プレスリリース
石炭火力への混焼問題などに焦点
10月21日は、大規模バイオマス発電に関する「国際アクションデー」です。
世界各国で森林保全や気候変動問題に取り組んできたNGOが、バイオマス発電の問題についてアクションを行います。この国際アクションデーの一環として、バイオマス発電が気候変動や生物多様性の脅威となっている理由や、今後さらに増加することが予想される石炭火力発電によるバイオマス混焼について、わかりやすく解説するウェビナーを開催します。
「環境にやさしい」として促進されてきたバイオマス発電ですが、日本ではその多くを輸入に頼っています。需要の急拡大に伴い、生産地では貴重な天然林が伐採されたり、生物多様性が破壊されています。石炭火力発電によるバイオマス燃料の混焼を「高効率」とみなす経済産業省の政策により、この動きがさらに加速されています。
そもそもバイオマス発電は、気候変動対策になるのでしょうか。ウェビナーの中で議論を深めていきたいと思います。
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【ウェビナー on 国際アクションデー】気候変動の新たな脅威 〜大規模バイオマス発電の妄想
日時:2022年10月21日(金)18:30〜20:00
オンライン会議システムzoomで開催
申し込み: お申し込みは以下から(自動的に参加用のURLが送信されます)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_WZ2UxFYfQXicp8buiPSE1w
プログラム:
1. 気候変動とバイオマス発電、石炭火力によるバイオマス混焼(深草亜悠美/FoE Japan)
2. バイオマス発電の問題点(ペグ・パット氏/Environmental Paper Network)
3. 燃料生産国からの声
・カナダ(ミシェル・コノリー氏/Conservation North)
・アメリカ(アンディ・ウッド氏/Coastal Plain Conservation Group)
4. 日本での取り組み(共催団体による活動紹介)
*時差と当日の各国でのアクションの都合により、プログラム1と3は録画(字幕つき)でお届けいたします。
参加費:無料
主催:国際環境NGO FoE Japan / 地球・人間環境フォーラム
共催:350 New ENEration / 気候ネットワーク/ ウータン・森と生活を考える会 / A SEED JAPAN / 350.org JAPAN / Fridays For Future Sendai
協力:グリーンピース・ジャパン / メコン・ウォッチ / JACSES / Mighty Earth / バイオマス社会産業ネットワーク/ Climate Action Network Japan / 熱帯林行動ネットワーク / 地球環境市民会議 / and more…
問い合わせ:国際環境NGO FoE Japan
TEL: 03-6909-5983(info@foejapan.org)
プレスリリース提供:PR TIMES