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福井コンピュータ株式会社

日本のインフラ分野におけるDX推進に向け、ベントレー・システムズと戦略的パートナーシップを締結

(PR TIMES) 2022年10月07日(金)09時45分配信 PR TIMES

ベントレー・システムズのデジタルテクノロジーを活用し、国土交通省が推進する日本のインフラ領域の デジタルトランスフォーメーション(DX)にソリューションを提供

建設業向けCADメーカーの福井コンピュータ株式会社(本社福井県坂井市、代表取締役社長杉田 直)では、インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア会社のベントレー・システムズ(Bentley Systems本社米国ペンシルバニア州エクストン、最高経営責任者(CEO)グレッグ・ベントレー)と戦略的パートナーシップを締結いたしました。
福井コンピュータ株式会社は、この戦略的パートナーシップによりベントレー・システムズのデジタル技術を活用し、国土交通省が推進する日本の建設分野におけるデジタルワークフローの導入を加速し、インフラ分野のDX推進を支援していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/48160/21/resize/d48160-21-f5f5eb2fc515cc1dbe98-0.png ]

【市場背景】
国内における、近年の災害激甚化・頻発化やインフラの老朽化対策の必要性が高まる中、今後インフラ分野における深刻な人手不足が進むことが懸念されており、国土交通省では平成28年からICT技術の活用等による建設現場の生産性向上を目指すi-Constructionを推進しております。さらに、新型コロナウイルス感染症発生を契機とした、公共工事の現場において非接触・リモート型の働き方への転換など、変革を迫られる喫緊の課題を抱えております。こうした状況を踏まえ、社会経済状況の激しい変化に対応し、インフラ分野においてもデータとデジタル技術を活用して、安全・安心で豊かな生活を実現するために、インフラ分野のDX実現に向けた取組みが加速しております。

【実施内容】
福井コンピュータは、ベントレー・システムズ(Bentley Systems、NasdaqBSY)のiTwinプラットフォームを活用し、クラウドベースのデータ共有サービス「CIMPHONY Plus」に3D/4D可視化、シミュレーションおよびデジタルツイン機能を追加していきます。これにより、プロジェクトの管理、設計、施工および維持管理にまたがるインフラのライフサイクル全般をサポートするデジタルソリューションの提供を開始します。
また、あらたに道路設計分野に対し「TREND ROAD Designer」の提供を予定しております。これは、道路の計画、設計、施工、運用のための業界標準であるベントレー・システムズのOpenRoads Designerを活用した全く新しい3Dツールになります。
福井コンピュータは、国土交通省が推進するi-Construction、及びBIM/CIM戦略において、設計・施工・維持管理分野に3Dおよびデジタルツインソリューションを導入・活用することにより、建設業の生産性向上に寄与することを目的としています。

【両社代表者コメント】
●福井コンピュータ株式会社 代表取締役社長 杉田直
「ベントレー・システムズとの戦略提携により、当社は日本の建設業のICT分野に最先端のデジタルテクノロジーを導入することができます。地域社会のインフラを支える建設業の皆様に頼りにされるソフトウェア企業として、役立つ商品、価値あるサポート・サービスを提供することで、社会貢献に努めてまいります。」
●ベントレー・システムズ 戦略チャネル担当シニアバイスプレジデント カルステン・ガーキー
「福井コンピュータとの提携はあらゆる関係者に利益をもたらします。エンドユーザーは、世界レベルの最先端デジタルテクノロジーと地域に対応し高い信頼を得ている専門知識の恩恵を受けます。ベントレー・システムズは、日本のマーケットリーダーである福井コンピュータを介して、要求の厳しい日本のインフラ市場とi-Constructionの規制に対処できます。一方、福井コンピュータは、日本の建設業を劇的に改善する最も革新的なデジタルツインソリューションを提供することができるのです。」

【両社概要】
●福井コンピュータ株式会社
福井コンピュータ株式会社は、測量会社や土木施工会社、公共工事を担う機関などに、測量・設計・施工・維持管理といったインフラ工事の各フェーズに応じたCAD関連製品の開発・販売を行っており、国内での納入実績は約40,000社と、業界トップクラスの実績を誇っています。近年ではICT技術で生産性向上を図る「i-Construction」が国によって推進され、3Dレーザースキャナ、ドローン測量、GNSSを活用した建設機械の自動制御などの様々な技術が急速に普及しています。福井コンピュータではこれらの新技術をソフトウェアでサポートし、業界全体の生産性向上を目指しています。
https://const.fukuicompu.co.jp/
●ベントレー・システムズ(Bentley Systems、NasdaqBSY)
ベントレー・システムズは、インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業です。世界経済と環境の両方を維持しつつ、世界のインフラを前進させる革新的なソフトウェアを提供しています。業界をリードする当社のソフトウェアソリューションは、専門家やあらゆる規模の組織によって、道路・橋梁、鉄道・輸送、上下水道、公共事業や公益事業、建物やキャンパス、鉱業、産業施設の設計、建設、運用に活用されています。当社の製品には、モデリングおよびシミュレーション用のMicroStationベースのアプリケーション、プロジェクトデリバリ用のProjectWise、資産およびネットワークパフォーマンス用のAssetWise、ジオプロフェッショナルソフトウェアを牽引するSeequentのポートフォリオ、インフラストラクチャデジタルツイン用のiTwinプラットフォームなどがあります。ベントレー・システムズは、186カ国に4,500人以上の従業員を擁し、年間売上高は10億ドルを上回ります。
https://www.bentley.com
(C) 2022 Bentley Systems, Incorporated. Bentley、Bentleyロゴ、AssetWise、iTwin、MicroStation、OpenRoads、OpenRoads Designer、ProjectWise、およびSeequentは、Bentley Systems, Incorporatedまたはその直接もしくは間接の完全所有子会社の登録商標または未登録のサービスマークのいずれかであります。その他のブランド名および製品名は、各所有者の商標です。

【ベントレー・システムズ iTwinプラットフォームについて】
iTwinプラットフォームは、開発チームがインフラ資産のデジタルツインを作成、視覚化、解析するためのアプリケーションを構築できる、オープンでスケーラブルなクラウドプラットフォームです。iTwinプラットフォームで構築されるアプリケーションを利用すれば、ユーザーは、目下のツールやプロセスを妨げずにさまざまな設計ツールで作成されたエンジニアリングデータをリビングデジタルツインに取り入れ、リアリティモデリングやその他の関連データに整合させられます。iTwinプラットフォームにより、ドローンやIoT接続センサーから得た現実世界の条件の変更など、あらゆる変更を可視化、追跡することも可能になります。iTwinプラットフォームは、資産の全ライフサイクルにわたって意思決定者に役立つインサイトを提供し、問題解決を促します。iTwinプラットフォームは、「powered by iTwin」アプリケーションの基盤であるとともに、ベントレー・システムズおよびその戦略的共同ベンチャー、デジタルインテグレータ、システムインテグレータ、独立系ソフトウェアベンダー、ソフトウェア開発者が作成するデジタルツインソリューションの基盤にもなります。

プレスリリース提供:PR TIMES

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