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「Off-line Position Finder API」を正式リリース

(PR TIMES) 2022年03月15日(火)00時40分配信 PR TIMES

動画のみをインプットとし、3次元位置情報を事後的に把握できるサービス「Off-line Position Finder API」を正式リリースしました。

Cellid株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:白神 賢、以下「Cellid」)は、独自に開発したVisual SLAM(Cellid SLAM)を用いた位置情報把握サービス「Off-line Position Finder API」(以下、本サービスという)を正式リリースしたことをお知らせします。
[画像: https://prtimes.jp/i/30718/21/resize/d30718-21-c66f0b293bdf7e18348b-0.png ]

Cellidは、汎用カメラの動画を独自に開発したVisual SLAM技術(特許取得済み技術を複数含む)で解析することにより、3次元位置情報を事後的に把握できるサービス「Off-line Position Finder API」をリリースしました。

従来、位置情報の把握にはGPSやビーコンが用いられていましたが、「高さ情報を取得できない、GPS環境下でしか利用できない、電源供給が必要、位置測位設備の大規模かつ高額な整備が必要」など、実導入には課題がありました。本サービスでは、汎用的なカメラの映像を事後的に解析することで、位置測位設備を整備することなく、3次元位置情報を可視化できるようになります。

本サービスを利用することで、多くのユーザがカメラを付けた人やものの3次元位置情報の把握を行うことができます。ユーザはUnityなどの表示エンジンに3次元位置情報を出力し、さまざまなユースケースへの応用が可能です。

■従来の位置情報把握の課題
これまで位置情報把握は、高さ情報を取得できない、GPS環境下でのみ利用可能、電源供給が必要、位置測位設備の大規模かつ高額な整備が必要、など実導入には多くの課題がありました。

■本サービスの特徴
上記課題の解決を目指す本サービスには以下のような特徴があります。

・高さ情報の取得
動画のみをインプットしており、従来手法では取得が難しかった高さ情報を取得できます。

・汎用カメラに対応
位置測位設備の大規模な整備を必要とせず、汎用カメラのみで3次元位置情報の可視化が可能です。この結果、導入設備コストが大幅に軽減され、また操作も大幅に容易になります。

・広範囲への対応
独自に構築したシステムとアルゴリズムにより、今まで難しかったプラントや土木工事現場のような大規模な空間に対しても対応が可能です。

■使い方
1.カメラを起動し、作業中の動画を撮影

2.動画をサーバーへアップロードし、解析のリクエストを実施

3.3次元位置情報をファイル形式で提供

■ユースケース
建設業や製造業などにおいて、作業者やものの位置情報を把握することで、人的リソースの投入量を定量的に管理できるようになります。また、出来形と人的リソースの投入量を比較することによって人員の最適配置を行うなど幅広い用途での利用が可能です。

■Cellidについて
Cellidは、次世代デバイスのARグラスにおけるキーコンポーネントであるハードウエア「Display Module」と空間認識を行うソフトウエア「Cellid SLAM」の両方を提供しています。
Cellid SLAMはARグラス向け以外に、汎用カメラでも利用可能な産業別ソリューションを開発、提供しています。

■会社概要
会社名:Cellid株式会社
所在地:東京都港区六本木4-8-6 パシフィックキャピタルプラザ5F
代表者:白神 賢
設立:2016年10月
URL:https://www.cellid.com/
事業内容:ARグラス用のディスプレイモジュールと空間認識ソフトウェアの販売

■お客様からのお問い合わせ先
Cellid株式会社
TEL:03-6447-0767
e-mail:contact@cellid.com

プレスリリース提供:PR TIMES

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