プレスリリース
CancerWithは、がん患者さまの「働きたい」に寄り添い、企業における復職支援・両立支援の促進をサポートします。
オンラインがん相談サービス「CancerWith」を運営する株式会社ZINE(代表取締役CEO:仁田坂淳史)は、田辺三菱製薬労働組合 関東ブロック東京本社支部にて、社内向けセミナー「がん患者さま・ご家族が抱える悩み、治療と就労の両立」を2022年11月15日にオンラインにて実施しました。
本セミナーは、約200名の組合員の方々にご参加いただきました。終了後のアンケートでは、セミナーに対する満足度が97.8%(5段階評価で3以上)、両立支援に対する理解度の向上が97.8%(5段階評価で3以上)と、大変高い評価となりました。がんと就労に関して、76.1%が「仕事と治療の両立は大変だと思う」、60.9%が「職場に迷惑がかかることに抵抗がある」との回答がありました。
参加者からは、患者の就労支援に関してキャリアコンサルタントの方との相談が必要だと感じた、治療以外の相談先が必要、不安な患者さんやその家族のサポートになりそうなサービス、こういったサービスが普及することを期待する、など両立支援の理解が深まったとの言葉を頂いています。
[画像: https://prtimes.jp/i/77111/20/resize/d77111-20-d1ab3150179f07f9440a-0.jpg ]
■「がんかもしれない」で仕事を辞めてしまう
実際、がん検診の要精検時点で33.3%が離職を検討、5.7%は実際に退職し、がん患者の2割は廃業や退職をしています。(※1) 企業視点では、がん患者に対する育児・介護休業法のような法整備はなく、従業員ががんに罹患した際の支援方法が確立されていません。就労年齢では、女性で40〜50代、男性で50〜60代が多く管理職クラスの重要な人材の急な退職は課題です。労働力人口のうちがんに罹患する人の割合が増えており、今後も増え続けることが予測されています。(※2)
(※1)がん患者の就労や就労支援に関する現状 - 厚生労働省
(※2)平成27年版厚生労働白書 - 人口減少社会を考える -図表1-1-4 人口ピラミッドの変化
■がん患者さま・ご家族が抱える悩み、治療と就労の両立セミナー
本セミナーでは、がんと就労に関する社会背景や患者・家族心理、我々が培ってきた「がん相談」の知見を共有しました。代表取締役CEO 仁田坂と取締役COO 二宮が、がんと就労を取り巻く社会的な状況、CancerWithに寄せられた働き方やキャリアに関する悩み、がん患者の社会的状況や課題をお話ししました。(※3)
働くがん患者の課題への理解を深めることで、より多くのがん患者さまの「働きたい」に寄りそえると考えています。
(※3)事例は利用規約に則り個人情報を伏せた上で、内容を一部改変してご紹介しています。
■ 「CancerWith」について
オンラインがん相談サービス「CancerWith」は、がん患者や家族が、24時間いつでも匿名で専門家に相談できるサービス。主に30〜50代の働くがん患者の治療・生活の悩みを看護師・社労士といった専門知識を持つアドバイザーが寄りそい解決する。患者さまやご家族が自分らしく生きられるようサポートする。無料で1件まで相談でき、月額770円(税込)で無制限利用可能。
オンラインがん相談サービスCancerWith
https://cancerwith.com
株式会社ZINEでは、企業の人事労務担当者さまへの福利厚生サポートプランやセミナーも行っています。両立支援の仕組み導入や、管理職・経営層向けの罹患者とのコミュニケーション方法等、がんに関する意識啓発などの健康経営のサポートが可能です。まずはお問い合わせください。
https://share.hsforms.com/1Bs-IcJO-TJOoLtoLHONvYQ46sq5
■運営会社
株式会社ZINE(ジン)
https://zineinc.co.jp
代表取締役CEO 仁田坂淳史
取締役CTO 池田健人
取締役COO 二宮みさき
プレスリリース提供:PR TIMES