プレスリリース
リーディング企業経営者が社会変革への提言や将来構想を語る特別企画も
学校法人早稲田大学(東京都新宿区、理事長:田中愛治、以下早稲田大学)は、産業界、ベンチャー、大学研究者、博士学生のマッチングの場を提供することを目的として、早稲田オープン・イノベーション・フォーラム2023(WOI’23)を2023年11月9日(木)から10日(金)の2日間、対面イベントとして開催します。本フォーラムでリサーチイノベーションセンター(121号館)で行われる技術ブース展示の内容が決定しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65365/21/65365-21-254f9797c757836ef5e11fa6c948f0a7-868x618.png ]
早稲田オープン・イノベーション・フォーラム2023
【日時】2023年11月9日(木)〜10日(金)
【会場】早稲田大学大隈記念講堂(東京メトロ東西線 早稲田駅 徒歩5分)/リサーチイノベーションセンター(東京メトロ東西線 早稲田駅徒歩3分)
【参加費】無料
【参加申込】https://waseda-oif23.jp/general
※リサーチイノベーションセンターのプログラムは申込不要
【主催】学校法人早稲田大学
【後援】一般社団法人日本経済団体連合会
【こんな方々にお勧めです】
企業内で製品・サービス開発の課題(ニーズ)をお持ちで、大学研究者の技術シーズをお探しの方
産官学連携、オープンイノベーションに関心をお持ちの方
ベンチャー企業、起業などに関心をお持ちの方
※上記以外の方でも、大学生・大学院生を含み、どなたでもご参加いただけます。
【出展ブース情報】
詳細情報はこちら。
https://waseda-oif23.jp/exhibitors
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65365/21/65365-21-a396daa31166d9e5aa50c010dbe6745e-2964x1199.png ]
早稲田大学からの出展
ICT/機械工学/生命科学/化学・素材/医療/数理/環境・エネルギー・インフラ/人文社会科学系/その他 の9分野で大学の最新技術のブース展示を行います。
※注目ブース※
積層造形を活用した高機能モーターの開発【竹澤 晃弘/機械工学分野】
高い積層造形(3Dプリンティング)技術を有するTKE株式会社との共同研究で、高い電気伝導率と熱伝導率の材料である純銅の積層造形と、最適設計技術を活用し、軽量かつ高性能なかご型三相誘導モーターの開発を目指す。
2次元シートに関する研究【高山 あかり/化学・素材分野】
ホウ素の2次元シートであるボロフェンや新奇スピン構造をもつヘテロ積層構造などの2次元物質の構造・物性評価を行っており、展示では試料作製方法や実験手法を紹介。
硬い高機能素子を用いた伸縮電子デバイス【岩瀬 英治/化学・素材分野】
性能の良い硬い電子部品や延伸性の低い金属配線や用いたまま、自己修復機能の付与や折り紙・切り紙による構造工夫を行うことで、デバイス全体として曲げ変形や伸縮変形が可能なフレキシブル電子デバイスの実現を目指す。
医療機器開発に関する研究【三宅 丈雄/医療分野】
眼圧や糖度を測るスマートコンタクトレンズ開発による緑内障および糖尿病網膜症の予防に向けた試作品、再生医療に必要な細胞加工を施すためのナノ注射器などの開発に取り組む。
エネルギーインフォマティクス研究所の取組紹介【大久保 將史/環境・エネルギー・インフラ分野】
高効率な電力エネルギー供給網の構築のために、俯瞰的な視点での統合的電力エネルギー制御を、最新の情報統計解析技術(インフォマティクス)を適用して実現することを目指す。
革新的資源循環技術に関する研究【所 千晴/環境・エネルギー・インフラ分野】
物理的、物理化学的、化学的な分離技術を適切に組み合わせ、資源循環、廃水処理に関する課題を解決する取組や、電気パルス等の技術を活用して分離したい界面で選択的に分離/分解することで実現する省エネルギー型の分離プロセスの取組等を紹介。
ベンチャー企業からの出展
学生ベンチャーを含む10社が出展します。
※注目ブース※
株式会社Urth 【代表取締役CEO 田中 大貴(創造理工学研究科 博士1年)】
「空間を多様化させ、多様化した社会の基盤を作る」というミッションのもと、独自のビジネスモデルですべての個人が活躍できるような多様な空間を生み出しています。建築技術とIT技術を融合させたメタバースサービス「V-air」をはじめとし、建築事業者向けのWebサービス開発事業やブロックチェーン事業を展開しています。
株式会社Genics【代表取締役 栄田 源 (先進理工学研究科 博士6年)】
口腔健康の維持には、日常の口腔ケアが必要不可欠です。そこで従来の手法に革命をおこす全自動歯ブラシを開発しました。全自動歯ブラシはくわえるだけで自動で歯磨きが可能であり、簡易かつ効果的な歯垢除去、口腔マッサージおよび口腔筋力維持を利用者への提供価値としています。全自動歯ブラシで人々の日常の口腔ケアを支援し、健康維持のサポートを目指します。
企業からの出展
株式会社小松製作所、清水建設株式会社、ウエルインベストメント株式会社、早稲田大学ベンチャーズ株式会社、タカハタプレシジョン株式会社、日本電子株式会社、有限責任あずさ監査法人、株式会社ブロードリンク
※太字の企業は121号館での講演も予定しています。
【講演会情報】
※オープニング以外申込みが必要です。詳細は特設サイト(https://waseda-oif23.jp/)をご確認ください。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65365/21/65365-21-81d248b269c15fc25e285a649f05d577-1034x720.png ]
オープニング・NTT研究基調講演(11/9 10:30-12:00)
田中 愛治 早稲田大学総長
池田 貴城 氏 文部科学省 高等教育局長(予定)
塩見 みづ枝 氏 文部科学省 研究振興局長(予定)
川添 雄彦 氏 日本電信電話株式会社 代表取締役副社長 副社長執行役員CTO、CIO、CDO
早稲田出身のリーディング企業経営者による座談会(11/9 13:30-14:30)
根岸 秋男 氏 明治安田生命保険相互会社 取締役会長
井上 和幸 氏 清水建設株式会社 代表取締役社長
漆間 啓 氏 三菱電機株式会社 取締役 代表執行役社長CEO
中田 誠司 氏 大和証券グループ本社 代表執行役社長CEO
入山 章栄 早稲田大学大学院 ビジネススクール教授※ファシリテーター
熊本県-早稲田大学共同企画・講演「半導体産業の未来」(11/9 15:00-16:30)
辻井 翔太 氏 熊本県商工労働部 産業振興局 産業支援課課長
林田 広美 氏 Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社 ヒューマンリソース部門ディレクター
東 哲郎 氏 Rapidus株式会社 取締役会長
日本が世界に誇るトップ企業の社長によるパネル・ディスカッション(11/10 14:15-15:15)
佐藤 恒治 氏 トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長CEO(早大・理工学部卒)
品田 正弘 氏 パナソニック株式会社 代表取締役社長執行役員CEO(早大・商学部卒)
十時 裕樹 氏 ソニーグループ株式会社 取締役 代表執行役社長COO兼CFO(早大・商学部卒)
秋池 玲子 氏 ボストン コンサルティング グループ日本共同代表(早大・理工学部卒)※ファシリテーター
カーボンニュートラル社会研究教育センター(WCANS)設立1周年記念 所長・副所長・トップレベルPI※教授による講演・名刺交換会(11/10 15:30-18:30)
林 泰弘 理工学術院 教授/WCANS所長
「カーボンニュートラル社会研究教育センターの取組と今後の展開」
研究情報:https://w-rdb.waseda.jp/html/100000027_ja.html
下川 哲 政治経済学術院 准教授/WCANS副所長
「カーボンニュートラル社会の実現に向けた文理融合研究教育への実践」
研究情報: https://w-rdb.waseda.jp/html/100001418_ja.html
所 千晴 理工学術院 教授/WCANS副所長
「サーキュラーエコノミーを支える分離技術」
研究情報: https://w-rdb.waseda.jp/html/100000777_ja.html
草鹿 仁 理工学術院 教授/次世代自動車機構長
「電動車パワートレインモデルの紹介とその活用事例について述べる」
研究情報:https://w-rdb.waseda.jp/html/100000397_ja.html
竹山 春子 理工学術院 教授
「微生物資源の有効活用によるバイオエコノミーへの挑戦」
研究情報:https://w-rdb.waseda.jp/html/100000798_ja.html
尾形 哲也 理工学術院 教授
「汎用ロボットとサステナビリティ」
研究情報:https://w-rdb.waseda.jp/html/100000056_ja.html
田辺 新一 理工学術院 教授/スマート社会技術融合研究機構長
「ZEB・ZEHからネット・ゼロエミッションへ」
研究情報:https://w-rdb.waseda.jp/html/100000246_ja.html
※トップレベルPI:早稲田大学では、1.論文、2.博士数、3.外部資金、4.社会貢献の4つのKPI(Key Performance Indicator)からトップレベルPI(Principal Investigator)として研究者を選出し、経済的・人的インセンティブを付与し、カーボンニュートラルに資する研究教育活動を戦略的に推進しています。
WOI’23開催にあたって
早稲田大学は、創立 150 周年(2032 年)へ向けた中長期計画「Waseda Vision 150」に 13の核心戦略を提示し、研究については核心戦略 7「独創的研究の推進と国際発信力の強化」を掲げています。この目標のもと、世界と競える研究集団を形成し、社会の課題と結びついた研究を推進すること、また、学費に依存しない研究推進体制の自立と発展のスキーム「研究の事業化」を構築し、国際研究大学としての地位を確立すべく、日々様々な大学改革を行っております。
この「研究の早稲田」実現に向け、研究・産官学連携成果の公開、大学発ベンチャーの紹介、文理融合の研究・社会変革につながる研究等の紹介、ならびに企業等のご関係者の皆様との共同研究マッチングを目的に、4回目となる「早稲田オープン・イノベーション・フォーラム(WOI’23)」を対面のイベントとして開催します。
今回のWOI‘23では日本のリーディングカンパニーのトップをお迎えし、大隈記念講堂にて社会変革への提言や将来構想を語っていただく座談会、パネル・ディスカッション、「熊本県と大学による半導体産業の未来に関する講演」を開催します。また、リサーチイノベーションセンター(121号館)では、技術シーズや産学連携の成果発表、早稲田大学リサーチイノベーションセンター内の最先端研究施設が見られるツアー等の企画を用意し、新たな産学連携に発展する契機にしたいと考えております。
また、早稲田大学は研究推進×人材育成×社会貢献の三位一体によるカーボンニュートラルの実現を目指して「Waseda Carbon Net Zero Challenge 2030s」(https://www.waseda.jp/netzero/)を宣言し、2022年12月にその実現のためカーボンニュートラル社会教育センター(WCANS)を設立しました。WOI’23の2日目(11月10日)にはWCANS設立1周年記念として本学トップレベルPI教授による講演を開催し、カーボンニュートラルに資する本学最先端の研究を俯瞰できる機会を用意しています。その後、参加者を交えた名刺交換会も開催予定です。
プレスリリース提供:PR TIMES