プレスリリース
ドイツ、パーダーボルン: dSPACEはVoting MemberとしてScalable Open Architecture for Embedded Edge(SOAFEE)プロジェクトに参加しました。当社は、シミュレーションおよび妥当性確認分野における30年以上の実績を同プロジェクトで活用しつつ、システム開発やシステム統合向けのソリューションを推進することで、ソフトウェアディファインドビークル(SDV)の将来像の形成をサポートします。
SOAFEEプロジェクトの主題は、大幅に複雑さを増す車両向けのソフトウェア開発におけるさまざまな課題に対応することであり、車載ソフトウェアの開発や展開をクラウドベースで行うためのスケーラブルかつ統一されたアーキテクチャの構築を目指しています。
dSPACEは、自動車業界におけるソフトウェア開発の複雑さを深く理解しており、これまでもECUソフトウェアの開発やテストに関連する各種のソリューションを提供してきました。
将来の車両は完全に新しいECUアーキテクチャを搭載し、ソフトウェアをサポートするためのより多くの機能を実装することになります。これにより、ソフトウェアの開発手法やテスト手法も変化を迫られます。dSPACEは、SOAFEE構想に主体的に参加するメンバーとして、ECUソフトウェアの開発やテスト分野におけるこれまでの経験を総合的に提供し、ソフトウェアディファインドビークルに関連するさまざまなソリューションやツールを開発することにより、このプロジェクトに貢献する所存です。
dSPACEの自動運転およびソフトウェアソリューション向け戦略および製品管理部門のディレクターであるAndre Rolfsmeierは、「私たちは、SOAFEEコミュニティの多くのパートナーと協力できることを楽しみにしています。私たちはともに、クラウドベースの開発手法を作り上げ、ソフトウェアディファインドビークルの早期の実用化を達成できるよう、それぞれの役割を果たしたいと考えています」と述べています。
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dSPACEについて
dSPACEは、コネクテッドカー、自動運転車両および電気自動車を開発するうえで必要なシミュレーションおよび妥当性確認ソリューションを提供する国際的企業です。自動車メーカーやサプライヤのお客様は、当社のエンドトゥエンドのソリューションを利用し、実車での試験前にソフトウェアやハードウェアの各種コンポーネントをテストしています。また、自動車産業だけでなく、航空宇宙や産業オートメーション、およびその他の産業分野でもdSPACEは開発パートナーとして選ばれ、当社の知識と経験はさまざまな現場に活かされています。当社の製品ポートフォリオは、シミュレーションや妥当性確認向けのエンドトゥエンドのソリューションからエンジニアリング、コンサルティングサービス、トレーニングやサポートまで幅広くカバーしています。dSPACEは、ドイツのパーダーボルンにある本社と、ドイツ国内の3つのプロジェクトセンター、米国、イギリス、フランス、クロアチア、日本、中国、韓国およびインドにある子会社を含め、世界中で2,200名を超える従業員が製品・サービスを提供しています。
詳細についてはwww.dspace.comを参照してください。
プレスリリース提供:PR TIMES