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アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社

アリババクラウド、パートナー企業とともに日本でDXラボを開設し、ビジネスイノベーションを促進

(PR TIMES) 2023年08月29日(火)20時15分配信 PR TIMES

東急不動産や、TSIホールディングスなどの企業が参画

アリババグループのデジタルテクノロジーとインテリジェンスの中枢であるアリババクラウドは本日、デジタル変革プロセスを加速させることを目的としたプログラム「アリババクラウドDXラボ」を発足させること発表しました。本プログラムは、リテールや、ロジスティクスなどの分野に特化し、参加メンバーとの協力のもと、革新的な産業ソリューションの共同開発を行います。
[画像: https://prtimes.jp/i/52991/22/resize/d52991-22-45ef34b09483fcfaa239-0.png ]

本プログラムは、東急不動産株式会社や「PEARLY GATES(パーリーゲイツ)」や「MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)」などのブランドを展開するアパレル大手の株式会社TSIホールディングス(以下、TSIホールディングス)といった企業が初期のプログラムメンバーとして参加しています。また、ゲーム開発スタジオのJP GAMES株式会社、韓国のライブコマース大手企業のLaLa Station、ブロックチェーンソリューションを手掛けるAvalanche、Cloud Naviといった企業もテクノロジーパートナーとして参画し、アニメーション、メタバース、ライブストリーミング、ブロックチェーン、ITサービスサポートなどの技術リソースおよび、関連分野の専門知識をプログラムメンバーに提供します。

このプログラムでは、サプライチェーン管理、統合小売、メタバース空間でのインタラクティブなEコマースショッピング、インテリジェントな顧客サービス、デジタルワークスペース通信などの分野で、アリババクラウドとテクノロジーパートナーがプログラムメンバーのサービスをアップグレードするためのクラウドコンピューティングやAIサービス、産業ノウハウ、ソリューションなど幅広いテクノロジーリソースを提供します。プログラムメンバーとテクノロジーパートナーは、ネットワーキングイベントやテクノロジートレーニングを通じて定期的に交流し、業界のトレンドなどを共有し、次世代の革新的なアプリケーションの開発に取り組みます。さらに、開発された製品やサービスは、それぞれの業界にポジティブな影響をもたらすことが期待されています。

アリババクラウドジャパンのカントリーマネージャーであるユニーク・ソン(Unique Song)は、次のように述べています。
「この新たな取り組みを通じて、セクターを超えたDXとEX(エクスペリエンストランスフォーメーション)を促進するために、日本の主要ビジネスと提携できることを大変嬉しく思います。私たちは共に、最新技術を駆使し、日本や海外で高まるビジネスチャンスを開拓していきます。これは、最先端のクラウドテクノロジーを通じて顧客企業とパートナーの成功を実現するという、当社の日本市場に対する長期的なコミットメントにも一致しています。」

アリババクラウドDXラボは、日本の現地企業が無料で参加できるプログラムであり、現在メンバーを募集中です。

日本と中国におけるTSIホールディングスの在庫管理に関するスマート物流ソリューション
ラボから生まれた最初の共同イノベーションには、アリババクラウドとTSIホールディングスとのコラボレーションがあります。両社による戦略的提携のもと、TSIホールディングスはアリババクラウドのスマート物流ソリューションを導入し、日本および海外で同社のサプライチェーンのデジタル化に取り組みます。

今回の取り組みにより、TSIホールディングスは、アリババクラウドの倉庫管理システム(以下「WMS」)を導入することで、在庫状況をリアルタイムで把握し、それに基づいた物流管理の意思決定が可能になります。このクラウドベースのスマートソリューションは、アリババグループ傘下の物流企業であるツァイニャオ・ロジスティクス(以下ツァイニャオ)のスマートロジスティクス技術を活用して開発されています。

アリババクラウドのWMSは、従来のアナログ管理からの切り替えとなり、データ志向のアーキテクチャで設計されています。このソリューションにより、輸送状況や在庫状況を可視化し、AIを活用することで、お客様の最も近い倉庫からの入出荷の作業平準化や、荷物量の予測による在庫管理の改善といった効果が期待されており、さまざまな業務効率化が可能となります。

TSI ホールディングスは、2023年3月に上海と付随する日本のクロスドック倉庫、2023年11月にはベトナムの倉庫でアリババクラウドのWMSを展開し、今後も複数の物流拠点に展開する予定です。

株式会社TSIホールディングスの代表取締役社長である下地 毅氏は、次のように述べています。
「アリババクラウドとの協業を拡大できることを嬉しく思います。今回、アリババクラウドのWMSを利用することで、絶え間なく変化するグローバルなサプライチェーン環境に対応する物流基盤を4ヶ月と素早く構築することができました。日本と海外のサプライチェーンを一つのフレームワークで管理することで、スムーズな荷渡しが実現し、貿易コストの削減と、関連するカーボンフットプリント削減にも貢献することができます。物流2024年問題に対し、荷主として輸送事業者の負担軽減に努め、より多くのお客様に満足いただけるショッピング体験と持続可能なファッションエンターテインメント産業の実現を目指します。」

また、TSIホールディングスとアリババクラウドは、TSIホールディングスのオンラインショップと実店舗の在庫管理、RFIDや自動化倉庫などのスマート物流ソリューションの活用を通じて、サプライチェーンの最適化と、より快適な購買体験の実現に取り組んでいます。


【TSIホールディングスについて】
TSIホールディングスは(株)東京スタイルと(株)サンエー・インターナショナルが2011年に経営統合して発足しました。2022年4月に「ファッションエンターテインメントの力で、世界の共感と社会的価値を生み出す。」というパーパスを掲げ、時代の流れを先取りする、ファッションエンターテインメント創造企業を目指しています。
TSIホールディングスは「PEARLY GATES」や「MARGARET HOWELL」、「HUF」など50を超えるブランドを有し、幅広い事業ポートフォリオと多様な販売チャネル、性別・年齢を問わない顧客との接点という独自の強みを持っています。また、先進技術にも積極的に取り組み、2017年からモノづくりにおいて3Dによる服のシミュレーションを導入し、納品サイクルの短縮化やサンプル費の削減等、リアルビジネスで活用するための取り組みを行ってきました。今後の成長領域として掲げている「ウェルネス&ライフスタイル」や「ストリート&カルチャー」の分野において、当プロジェクトの参入を検討しており、中期経営計画で掲げたファッションエンターテインメントと新たな価値創造に向け、パーパスの実現を目指していきます。


【アリババクラウドについて】
2009年に設立されたアリババクラウドは (www.alibabacloud.com)、アリババグループのデジタルテクノロジーとインテリジェンスの中枢です。アリババクラウドは、エラスティックコンピューティング、データベース、ストレージ、ネットワーク仮想化サービス、大規模コンピューティング、セキュリティ、管理およびアプリケーションサービス、ビッグデータ分析、機械学習プラットフォーム、IoTサービスなど、あらゆるクラウドサービスを世界中のお客様に提供しています。IDCの調査でアリババクラウドは2018年以降、Infrastructure as a Service(IaaS)分野で世界3位のサービスプロバイダーに認定されています。また、ガートナーには、アリババクラウドは2018年以降、売上高で世界3位、アジア太平洋地域で1位のIaaSプロバイダーとして認定されています。

【ツァイニャオ・ネットワーク(菜鳥網絡)について】
2013年に設立されたツァイニャオ・ネットワーク(菜鳥網絡)は、スマートロジスティクス企業であり、アリババグループの物流部門でもあります。顧客価値創造へのコミットメントの一環として、サプライチェーンに関わるすべてのプレーヤーの効率性と顧客体験を向上させることを目的とし、物流事業に関し協力的なアプローチを採用しています。中国国内では24時間以内、全世界では72時間以内の配送を目指し、「To make it easy to do business anywhere(あらゆるビジネスの可能性を広げる力になる)」というアリババグループのミッションを実践しています。詳細については https://alibaba.co.jp/service/cainiao/ をご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES

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