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ポーラ ミュージアム アネックス

流麻二果「その光に色を見る Spectrum of Vivid Moments」 4月22日(金)より開催

(PR TIMES) 2022年02月24日(木)15時15分配信 PR TIMES

「色彩の作家」と呼ばれる流麻二果の4年ぶりとなる日本での個展

ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)では、絵具を幾層にも重ねて色彩豊かな絵画を制作する流麻二果の展覧会『その光に色を見る Spectrum of Vivid Moments』を2022年4月22日(金)から5月29日(日)まで開催致します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69355/21/resize/d69355-21-1e79dd1623f01e4f3c1f-0.jpg ]

「色彩の作家」と呼ばれる流の多彩な絵画は、鮮やかでありながら淡い色彩を持ち、透明感と陰影が重なり合う特有の質感を生み出しています。近年は、2018年のポーラ美術館アトリウムギャラリーでの個展で、ポーラ美術館所蔵の印象派絵画を解釈・再構成した作品を制作したことをきっかけに、伝統的な絵画における色彩を丁寧に追体験しながら、新たな解釈と再構成として色を何層にも塗り重ねた絵画のシリーズ「色の跡」に取り組んでいます。

そのなかでも本展では、2020年の練馬区立美術館「再構築 Re Construction」展で発表した「女性作家のの跡」シリーズの新作を展示します。流は、過去に画家を目指した近代女性作家たちは、家庭を優先するために制作を諦めたり、また、制作を続けたとしても、女性であるということから活躍の機会が少なかったりという状況は、現代の女性にも通じるものがある。と考えました。もし、彼女たちが現代や未来に生きていたら、作家としてどのような活動をしたのだろうかと想像し、日本における女性の生き方、作家としての生き方を歴史と共に見直し、それを未来に繋げていきたいという想いから制作された作品です。日本での個展は4年ぶりとなる今回、この「女性作家の色シリーズ」ほか、新作を含めて約13点を展示予定です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/69355/21/resize/d69355-21-3309ed53af4f20c4a644-5.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/69355/21/resize/d69355-21-2a13adf44fd856634a9c-4.jpg ]


‖展覧会概要‖
展覧会名:流麻二果「その光に色を見る Spectrum of Vivid Moments」
会  期:2022年4月22日(金)- 2022年5月29日(日) ※会期中無休
開館時間:11:00 - 19:00 (入場は18:30まで)
入 場 料:無料
会  場:ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)
アクセス:東京メトロ 銀座一丁目駅 7番出口すぐ / 東京メトロ 銀座駅 A9番出口から徒歩6分
主  催:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
協  力:ユカ・ツルノ・ギャラリー
U R L:http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
※諸事情により内容が変更になる場合がございます。ギャラリーHPで最新の情報をご確認のうえ、ご来場をお願い致します。


[画像4: https://prtimes.jp/i/69355/21/resize/d69355-21-e83ba3531dc5376e8ff3-1.jpg ]


‖作家ステートメント‖

私は自然光のもとで絵を描く。

色を見つけるには、人工の強い光ではなく、柔らかく隅々まで照らしてくれる太陽の光が必要だからだ。

強い光のもとでは、あらゆるものが明るみになる。と同時に、影になって見えなくなるものもある。
社会の仕組みの中で見えなくなってしまっているもの、我々が見て見ぬふりをしてきたもの。
人工的な強い光は影も生んできた。

自然の光の下では、移ろいや機微を捉える曖昧な眼を自分の中に感じる。曖昧さは時に欠点なのだが、
強い光では見えない多様で深層的な光を感じとることができる力とも捉えている。

例えば、生きていることを感じる光。
戦時を生き残り、彫刻家として生き抜いた父が数年前に死を迎えた時に放った光は強烈であったし、
このパンデミックで世界には一様に生きようとする光が放たれていた。

そして日本文化が作り出した「女性らしさ」に抑圧されながらも制作した作家たちの作品の力強い光。

そうした光を見つけ、受け止め、その光のもとに見えてくる多彩な色を「生きている色」として描く。
その光に色を見る。



[画像5: https://prtimes.jp/i/69355/21/resize/d69355-21-45fce0656897a9b48e86-2.jpg ]


‖プロフィール‖

流  麻二果
http://www.manikanagare.com

1975 大阪府生まれ
1997 女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒
2001 トーキョーワンダーウォール審査員長賞
2002 文化庁新進芸術家在外研修員(NY滞在)
Frank Stella スタジオインターン
2004 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員(NY・トルコ滞在)
2013 学習院女子大学客員研究員
2018 CSデザイン賞受賞(2020)

[主な個展]
2021 「その光に色を見る/Spectrum of Vivid Moments」Pola Museum Annex、東京 / 高梁市成羽美術館、岡山
2020 「In Between」Miyako Yoshinaga Gallery、NYC
2018  「色を追う/Tracing the Colors」ポーラ美術館、神奈川
      「色の足処/The Colors Have Gone Through」ユカ・ツルノ・ギャラリー、東京
2016  「角ぐむ」ギャルリー東京ユマニテ、東京
  「Wraparound」Miyako Yoshinaga Gallery、NYC
2015 「一葉」ユカ・ツルノ・ギャラリー、東京
2014 「Line of Sight」Miyako Yoshinaga Gallery、NYC
2013  「可視線」ユカ・ツルノ・ギャラリー、東京
      「無色と白色」学習院女子大学 文化交流ギャラリー、東京
2012  天満屋岡山店、岡山
2011  ギャルリ・プチボワ、大阪
      天満屋高松店、香川
2010  「湧々」ギャルリー東京ユマニテ、東京
      「浮々」ユカコンテンポラリー、東京
2008  「融景」ギャルリー東京ユマニテ、東京
      「繋」PANTALOON、大阪
2006  三越高松店、香川(1999)
2005 伽藍洞ギャラリー、愛知(1999)
「糸口/Clue」ギャルリー東京ユマニテ、東京
コジャエリ県立美術館、トルコ
2004  「10301」江戸堀画廊、大阪(2002、1998)
2003 「Wardrobe」Newhouse Center for Contemporary Art, NYC
2002 「タンス」ギャルリー東京ユマニテ、東京
2001  トーキョーワンダーサイト、オープニングエキシビション、東京
2000  トーキョーワンダーウォール、都庁、東京
1999  佐野画廊、香川

[主なグループ展]
2020  「女子美術大学創立120周年記念展 -PROMISING-」日本橋高島屋S.C.、東京
「紫幹翠葉」明治神宮ミュージアム、東京
「Re Construction 再構築」練馬区立美術館、東京
2019 「大分アートフェスティバル2019「回遊劇場 SPIRAL」」J:COM ホルトホール大分
「Big Hug Transformation」Galerie 5、パリ
2016  「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.05」高松市美術館、香川
2015 「絵画を抱きしめて」資生堂ギャラリー、東京
2014 「THE MIRROR」名古屋商工会館、東京
2013  「アートがあればII」東京オペラシティアートギャラリー、東京
2011 第30回損保ジャパン美術財団選抜奨励展、損保ジャパン東郷青児美術館、東京(2008)
2010  「トーキョーワンダーウォール 2000—2009 10年!」東京都現代美術館、東京
「DOMANI・明日2010」国立新美術館、東京
2009  「No Man’s Land」旧フランス大使館、東京
2008  「色創と色想」DICデザインギャラリー、東京
2007  「Love (?) Letter」アサヒビール大山崎山荘美術館、京都
「land{e}scape」Onishi Gallery, NYC
2006  現代美術の展望「VOCA2006」、上野の森美術館、東京
POLA新鋭展2006「饒舌な寡黙、寡黙な饒舌」Pola Museum Annex、東京
2005 「The Project Diversity/ Home Sweet Home」The Rongio Gallery, NYC
「アートを着る、アートを脱ぐ/The Boundaries」ART ZONE、京都
2004 「旅」展、Uplink Gallery、東京
2002  「こころのパン」プロジェクト、トルコ(イズミット市美術館から5都市巡回)
2000  現代美術の展望「VOCA2000」、上野の森美術館、東京
1999  NCAF名古屋コンテンポラリーアートフェア、名古屋市民ギャラリー第10回吉原治良賞美術コンクール、大阪府立現代美術センター

[画像6: https://prtimes.jp/i/69355/21/resize/d69355-21-237ca3a00e64b6e5dfa1-3.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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