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部屋の機嫌で育つ「観情植物」 Log Flower(ログフラワー)を東急エージェンシーとKonelが共同開発

(PR TIMES) 2022年08月08日(月)17時45分配信 PR TIMES

ミカン下北に新設するスタジオ「砂箱」にてβ版を展示


日本橋・金沢・下北沢を拠点に、クリエイティブ&アート事業を展開する越境型クリエイティブ集団Konel(本社:東京都中央区、代表取締役:出村光世 以下、コネル)は、株式会社東急エージェンシー(本社:東京都港区 代表取締役 社長執行役員:澁谷尚幸)の「半歩未来のアイデアを開発するプロジェクト『GG(仮) 』」において、開発パートナーとして「部屋の機嫌で育つ『観情植物』 Log Flower(ログフラワー)」のプロトタイプ開発を行い、β版を公開しましたので、お知らせいたします。

この「Log Flower(ログフラワー)」は、コネルが下北沢駅前高架下施設「ミカン下北」の地に新たに開設したクリエイティブスタジオ「砂箱」にて、8月26日より9月2日まで、展示会を行い公開します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/57032/20/resize/d57032-20-c25b1921f4bc96814338-12.png ]





「Log Flower」とは

「Log Flower」とは、部屋の雰囲気(感情)を栄養にして育つデジタル上の新しい植物です。
吸収する感情によって成長の仕方が変わっていく「空間の写し鏡」のような存在であり、人びとの「いま」のコミュニケーションのあり方に気づきをもたらし、ひとの心のあり方を前向きに導く、世界にひとつだけの「観情植物」です。

「Log Flower」は、音声感情解析AIであるEmpath*を使用し、30日間で成長していきます。
最初は丸い「種」ですが、日々部屋の空気(感情)を吸収して「苗」となり、そして「花」へと部屋の感情に紐づいたオリジナルの形状と色に変化しながら成長します。
取得感情の種類と色は、平常:白/喜び:黄色/悲しみ:青/怒り:赤

*人の声から感情を解析するAIです。声の音響物理的な特徴から数万人の音声データベースを元に喜怒哀楽や気分の浮き沈みを判定します。

■発育イメージ

[画像2: https://prtimes.jp/i/57032/20/resize/d57032-20-52cd08c3613df6ccd5e8-13.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/57032/20/resize/d57032-20-2346ab87a531e0e9ada0-14.jpg ]


■感情ログのレイヤー

[画像4: https://prtimes.jp/i/57032/20/resize/d57032-20-e66326441b18480da5a2-15.png ]



■「Log Flower」 の特徴
1.毎日リアルタイムで「感情」を吸収。
2.感情を取得するとインタラクションが発生。
3.取得した感情は発育形状ごとの色相になって反映。
4.最終的な感情の総量で成長後の花の形や色が決定。

■「Log Flower」 の価値
1.部屋の空気を視覚化し「気づき」を与える
感情を可視化し、計測をすることで感覚でしかわからなかった「気づき」を得られます。
2.人の言動・振る舞いを前向きに導く
気づきにより空気の原因を考え、会話や振る舞いを見直すことで、よりよいコミュニケーションが生まれます。
3.空間を華やかにし、人の心に栄養を与える
感情によって独自の形に変化するアート性と、今までにない発育や変化が楽しめる体験が人の心に栄養を与え、空間を彩ります。

「Log Flower」 の詳細はこちら https://gg-beta.com/lf/


「Log Flower」 プロトタイプ開発の背景

長引くコロナ禍やリモート社会の進展によって、くらし方や働き方もいろいろと変わり、特定の人と同じ空間で過ごす「おうち時間」が多くなりました。その結果、楽しい時間だけでなくピリついた時間も増えています。
その場の空気や雰囲気に人は大きく左右されるものです。そんな「空気」を可視化できないだろうか。空間を満たすいろいろな感情を取り込んで成長する植物の姿を見ることで、人々に気づきをもたらすことができるのではないかと考えました。そうした気づきは、人々の発言や態度をちょっとだけ前向きな方向に導くはずです。このような発想のもと、この「Log Flower」は生まれました。

「Log Flower」 開発レポート
note:https://note.com/gg_beta/n/n044ab84f42fe
開発に関する背景や活動内容を公開しています。

note:https://note.com/gg_beta/n/n3c7240dddcbb
GG(仮)メンバーの家庭での実証実験における、より詳細なインタラクションや成長の様子を公開しています。


「Log Flower」 展示会に関して


[画像5: https://prtimes.jp/i/57032/20/resize/d57032-20-a6d04081c58aee854a3c-11.png ]

下記の期間、「未発表の発射台」をテーマとしたクリエイティブスタジオ「砂箱」にて、展示会を行います。
ご来場された方のさまざまな「感情」で成長する「Log Flower」が体験いただけます。

未来のパーツ展 vol.1 感情と花
会期: 2022年8月26日(金)〜9月2日(金)11:00-19:00
※8月29日(月)は休館、9月2日(金)は17:00閉館となります。

会場:「砂箱」( https://sunabako.jp
東京都世田谷区北沢2-6-4 ミカン下北E街区2F
下北沢駅小田急線東改札を出て右、世田谷区アクセス道路を歩いて3分

▼詳細はオフィシャルサイトからチェックしてください。
https://sunabako.jp


実証実験について

今回の展示会に先立ち、7月1日から30日の期間中、「CryptoBar P2P」* の店内カウンターにて「Log Flower」を展示し、期間中にご来店されたお客さまの会話から感情を読み取り、種から育成するという実証実験を行いました。

■検証中の「Log Flower」の様子

[画像6: https://prtimes.jp/i/57032/20/resize/d57032-20-81a72c7ec67afc913106-16.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/57032/20/resize/d57032-20-57846b7fed1ed7e64835-17.jpg ]

* CryptoBar P2Pは、ブロックチェーン・NFT・Web3といったクリプトの文化や技術が好きな人向けのコンセプトBarです。お店では暗号資産決済にのみ対応しており現金や電子マネーは不可。連日クリプト好きの方々がクリプトトークに花を咲かせています。

〒104-0061 東京都中央区銀座5-6-8 1F
https://cryptobarp2p.io/


「Log Flower」 販売に関して

公開した「Log Flower」はβ版(プロトタイプ)です。商品化や販売については未定ではありますが、今後さまざまな企業からのお問い合わせや協業のご相談を通じて、東急エージェンシー、株式会社コネル、技術協力の株式会社 Empathとともに改良や機能拡張を加えてまいります。

〇企画・デザイン:東急エージェンシー(小池康裕、井倉大輔、矢谷暁、山田潤、三輪和寛、佐々木剛哉、丸岡晃子、相賀翔太)
〇デザインテック・パートナー:株式会社コネル(荻野靖洋、齊藤匡佑、ajisa)
〇技術協力:株式会社 Empath(代表 下地貴明、山崎はずむ)


「半歩未来のアイデアを開発するプロジェクト『GG(仮) 』」について

GG(仮)は、半歩未来のアイデアを開発する東急エージェンシーのプロジェクトです。
日常の中に隠れた“こんなことできたらいいな、あんなものがあったらいいな”という想いをベースに、明日をより嬉しい方向に変える、半歩未来のプロダクトやサービスを開発しています。

note: https://note.com/gg_beta
Webサイト: https://gg-beta.com/


砂箱について


[画像8: https://prtimes.jp/i/57032/20/resize/d57032-20-6c5278bcf7c5ef9de43b-7.jpg ]

『砂箱』は、2022年3月オープン時から話題の「ようこそ。 遊ぶと働くの未完地帯へ。」がコンセプトのミカン下北から、未発表のアイデアを発信できる場にしたいという思いで開設したクリエイティブ・スタジオ。「未発表の発射台」をテーマとし、作家が生み出す新作、イノベーティブなトーク、企業が検証中のプロトタイプ、実験的なライブ・パフォーマンスなど、ジャンルを超えて、新たな体験が『砂箱』のステージで打ち上げられます。またメタバース空間「砂バース」を併設することで、デジタルアートやインスタレーション展示など、表現の可能性の拡張を探求します。

『砂箱』は下北沢から世界への発信拠点となると同時に、実験区下北沢という新たなエリアブランドのシンボルとして、下北沢から新しい価値を創造していきます。

▼アクセス
下北沢駅小田急線東改札を出て右、世田谷区アクセス道路を歩いて3分
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-6-4 ミカン下北 E街区2F

▼オフィシャルサイト
https://sunabako.jp


Konelについて



[画像9: https://prtimes.jp/i/57032/20/resize/d57032-20-e326fb506d9ee0099873-6.jpg ]


Konel(コネル)は30職種を超えるクリエイター/アーティストが集まるコレクティブです。越境をポリシーに持ち、アート制作・研究開発・ブランドデザインを越境してプロジェクトを推進しています。東京・金沢・ベルリン・ベトナムの拠点を中心に、多様な人種が混ざり合いながら、未来の体験を実装しています。 可能性の創造をコンセプトに、様々なテーマとメディアを横断した制作を展開。一貫して、各テーマに潜む違和感や構造を紐解き、そこに潜む未知なるイメージを創作することに焦点を置いている。主な作品に、脳波買取センター《BWTC》(2022)、パナソニックの共同研究開発組織「Aug Lab」にて共作した《ゆらぎかべ - TOU》(KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展)や、フードテック・プロジェクト OPEN MEALS(オープンミールズ)と共作した《サイバー和菓子》(Media Ambition Tokyo 2020)など。

▼オフィシャルサイト
https://konel.jp/

代表者:出村 光世
住所:東京都中央区日本橋横山町6-14 日本橋地下実験場
設立:2011年10月
資本金:950万円


本件に対するお問い合わせ先

Konelは、未来の可能性を探るプロジェクトへ積極的に参加をしてまいります。
コラボレーション・取材に関するお問い合わせは、こちらのアドレスまで。

info@konel.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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