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信濃毎日新聞株式会社

新発見の北斎肉筆画も公開!!信濃毎日新聞創刊 150 周年記念特別展 「葛飾北斎と3つの信濃 -小布施・諏訪・松本 -」2023年7月1日〜8月27日

(PR TIMES) 2023年06月05日(月)11時15分配信 PR TIMES

葛飾北斎の信濃での画業を紹介する長野県立美術館独自の北斎展

日本が世界に誇る浮世絵師 ・葛飾北斎と信濃とのかかわりを通じて北斎の画業を長野県立美術館独自の企画展で紹介します。
晩年に信州小布施で描いた肉筆画、岩松院の天井絵「鳳凰図」関連作品、上町及び東町の祭屋台天井絵と上町祭屋台(屋台は小布施町以外で初展示)、北斎と信州に関わる門弟たちの作品など多数公開します(岩松院天井絵「鳳凰図 」原寸大高精細複原図と上町祭屋台を展示する1F展示室は撮影可能)。
その他にも錦絵の各揃物(「 百物語 」、「諸国瀧廻り 」、「諸国名橋奇覧 」、「千絵の海 」など)や貴重な摺物、美人画や花鳥画など数多の肉筆画の名品を展示し、中でも「冨嶽三十六景」は全46図を全会期で展示します。
また、本展に向けた調査研究の過程で発見された初出展となる北斎と門弟による肉筆画も公開します。
[展覧会の見どころ]
日本が世界に誇る浮世絵師・葛飾北斎の画業を、小布施、諏訪、松本という信州の視点から振り返る、画期的な独自の展覧会です 。

小布施で描いた北斎晩年の傑作、《上町祭屋台天井絵「女浪 」図》(長野県宝)と《東町祭屋台天井絵「鳳凰」図》(長野県宝)が揃って展示されるとともに、北斎もその建築に大きく関わった《上町祭屋台》(長野県宝)が初めて小布施町を離れ、長野県立美術館で公開します。

小布施町にある岩松院本堂21畳の天井に描かれた北斎の大作「鳳凰図(通称・八方睨み鳳凰図)」をデジタル化し、原寸大で再現した「高精細複原図」(縦5.5m×横6.3m)を上町祭屋台とともに天井高 7.2mの展示室で臨場感たっぷりに展示します 。

《神奈川沖浪裏》や《凱風快晴》など、世界に知られた北斎の代表作「冨嶽三十六景」全46図を全会期にわたってご覧いただける、非常に贅沢な展覧会です。

浮世絵に「風景画」という新たなジャンルを確立した北斎の風景画シリーズ「諸国瀧廻り」や「諸国名橋奇覧」、「千絵の海」など錦絵の名品を一堂に展示します 。

100年以上行方が知れず、幻の作品といわれた《隅田川両岸景色図巻》は、北斎作品の最長といわれる長さ716cmの紙本巻物の肉筆画で、北斎壮年期の傑作と評された作品であり、展示箇所を変えながら、全会期にわたってご覧いただけます。

晩年に数多くの名品を手がけた肉筆画の傑作も多数展示します。特に《弘法大師修法図》や《菊図》、絶作といわれる《富士越龍》は必見そのもの。また、《柳下傘持美人》や《酔余美人図》など、北斎美人画も数多く同一会場でご覧いただける、またとない展覧会です。

本展で初公開となる北斎の貴重な肉筆画《双河豚に大根飾り図》、《日本神話島生みの図》にくわえて、同じく新発見の《六歌仙図》は、北斎と5人の門人(抱亭北鵞(五清)、葛飾北周、北亀、葛斎、北鷹)が六歌仙を寄せ描きした大変珍しい作品です。

諏訪高島藩の家老を描いた《千野兵庫肖像》は、北斎の数少ない肖像画として極めて貴重な作品です。また 「冨嶽三十六景」で唯一、信州の風景が描かれた諏訪湖と高島城など、北斎と諏訪との繋がりを示唆する重要な作品を展示します。

江戸後期、松本城下で浮世絵師として活躍した抱亭五清は、北斎の高弟であり、独自の美人画様式を確立し、松本平に新風を巻き起こしまた。本展では、これまでにない規模で、五清美人画の名品を展観します。


[画像1: https://prtimes.jp/i/92002/20/resize/d92002-20-415c9a0504b69f608c29-3.jpg ]


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[展覧会概要]
◇会  期 2023年7月1日(土)〜2023年8月27日(日)午前9時〜午後5時
※前期:7月1日(土)〜7月30日(日)、後期:8月3日(木)〜8 月27日(日)
※毎週水曜日休館・展示替えに伴う本展の休室日は7月31日(月)〜8月2日(水)
◇会  場 長野県立美術館 長野市箱清水1―4―4 城山公園内
◇主  催 長野県、長野県立美術館、信濃毎日新聞社、(公財)信毎文化事業財団
◇共  催 長野県教育委員会、信越放送
◇特別協力 北斎館、すみだ北斎美術館、日本浮世絵博物館、諏訪市博物館、岩松院、NTT ArtTechnology、アルステクネ
◇後  援 長野市、長野市教育委員会、長野商工会議所、善光寺、長野県芸術文化協会、(公財)八十二文化財団、(公財)ながの観光コンベンションビューロー、JR東日本 長野支社、NHK長野放送局
◇監  修 安村敏信(北斎館館長)

◇観 覧 料 
一般1,600(1,500)円、中高生800(700)円、小学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
◎NAMコレクション展および東山魁夷館との共通料金 一般2,100円、大学生及び75歳以上1,900円
◎リピーター割引 一般1,600円 →1,300円、中高生800円 →700円
本展の使用済み前売券、当日券、招待券を受付にお持ちいただくと、特別割引で入館いただけます。
◎相互割引 特別協力5施設(北斎館、すみだ北斎美術館、日本浮世絵博物館、諏訪市博物館、岩松院)のチケッ
ト半券を当館受付でご提示いただくと、団体料金でご入館いただけます。また、本展のチケット半券を上記5施
設でご提示いただくと、割引が受けられます。期間、内容は各施設にご確認ください。
※割引券の併用はできません
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、付き添い1名は無料
◇前 売 券 ※販売は6月30日まで
◎一般1,400円
◎前売特割2枚セット券(一般)2,600円 ※前期・後期で2回入館される際やお二人での入館にお得です。
[プレイガイド] 長野県立美術館、ローソンチケット(Lコード:36295)、セブンチケット
(セブンコード:099-930)、ホクト文化ホール、キッセイ文化ホール、長野県伊那文化会館、
長野県庁内生協売店、長野県内合同庁舎内生協売店(長野・上田・佐久・松本・諏訪・伊那)、
信毎メディアガーデン1階まちなか情報局、信濃毎日新聞販売店(お取り寄せ)、長野県カルチャーセンター

[展示構成]
第1章 北斎と小布施
展示室1:北斎が画業の晩年に何度も訪れた小布施における足跡を追いながら、東町・上町祭屋台天井絵(長野県宝)や岩松院天井絵の原寸大高精細複原図、そして、初めて小布施の地を出ることになった上町祭屋台(長野県宝 )を展示します。
※本会場のみ作品撮影が可能です。
展示室2・3:小布施時代を概観した後は、北斎の長く、幅広い画業の中から、錦絵の揃物や摺物、版本、そして 、肉筆画など、北斎芸術を代表する名品の数々と新発見の作品を展示します。

主な作品
錦絵
・「冨嶽三十六景 」全46 図(全会期を通じて展示 )
・「百物語」、「諸国瀧廻り」、「諸国名橋奇覧」、「千絵の海」などの揃物
・「新板浮絵忠臣蔵」や「阿蘭陀画鏡 江戸八景」、「ひらがな落款シリーズ」など洋風表現の揃物
・《木曽路名所一覧》(後期展示)
肉筆画
・《隅田川両岸景色図巻》
・《柳下傘持美人》(前期展示)
・《酔余美人図》(後期展示)
・《桜に鷲図》(前期展示)
・《弘法大師修法図》(前期展示)
・《菊図》(後期展示)
・《富士越龍》(後期展示)
・葛飾北斎、抱亭北鵞(五清)、葛飾北周、北亀、葛斎、北鷹《六歌仙図》(後期展示)※本展初公開
版本
・『北斎漫画』
・『春の曙』
・『富嶽百景』

第2章 北斎と諏訪
展示室 3:諏訪湖と高島城、そして富士山が一つの構図となった諏訪の情景は、「冨嶽三十六景」をはじめ幾たびも描かれており、北斎が好んだモティーフでした。また、作品の少ない肖像画のなかで、北斎は諏訪高島藩の家老千野兵庫をモデルに貴重な一作を描いており 、本章では北斎と諏訪の関係性に注目し、その繋がりを俯瞰します。
主な作品
・《千野兵庫肖像 》
・《千野貞亮 ・貞慎 ・松花園肖像 》
・《冨嶽三十六景 信州諏訪湖 》
・『富嶽百景 』二編 信州八ケ嶽の不二

第3章 北斎と松本
展示室 3:北斎の高弟で独自の魅力的な美人図を数多く残した抱亭五清は 、その後半生を松本城下で過ごしました 。今回 、五清作品の名品を一堂に展示し、五清が絵師として松本平を舞台に活躍した足跡を紐解くことで、北斎の息吹が松本で花ひらいた様子をご覧いただきます。
主な作品
・抱亭五清 《蛍狩二美人図》(前期展示)
・抱亭五清 《六歌仙図》(前期展示)※本展初公開
・抱亭五清 《粧い美人図》
・抱亭五清 《花籠と美人図》(前期展示)

【報道関係のお問い合わせ】
長野県立美術館 広報・マーケティング室 (休館日:水曜日)
〒380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣り)
TEL:026-232-0052 / FAX:026-232-0050 / E-MAIL:nam-pr@naganobunka.or.jp



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