プレスリリース
発祥から600年を迎えた高級茶として名高い八女茶から代表的な天皇杯を受賞した茶園の深蒸し茶、そして八女伝統本玉露から厳選した茶葉を使用した2種類のボトリングティーを発売します。
丸七製茶(所在地:静岡県藤枝市、代表取締役:鈴木成彦)は、八女茶ボトリングティー2品を2024年2月6日から2月8日まで東京ビッグサイトにて開催されるグルメダイニングショーにてお披露目し、翌2月9日(金)より丸七製茶直営『ななや』各店、ネット販売にて新発売致します。
★ネットショップ
https://marushichi-tac.com/
■商品のご案内
室町時代に遡ること1423年、黒木町笠原に中国から帰国した周瑞禅師が茶の実と製茶法を庄屋松尾太郎五郎久家氏に授けました。この年が「福岡の八女茶」の生産が始まった年とされ、昨年2023年に600年を迎えました。八女茶は玉露を筆頭に日本の銘茶産地の中でも特筆すべき高級茶産地として名高く、全国茶品評会において高級茶の代名詞である玉露の上位入賞の大半を独占していると言っても過言ではないほどの優秀な成績を毎年収めています。そうした銘茶産地の中から今回2つのボトリングティーを作りました。
『IMPERIAL EDITION YAME 』福岡/八女中央大茶園(720ml)木箱入り5,000円/税込3,240円
八女市内からほど近い丘陵地に見渡す限り緑の絨毯と言える一面の茶畑が広がります。新緑の季節にはその緑色はさらに美しくなります。八女市は多様な土壌を持ち、様々な高品質な農産物を生み出すことで知られています。その中で最も代表的なものがお茶ですが、その中でも秀でた茶生産者である八女中央茶共同組合さんは多くの優秀な実績を積み重ね、最高の生産者の称号と言われる天皇杯を昭和54年に受賞し、その後も高品質なお茶作りを続けています。このお茶は600周年を記念する2023年に収穫した「やぶきた」種の深蒸し茶から作りました。玉露の様に被覆栽培した旨味、甘みとともに深蒸し茶特有の円やかな味わいがバランス良く感じられる最上級の味わいをお楽しみください。
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『YAME-GYOKURO』伝統本玉露 福岡/八女 星野村玉露(720ml)3,000円/税込3,240円
高級茶の代名詞ともいえる玉露を日本で最も多く生産するのが福岡県の八女地域。量だけでなくその品質も日本最高峰茶葉を評価する全国茶品評会玉露の部で毎年のように上位クラスの大半を独占し、地域特性を生かした玉露として世界的に知られるGI認証も取得しました。玉露は伝統的な栽培方法で作られ、収穫前3週間以上の期間太陽の光を遮り栽培されることで特有の色、味、香りを生み出しますが、伝統本玉露はその中でも特に伝統的な被覆方法を維持し栽培されています。本玉露特有の香り、濃厚な旨味、そしてほのかな渋味をバランス良く飲み口良く味わえるように淹れてボトルにしました。
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※全国茶品評会とは
全国茶品評会は、全国茶生産団体連合会が主催する日本茶の品評会です。1947年から毎年開催され、全国の茶産地が日本茶日本一を競い、茶生産の近代化と茶業経営の発展を目的として開催されています。審査部門は普通煎茶、深蒸し茶、かぶせ茶、玉露など8カテゴリーに分類され、各部門ごとに最高賞・農林水産大臣賞などの受賞者を選出しています。
■TEA ARTISAN CRAFTED
大量生産では不可能な日本茶の上質な香味を商品化するCRAFT BREW TEA STUDIOから新作が生まれました。日本茶には110種類を越える品種があり、その中にはとても珍しいもの、香味のキャラクターが強いものなど様々なものがあります。今日のようにシングルオリジンが注目されていない20年以上前から個性的な品種茶を全国各地の農園から集荷し、仕上げ焙煎加工から販売まで手掛け続けてきたノウハウをボトリングに活かしています。
原料となる茶葉は日本茶鑑定士(※https://www.zencharen.info/japanteatasterassociation)である当社代表鈴木成彦が大量の茶葉から毎年5,000種を越える原料茶葉の買付けを行い、さらにその中から最適な原料を選定しています。また、数々の名人賞を受賞した父子相伝の選別仕上げ加工を行ない、日本で唯一、独自の改良を積み重ねた茶専用抽出機による特殊製法により急須などの伝統的な茶器では不可能な香味を引き出し、旨味、酸味、渋味、苦味を革新的な職人感覚で個性的かつバランス良く整えて商品化しています。
ボトリングの他に2010年からジェラートを代表とするお茶スイーツの製造を始め、ジェラートマイスターの資格を保有し、日本国内準優勝の実績と長年の日本茶作りの経験を生かした“世界でいちばん濃い抹茶ジェラート”には今も行列ができる人気を頂いております。また、2015年から自社工房でチョコレート作りを始め、パリで開催されるサロン・ド・ショコラにて多くの方から人気を頂き、“世界でいちばん濃い抹茶チョコレート”『抹茶セブン』は毎年様々なTV、新聞、雑誌、ネット等のメディアでも紹介され、国内外のVIPにも喜ばれており、バレンタインが近づく1月になると連日売り切れ続出が続きます。
こうしたお茶のすべてを知り尽くしたお茶職人の匠の技を生かし、ソムリエ、パティシエ、チーズプロフェッショナル、コーヒーマイスターなどの資格を持ったスタッフとともにお茶を使った商品作りを“TEA ARTISAN CRAFTED”(※https://marushichi-tac.com/)をコンセプトに新しいスタイルで日本茶の魅力を国内外に発信し続けています。
■CRAFT BREW TEA STUDIO
丸七製茶では長年急須を使うお茶の淹れ方教室を開催してきました。茶葉の品質の違いだけでなく、お茶を淹れる水質や沸かし方、お湯の温度、そして茶葉の鮮度や量、淹れる道具の素材や注ぎ方などちょっとした工夫で味や香りが変わるため、その楽しみ方をお伝えしてきました。
また、味わいのリズム感や香りのメロディを感じ取り、茶葉の個性を活かしながら作曲をするように多様な茶葉のブレンドによってお茶の魅力を発信してきました。
しかし、そうしたことを幅広く楽しむには専門的な知識を習得した経験者でなければ十分楽しむことはできません。長年お茶作りに関わってきたものとして最適な淹れ方で作ったお茶をグラスに注ぐだけでベストな状態で多くのお客様に楽しんで頂けるお茶作りができないかと模索し続けてきました。
そして、2020年に四半世紀以上描いてきた構想を実現させ、最高品質の茶葉の香味をイメージ通りの味わいでボトルに閉じ込め、“いつでも、どこでも、誰にでも”極上の味わいを楽しんで頂く“音楽をレコーディングするようにお茶を淹れる”工房(スタジオ)を作りました。
この高級ボトリングティーを作る工房をCRAFT BREW TEA STUDIOと名付けました。水質、湯温、濃度、抽出時間などを設定し、様々な色や形のボトル充填が可能で、個性的な茶飲料を作ることができ、ペットボトル飲料とは別格の品質と個性が体験できる飲料を作るクラフト感あふれる工房で製造しています。
現在、ノンアルコール飲料に注目が集まる中で、アルコール飲料からアルコールのない飲料を作るのではなく、お酒を楽しめない人のためにそもそもアルコールのないハイクオリティな飲料としてティーペアリングを意識した高級ボトリングティーを作っています。
なお、製造によって排出される茶殻の残渣は環境に配慮し、抽出後の茶葉を自然乾燥によってCO2排出に留意し、すべて有機肥料化して畑に戻して有効活用し廃棄物を生み出さないように運営しています。
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■販売店舗のご紹介
ななや藤枝店
静岡県藤枝市内瀬戸141-1 TEL054-646-7783
ななや静岡店
静岡県静岡市葵区呉服町2-5-12 TEL054-251-7783
ななや青山店
東京都渋谷区渋谷2-7-12 TEL03-6427-9008
ななや京都三条店
京都府中京区油屋町92-1 三条通り柳之馬場上ルTEL075-251-7780
お茶チョコビレッジ内/ななや牧之原店
静岡県牧之原市西萩間1151 TEL0548-25-5100
ふじのくに茶の都ミュージアム内/ななやサテライトショップ
静岡県島田市金谷富士見町3053-2 TEL 0547-46-5588
★ネットショップ
https://marushichi-tac.com/
■会社概要
会社名:丸七製茶株式会社
所在地:(営業本部)静岡県藤枝市上青島1870
代表者:代表取締役社長 鈴木成彦
事業内容:日本茶・茶類の製造・販売、茶類を使用したスイーツの製造・販売
URL http://marushichi-group.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES