• トップ
  • リリース
  • 伊賀地区外国につながりを持つ子どもと保護者の進路ガイダンスを開催【三重県伊賀市】

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

伊賀地区外国につながりを持つ子どもと保護者の進路ガイダンスを開催【三重県伊賀市】

(PR TIMES) 2023年09月21日(木)09時45分配信 PR TIMES

9月24日(日)伊賀市立上野東小学校で、伊賀管内の小中学校に在籍する外国につながりをもつ児童生徒及び保護者に対し、日本の教育制度や高校入学選抜制度などの説明を母国語などで行う。(ポルトガル語、スペイン語、中国語、タイ語、タガログ語、やさしい日本語)伊賀市は、人口86,216人、うち外国人住民5,799人で6.7%を占める。
市では、国際交流協会やNPO等と協力し平成2年の入管法改正後の外国人労働者が多く渡日した直後から、日本語学習や多文化共生事業、不就学児童の把握などに力を入れている。来日間もない外国籍の子どもの進学に関して下学年編入や初期適応教室、学習支援等に取り組んでおり、このガイダンスを経て将来を見据えた進学や就職などを実現している。(エンジニア、大学教員など)
このガイダンスは、出身国との教育制度の違いや進学、進路に関する知識を親子で学ぶことにより、定住化や永住化が進む外国につながりを持つ子どもたちの将来の夢を育むために行われているもので2002年から開催しており今回が22回目となる。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/121150/20/121150-20-051588e883569e8e26027fabfd333d33-675x450.jpg ]

進路ガイダンスの取り組みと目的


2002年から開催されているこの取り組みは、伊賀市教育委員会をはじめ市内の多文化共生に取り組む団体等の協力を得て開催しています。
学校内では、外国生まれや育ちの保護者や子どもも、日本人と同じ説明を受けてますが、日本での当たり前の情報や教育、進路決定についての情報が不足しており、在留資格や経済的問題などの補足情報が必要です。そのため、母語で直接質問ができ、親子で進路に関する理解を共有できる機会づくりを行っています。
参加者は、ロールモデルとなる先輩へのインタビューやメッセージなどを聞くことで、将来の夢や可能性をイメージし、保護者が進路を決める時期より前に日本社会で子育てする上で必要な制度や情報を早い段階に理解することで、子どもの進路保障を確保することを目的としています。
伊賀市内の2023年3月末の日本語指導が必要な外国籍生徒のうち進学を希望する生徒の
高校進学率は、94.7%。
国の調査では、日本語指導が必要な中学生等の進路状況は、※89.9%・(全中学生等の進学率は※99.2%)
※文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の受入れ状況等に関する調査(令和3年度)結果による。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/121150/20/121150-20-fb70250301525e3c16aa5965d7f078e0-602x406.jpg ]

伊賀地区外国につながりを持つ子どもと保護者の進路ガイダンス開催


【日時】2023(令和5)年9月24日(日)13:00〜16:00(受付12:30〜)
【場所】伊賀市立上野東小学校 特別教室他
(三重県伊賀市緑ケ丘中町4352番地 電話0595-21-0314)
【対象者】外国につながりを児童生徒及びその保護者
     伊賀管内の小中学校に在籍する中学校1〜3年生、小学校5・6年生
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/121150/20/121150-20-e91739e1005794e76a53617929d5d1fc-627x470.jpg ]

【内容】下記スケジュールのとおり
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/121150/20/121150-20-500905d9a68ecd8501de8fd32081d4a8-1023x712.png ]

主催:伊賀市帰国・外国人児童生徒等に対するきめ細かな支援事業運営協議会・伊賀市・伊賀市教育委員会
共催:NPO法人伊賀の伝丸・伊賀日本語の会・三重県教育委員会
後援:公益財団法人三重県国際交流財団・三重県教職員組合伊賀高支部・三重県教職員組合伊賀支部
子どもファースト


◆伊賀市では、子どもファーストの事業を多数行っています。
小中学校の給食費の無償化や子育て支援基金を活用し、外国につながりをもつ子どもたちの夢を育む事業として外国語絵本購入・読み聞かせや学習支援教室「ささゆり」などの事業も行っています。
伊賀市教育委員会では、外国人児童生徒の漢字検定の無償化や県の巡回相談員を活用した懇談や取り出し授業、日本語指導コーディネーターによる教員に対する指導研修会などを行い、外国につながる子どものサポートを行っています。
【問い合わせ】
伊賀市教育委員会事務局 学校教育課 指導教職員係 電話:0595-22-9649


(その他の参考データ)
■公立学校における日本語指導が必要な児童生徒数 58,307人(全国)
文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和3年度)」
■関連URL
(文部科学省、帰国・外国人児童生徒教育等に関する施策概要):https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/001.htm
(令和4年度「帰国・外国人児童生徒等に対するきめ細かな支援事業」に係る報告書の概要)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/001/1417255_00012.htm



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る