プレスリリース
テスト用電動クローラユニット「CuGo」シリーズ、届いてから約30分で遠隔操作型移動ロボットが開発可能な「CuGoV3遠隔操作コンプリートキット」を販売開始
〜2022年3月9日〜12日開催の「2022国際ロボット展」で実機を初お披露目〜
株式会社CuboRex(本社:東京都葛飾区、代表取締役社長:寺嶋 瑞仁)は、テスト用電動クローラユニット「CuGo」シリーズにおいて、届いてから約30分で、遠隔操作型移動ロボットが開発可能となるキット「CuGoV3遠隔操作コンプリートキット(税込価格:329,780円)」を2022年2月28日(月)より、販売開始いたします。
製品URL:https://cuborex.base.shop/items/59218791
[画像: https://prtimes.jp/i/22568/22/resize/d22568-22-3b62c349a2bbcf225a68-0.png ]
■「CuGoV3遠隔操作コンプリートキット」開発の背景
当社では、開発者の自由度を高めるため、配線類を開発者自身で構築する「CuGo V3版 遠隔操作ロボットキット」を提供してまいりました。累計販売500台を超え、順調に市場を拡大する中で、バッテリーや配線類を収納する専用ボックスへのご要望を多くいただくことが増えてまいりました。「CuGo」が持つ本来のミッションである、「作りたいモノを早く、安く、簡単に、テスト機をスピーディに制作できる」ことを実現させるために「CuGoV3遠隔操作コンプリートキット」の開発、販売を決定いたしました。
「CuGoV3遠隔操作コンプリートキット」を購入すると、遠隔操作を含むコントローラー部分とバッテリーが予めボックス内に格納されています。そのため、このキットを組み立てて、移動をさせたいものを取り付けるだけで、遠隔操作型移動ロボットの開発が可能となります。
■「CuGoV3遠隔操作コンプリートキット」製品概要
【特徴】
・バッテリー・コントローラー類を専用ボックスに収容した状態でお届け。約30分で移動型ロボットの開発が可能
・小型ながら高い走破性で農地や瓦礫での走行が可能
・コンパクトな車体なので1人で簡単に持ち出せる
・動力機構を、FA用のアルミフレームが車体に取り付けられている
・カスタムしやすい(フレーム構造やモーターの変更など)
【仕様】
・サイズL430×D516×H268mm
・重量13kg
・定格出力100W×2台
・電源DC24V
・耐荷重〜80kgkg
・速度:3km/h
【使用事例】
・農業用ロボットや運搬機の実験機
・レスキューロボットの開発実験機
・高専や工学系大学における工学実習の教材
【内容】
・電動クローラユニット「CuGo V3」組立済×2台
・制御ボックス(バッテリー、モータードライバー、受信機、配線等)
・アルミフレーム2020 500mm×2
・ブラケット・ネジ類
・コントローラー
【金額】
329,780円(税込)
【製品URL】
https://cuborex.base.shop/items/59218791
■2022国際ロボット展で実機を展示
2022年3月9日〜12日の期間で開催される「2022国際ロボット展」で、当製品をお披露目いたします。ご来場予定の方は、ぜひ、当社ブースにお立ち寄りください。また、汎用クローラユニット「CuGo」を活用した事例や活用方法に関するご相談も可能です。
■今後の展開
今後も、安価で、届いてすぐにロボットが制作できるテスト用電動クローラユニットとして、大学や高等専門学校等の教育機関や研究室での普及を目指してまいります。また、人力による運搬や作業負担を減らす移動ロボットを簡単に作れるCuGoは、現在多く活用されているスマート農業以外にも土木等スマートコンストラクション分野、また人が入れない災害現場など幅広く活用可能と考えられます。CuboRexはあらゆる不整地産業での移動ロボット化に対応可能にするため、CuGoの日本製モーターを利用した高耐久な新型開発を進めてまいります。また、ROS向けキットやカスタムクローラーベルトの開発も進め、不整地産業において、利用者自身が欲しい物を作り、利用することが当たり前となった社会の実現を目指します。
参考:電動クローラユニット「CuGo」について
不整地産業向けロボットの「足回り」になる電動キャタピラキットです。
1.組み立てるだけのキット化された電動クローラ(キャタピラ)
2.組み立てて取り付けるだけで、産業用ロボットを制作可能
3.アイデア次第で様々なロボットに応用(自動運搬ロボット等)
従来パーツ化されていなかったキャタピラ部分を組み立て可能なキット化として実現しました。不整地産業向けの「足周り」パーツとして、農業や土木の運搬・点検ロボット等、凸凹が多く人が作業しづらい不整地での作業自動化を目指した研究開発に利用されています。
WEBサイト:https://cuborex.com/cugo/
【会社概要】
農地や建築現場等の凸凹な「不整地」と呼ばれる場所での作業負担軽減や効率化に取り組むため、不整地産業において「欲しい者が欲しい物を生み出せる社会」の実現を目指し、動力内蔵型タイヤやクローラの開発・パーツ化・キット販売をするハードウェアスタートアップです。
社名:株式会社CuboRex
事業内容:不整地産業向けハードウェア研究開発・販売
設立年月日:2016年3月31日
代表取締役:寺嶋瑞仁
WEBサイト:https://cuborex.com/
プレスリリース提供:PR TIMES