、今回の調査では、バーチャルオフィスは Web/IT系の職場にもあまり浸透していないことも分かりました。


その他、こんな工夫をしているクリエイターも

上記のアンケートで「その他」の項目を選択したクリエイターは、具体的にどんな工夫をしているのでしょうか?

>>続きはこちら
《クリエイターの働き方実態調査6.》
リモートワークで希薄化した社内コミュニケーション。活性化のためにみんなが工夫していることは?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=746

*  *  *   *  *  *  *
2021年12月〜2022年1月に実施した【計53問】に渡るアンケート項目の調査結果を分析し、今後もクリエイターワークス研究所のサイト内にて、以下のようなテーマ別で実態調査結果を発信してまいります。

・クリエイターはどのSNSを使っている?
・クリエイターはどんなところから情報をインプットしている?
・クリエイターはどんなことに興味を持っている?
など

▼今までの調査報告はこちら
《クリエイターの働き方実態調査1.》
コロナ禍2年。クリエイターの働き方は変化した?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=29

《クリエイターの働き方実態調査2.》
【雇用形態で比較】【Web,広告で比較】リモートワークはどれくらい浸透している?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=220

《クリエイターの働き方実態調査3.》
クリエイターがフル出社している理由
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=10

《クリエイターの働き方実態調査4.》
リモートワークにしてよかったことは?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=234

《クリエイターの働き方実態調査5.》
クリエイターが思うリモートの課題とは?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=649

「クリエイターの働き方実態調査」の調査概要

調査期間:2021年12月14日〜2022年1月4日
調査方法:インターネット調査
調査対象:クリエイティブ業界で活躍中のクリエイター(ユウクリ登録クリエイターも含む):511名
(※クリエイターの内訳:グラフィックデザイナー、アートディレクター、Webデザイナー、Webディレクター、コーダー、エンジニア、マーケター、マネージャー、経営者など)

回答いただいたクリエイターの業態:
メーカー・事業会社 30.9%
IT企業 9.1%
広告代理店 7.7%
コンサルティング会社 4.0%
Web制作会社 6.4%
広告制作会社 18.1%
印刷会社 4.4%
個人事務所 2.7%
その他 16.8%

携わっているジャンル:
IT/Web系 30.1%
広告/SP系 41.5%
ゲーム系 3.1%
映像/音響 2.5%
工業/空間 2.5%
その他 20.2%

クリエイターの働き方実態調査を行った経緯


[画像6: https://prtimes.jp/i/35158/23/resize/d35158-23-1fbc5969614fca6473cc-5.png ]

クリエイターワークス研究所は『クリエイターみんながイキイキと働ける世界に』をミッションに、クリエイティブ業界に特化した実態調査を行っている調査機関です。
そのミッションを叶えるべく、『「知らない」「見えない」クリエイターのリアルを伝え、クリエイティブ業界に前向きで新しい行動変容が起こす』ことをビジョンとしています。

そして、「前向きで新しい行動変容」のきっかけの一つが、今回の【実態調査】です。

運営元の株式会社ユウクリは、クリエイター(デザイン・Web・広告)のためのエージェントサービスを事業としています。そのため、私たちは登録クリエイターとクリエイティブ関連企業の声をリアルにキャッチできる立場にいます。しかし、その声たちはクリエイティブ業界のリアルを反映しているものの、まだ世の中に届いていないのでは?と感じています。

エージェントとしてその声をニュートラルに世の中に伝えていくことで、クリエイターワークス研究所のミッションをビジョンを一日でも早く叶えていきたい。

その思いで、まず第一弾として『クリエイターの働き方実態調査』を行いました。
今後も3ヶ月に1度のペースで多角的なテーマで実態調査を行っていくとともに、クリエイター向けのオンラインイベントの開催やインタビュー記事コンテンツ発信も行ってまいります。

クリエイターワークス研究所とは


[画像7: https://prtimes.jp/i/35158/23/resize/d35158-23-720d8e6074a3edcaca21-6.png ]

クリエイターワークス研究所は2017年に開設し、今まで美大芸大就活実態調査、派遣クリエイター平均時給調査などを行ってきました。(これまでのクリエイターワークス研究所の実績→ https://www.y-create.co.jp/corporate/creatorworks/)2022年からは事業内容を拡充し、現在活躍中のクリエイター(雇用形態問わず)にも幅を広げ、定期的且つ多角的な実態調査を行っていく方針に。それに伴い、ロゴデザイン、サイトも一新しました。


会社概要

・株式会社ユウクリ
・代表取締役社長:武藤 覚
・本社:東京都渋谷区円山町28-3 いちご渋谷道玄坂ビル
・設立:1984年
・事業内容:
デザイナー・クリエイター専門の人材エージェンシー
採用支援(人材紹介・新卒紹介)
業務支援(人材派遣・業務委託)
スポット支援(1日単位のスポット派遣「クリプラス」、短期業務委託)
・コーポレートサイト:https://www.y-create.co.jp/

お問い合わせ先

株式会社ユウクリ
クリエイターワークス研究所運営局:宮本
TEL:03-6712-7970
HP:https://www.y-create.co.jp/CWL/
e-mail:cwl@y-create.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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