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I&CO、「はるるーと 防災教育キット」を使用した実証実験に向けて、埼玉県入間市と協力協定を締結

(PR TIMES) 2024年10月18日(金)16時40分配信 PR TIMES


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96058/20/96058-20-31ca736fc0ffdae44f6f30eb7dd5fae3-2240x1493.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
避難ルートサイン「はるるーと」イメージ

I&COは、避難ルートサイン「はるるーと 防災教育キット」を使用した実証実験の実施に向けて、9月30日付で埼玉県入間市と協力協定を締結しました。「はるるーと」に関する協力協定の締結は、全国の自治体で入間市が初となります。

「はるるーと」は、テープを貼る体験を通じて子どもたちの日常的な防災意識を醸成する、新しい避難ルートサインです。今回の協力協定のもとI&COと入間市は、「はるるーと」および今回新たに制作した防災教育用教材を組み合わせた「はるるーと 防災教育キット」について、その利用効果を検証すための実証実験を共同で実施します。
実証実験 概要
- 日時  令和6年10月23日(水)13:30〜15:10- 場所  入間市立藤沢東小学校(入間市東藤沢7-9-1)- 対象  小学4年の児童- 内容  「はるるーと」の貼付体験と、防災教育キットを使用した防災授業
日常的な防災意識を高める「はるるーと」とは?
「はるるーと」は、テープを貼る体験を通じて子どもたちの日常的な防災意識を醸成する、新しい避難ルートサインです。ロールテープ状で、学校の廊下などに貼って使用します。南海トラフ巨大地震の危険区域である静岡県で生まれ育ったI&COのデザイナー・橋本明花が、「デザインの力で防災のためにできることはないか」との思いから考案しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96058/20/96058-20-237b885d42e76e0ce76303ad75f4ac07-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
避難ルートサイン「はるるーと」イメージ

「はるるーと」の特徴
一般的に、既存の避難誘導サインは子どもたちの目線の上、かつ限られたポイントに配置されています。これに対して「はるるーと」は、子どもたち自身がテープを貼る体験を通して避難ルートを覚えたり、子どもたちの視野に入りやすい場所に配置することで、日頃から避難ルートを意識できる点が特徴です。災害時には、直感的にわかりやすいデザインや色覚の個人差に配慮したユニバーサルカラーで、避難ルートの目印として機能します。
「はるるーと」プロジェクトはフェーズ2へ
2024年4月に、静岡県三島市立東小学校での避難訓練において「はるるーと」を使用し、その効果を検証しました。児童からは「わかりやすくて逃げやすかった」、教員からは「児童たちが自主的に避難指示を意識し、自力で避難できる可能性を感じた」などのコメントをいただきました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96058/20/96058-20-b3bc3970715e12b9347f4041a2144b49-2910x1634.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
避難訓練のために廊下に貼られた「はるるーと」
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96058/20/96058-20-b604893d88b6c68d9be4a8683bee6568-2916x1638.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
児童が「はるるーと」に沿って避難する様子


この実証実験の成果を踏まえて、テープの素材や色味、デザインを改良し、現在「はるるーと」の製品化を進めています。今回は、プロジェクトのフェーズ2として「はるるーと」をさらに効果的に活用してもらうことを目指し、防災の基礎知識を学ぶ防災教育用教材を制作しました。I&COは、入間市との協力のもと、「はるるーと」と防災教育用教材を組み合わせた「はるるーと 防災教育キット」が、学校の防災に一層寄与できるものになることを目指します。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96058/20/96058-20-cb1e32895a99b3893b38135afd09921a-1850x1040.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
防災教育用教材イメージ
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96058/20/96058-20-a673ae1b923c110af81ce2451c6d745f-1852x1038.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
防災教育用教材イメージ

入間市 杉島理一郎市長 コメント
入間市は『心豊かでいられる、「未来の原風景」を創造し伝承する。』というパーパスのもと、まちづくりを進めています。これは、100年後の未来に誇れるまちを、“今”、皆で創っていきたいという志を表しており、「いるま未来共創ラボ」を設置し、官民共創による柔軟なプロジェクト運営を展開しています。

毎年、本市全域で実施している防災訓練は、形だけの訓練ではなく、実際の災害時に役立つ実践的な取り組みを重ねてきました。その中で、学校における防災教育についても、子どもたちが日頃から防災について考え、行動する力を育むことが必要だと感じていました。

今回の産学官連携による実証実験は、これらの課題に応える取り組みとして、「いるま未来共創ラボ」から生まれました。この取り組みを通じて、災害時における避難体制の強化と、子どもたちへの実践的な防災教育の充実を図ってまいります。
I&COについて(https://iandco.com/ja
ブランド、プロダクト、サービス、コミュニケーションの4領域に焦点を当て、企業やブランドの変革を成功に導くグローバル・イノベーション・ファーム。ニューヨークと東京、シンガポールに拠点を置き、これまでにTOYOTA、UNIQLO、Panasonic、Amazon Audibleなどをはじめ、国内外の数多くのブランドのプロジェクトを手がけている。




プレスリリース提供:PR TIMES

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