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【やっぱり】投資は慣れてきた頃が一番危険?2〜3年目に大失敗した人が26.9%と最多、1年目は11.3%に留まる

(PR TIMES) 2023年09月07日(木)16時45分配信 PR TIMES

大損の二大要因は「急激な相場変動」と「損切りの遅れ」

テクニカル分析専門サイト『テクニカルブック』は、投資歴と投資の失敗経験の関連性を調査する目的で、過去に投資をしたことがある270名を対象にアンケートを行いました。本調査からは、投資歴1〜3年未満(投資を始めて2〜3年目)の人が損失で生活に打撃を受けることが多い、という実態が見えてきました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10844/22/resize/d10844-22-fce9d6300864327865e2-0.png ]

◆調査サマリー

今回の調査結果に関する概要は以下の通りです。

1.生活に影響のある損失を出した人は投資歴1〜3年未満が26.9%と最多、投資歴1年未満は11.3%に留まる

2.生活に影響のある大きな損失の原因は、「急激な相場変動」と「損切りの遅れ」

3.経験年数が多いほど急激な相場変動に要注意、経験年数が短い場合は失敗の原因が分からない人も多い



※本調査を使用する場合は、出典元として以下をご記載ください。以下の調査結果ページでは、本調査に関する全ての情報を確認できます。
サイト名:テクニカル分析の解説サイト『テクニカルブック』
URL:https://runcha-app.com/technical/survey-dangerous-timing-for-investment/


◆調査の実施概要

調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者  :「投資をしたことがある」と回答した20歳以上の男女
調査期間 :2023年8月10日〜8月12日
有効回答 :270名


◆主な調査結果

1.生活に影響のある損失を出した人は投資歴1〜3年未満が26.9%と最多、投資歴1年未満は11.3%に留まる
[画像2: https://prtimes.jp/i/10844/22/resize/d10844-22-5123a0b3cea786932e7c-1.png ]

上のグラフは、過去最大の損失を出したのは投資を始めて何年目かを集計したものです。割合順に整理すると、以下のようになります。

10年以上 :23.7%
1〜3年未満:23.0%
3〜5年未満:19.3%
1年未満  :13.3%
5〜7年未満:12.6%
7〜10年未満:8.1%

最大の損失を出しても「生活に影響はなかった」と回答した人を除いたのが次のグラフです。

[画像3: https://prtimes.jp/i/10844/22/resize/d10844-22-9d075ac50e2c2d9eb84f-2.png ]

この結果を割合順に整理すると、以下のようになります。※カッコ書きは、「生活に影響はなかった」と回答した人を含む全体と比較した増減値です。

1〜3年未満:26.9%(+3.9%)
10年以上 :21.9%(-1.8%)
3〜5年未満:21.3%(+2.0%)
5〜7年未満:12.5%(-0.1%)
1年未満  :11.3%(-2.0%)
7〜10年未満:6.3%(-1.8%)

このように生活に影響が出た人に限定すると、生活に影響が出るレベルの失敗は投資歴1〜3年未満で経験する人が26.9%と、最も多いことが分かります。

なお、過去最大の損失金額については、次のグラフをご覧ください。

[画像4: https://prtimes.jp/i/10844/22/resize/d10844-22-b6cf627033562c194014-3.png ]

100万円以上の損失を出したのが26.2%となっており、4人に1人以上が100万円以上の損失を経験していることが分かります。

損失金額について詳細に調査した結果は、以下から確認できます。

関連:https://runcha-app.com/technical/survey-maximum-loss/

2.生活に影響のある大きな損失の原因は、「急激な相場変動」と「損切りの遅れ」
[画像5: https://prtimes.jp/i/10844/22/resize/d10844-22-6210f3ad6cb674905e94-4.png ]

過去最大の損失を出した原因について質問したところ、上位3位は以下のようになりました。

急激な相場変動に対応できなかった:37.4%
損切りが遅くなってしまった   :36.7%
相場を見ていなかった      :14.4%

このように、「急激な相場変動」と「損切りの遅れ」の2つが、飛び抜けて高い割合となっています。
過去最大の損失で、「生活に影響はなかった」と回答した人を除いて集計したのが次のグラフです。

[画像6: https://prtimes.jp/i/10844/22/resize/d10844-22-0bc864ed49d0e50ff22b-5.png ]

生活に影響が出た人に限定すると、上位3位は以下のようになります。※カッコ書きは、「生活に影響はなかった」と回答した人を含む全体と比較した増減値です。

急激な相場変動に対応できなかった:45.0%(+7.6%)
損切りが遅くなってしまった   :38.1%(+1.4%)
大きなポジションを保有しすぎた :14.4%(+4.8%)

こちらも上位2位は「急激な相場変動」と「損切りの遅れ」で、やはり飛び抜けて高い割合となりました。特に「急激な相場変動」はより高い割合となっており、生活に影響が出るような大きな失敗につながりやすいことが推測されます。

3.経験年数が多いほど急激な相場変動に要注意、経験年数が短い場合は失敗の原因が分からない人も多い

次の表は、投資歴別に生活に影響が出た過去最大の損失の原因を整理したものです。

[画像7: https://prtimes.jp/i/10844/22/resize/d10844-22-568a2b49c4317198e2ac-6.png ]

いずれにおいても上位2位に「急激な相場変動」と「損切り遅れ」が入っており、投資歴に限らずこの2つには注意が必要であることが分かります。

また「急激な相場変動」は、1年未満では20%台、1〜5年未満では40%台、5年以上では50%台と、投資歴が長くなるほど割合が高くなっています。投資の経験が長くなると、予測の難しい急激な相場変動以外で大きな失敗をしにくくなるのかもしれません。

その他、1年未満では「分からない」が同率で1位となっています。経験が短いうちは、状況を把握できないまま損失が拡大してしまうケースが多いようです。


◆投資に慣れてきた頃こそ、改めてリスク管理を意識しよう

今回の調査結果をまとめると以下の通りです。

・生活に影響のある損失は投資歴1〜3年未満で経験する人が多く、投資歴1年未満では少ない
・生活に影響が出る損失の二大要因は、投資歴に関わらず「急激な相場変動」と「損切りの遅れ」
・投資歴が長くなると、大きな損失の原因として「急激な相場変動」を挙げる傾向がある

以上の結果からは、投資初心者よりも投資に少し慣れてきた頃に、投資で大きな失敗をする人が多いことが読み取れます。特に投資2〜3年目の頃は、リスク管理を改めて意識することが重要といえるでしょう。

また、生活に打撃を受けるような損失の背景には、「急激な相場変動」と「損切りの遅れ」があることが圧倒的に多いことが分かりました。「急激な相場変動」を完全に予測することはできませんが、テクニカル分析などを活用して、少しでも巻き込まれる可能性を減らせるよう準備しておきたいところです。

本調査の結果を踏まえて『テクニカルブック』は、投資に興味のある初心者の人が適切なリスク管理を行いながら資産運用ができるよう、有用な情報提供に尽力してまいります。

なお『テクニカルブック』では、引用可能な補足情報やアンケートデータ、グラフ画像等を公開しておりますので、併せてご活用ください。

※本調査を使用する場合は、出典元として以下をご記載ください。以下の調査結果ページでは、本調査に関する全ての情報を確認できます。
サイト名:テクニカル分析の解説サイト『テクニカルブック』
URL:https://runcha-app.com/technical/survey-dangerous-timing-for-investment/


◆『テクニカルブック』について

『テクニカルブック』は、テクニカル分析に関する実践的な情報を提供する専門サイトです。初心者から上級者まで幅広い層のトレーダーに有益な情報を提供するために、投資のプロから監修を受けています。

・山中康司氏:為替情報配信・セミナー講師・コンサルタントなど幅広く活躍
・内田まさみ氏:ラジオNIKKEIや雑誌など多数のメディアに出演

さらにデモトレードを進化させた練習アプリ『Runcha』を提供中です。『Runcha』は、過去20年分のチャートを使って本格的な練習ができるほか、勝率やリスクリワードレシオなども自動で集計されます。自分のトレードの癖を理解し、効率良くスキルアップを目指せるアプリです。

・テクニカルブック:https://runcha-app.com/technical/
・Runcha:https://runcha-app.com/


◆株式会社アドバン

株式会社アドバンは、Webマーケティングや投資教育サービスの運営を行っています。『テクニカルブック』や『Runcha』のほか、以下のような初心者向けアプリも提供しています。

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