プレスリリース
株式会社エクソル(代表取締役社長:鈴木 伸一、本社:京都市中京区、以下、エクソル)は、「XSOL SOLAR STAR 制度」の運用を開始します。「XSOL SOLAR STAR 制度」は太陽光発電所の設備、法的デューデリジェンス、ハザードや発電量などを検査・評価してランク付けし、価格査定するサービスです。
買主は太陽光発電所のスペックをランクで判断して簡単かつ安心して購入でき、保有する発電所の水準を揃えられます。売主も、買主が求める、売れる発電所のスペックをランクで把握でき、安心して建設できるようになります。
「XSOL SOLAR STAR 制度」のポイント
買主にとって困難な太陽光発電所のスペック判断が、ランクによって簡単にできるようになる
ランクに応じた価格設定により、買主と売主、双方が納得・安心できるスムーズな取引を実現
FIT 制度から自立し、安全で安心な地域に求められる太陽光発電所の普及につながる
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■ 制度運用の経緯と概要
大企業を中心に、SDGs、ESG 投資への対応など企業における再生可能エネルギーへの需要が高まる中、菅前総理の2050 年までのカーボンニュートラルを目指す宣言により、自治体をも巻き込む形となり、その需要はさらに高まっています。このような状況で、企業などに再エネ電気を供給したい新電力、新電力の代わりに発電所を保有するアセットホルダー、太陽光発電所を建設するデベロッパーなどを中心に、FIT 制度(固定価格買取制度)による売電を行わない、「NON-FIT 太陽光発電所」の売買が本格化しようとしています。
しかし、買主にとって課題となるのが、太陽光発電所の“良し悪し”の判断が容易ではないことです。売主も、近似条件の発電所でも売り先によって売買の条件が変わる、さらには売れないかもしれないというリスクがあります。「XSOLSOLAR STAR 制度」は、買主、売主、さらにその先にいる電気を使用する方々の課題やリスクまで解消します(上図参照)。
まずは、これから建設される新設の太陽光発電所を対象に査定を行い、順次、既設の太陽光発電所にも対象を拡大します。これにより、買主と売主、双方が納得・安心できるスムーズな取引につなげることで、「NON-FIT 太陽光発電所」の導入をアシストし、FIT 制度から自立した太陽光発電の導入と発展に貢献し、地域に求められる太陽光発電所の普及に尽力します。
■ XSOL SOLAR STAR 制度の特長
「XSOL SOLAR STAR 制度」は、基本項目と査定評価項目で、太陽光発電所をランク付けして査定価格を算出します。基本項目は「設備」、「施工」、「土地」、「法的DD」、「地域への告知」という項目でチェックを行います。基本項目のうち一つでも基準を満たすことができなかった場合は、売買を推奨しない発電所ということで査定評価の対象外とします。そのような場合は、建設計画の見直しや是正についてのご提案をいたします。
基準をすべて満たすことができた発電所は、ハザードマップなどを参照しながら評価する「ハザードランク」と、地域の積雪状況さえ計算に入れたエクソルの発電量シミュレーションによる「発電量ランク」をそれぞれ査定し、A 〜 Cで評価します。最終的に、各項目の評価を掛け合わせて発電所を5段階評価し、査定価格を算出します。
【太陽光発電所の価格査定の流れ】
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プレスリリース提供:PR TIMES