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株式会社ユウクリ

クリエイターワークス研究所『クリエイターの働き方実態調査』続編を発表。リモートワークのデメリットは「運動不足」がダントツ58.4%。他、「情報交換」「セキュリティ」「健康」面での訴えも。

(PR TIMES) 2022年03月03日(木)16時15分配信 PR TIMES

クリエイターワークス研究所は2022年2月にメディアサイトを立ち上げました。実態調査をベースに、クリエイターやクリエイター採用を行っているクリエイティブ関連企業のための情報発信を行っています。

「クリエイターワークス研究所」(運営会社:株式会社ユウクリ│本社:東京都渋谷区、代表取締役:武藤覚)は、「クリエイターがイキイキと働ける世界に」をミッションに、クリエイティブ業界に特化した実態調査を行っている調査機関です。
現在第一線で活躍中のグラフィックデザイナー・Webデザイナーを中心としたクリエイターを対象に働き方実態調査を行い、今回で5回目の調査報告。前回はリモートワークのメリットについて報告をしましたが、今回はデメリットについて。リモートワークに潜むクリエイターの新たな課題が浮き彫りになりました。
▼詳しくはこちら▼
《クリエイターの働き方実態調査5.》クリエイターが思うリモートの課題とは?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=649

前回のおさらい

前回の調査報告は《クリエイターの働き方実態調査4.》リモートワークにしてよかったことは?(https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=234)のテーマで、以下のような結果を共有させていただきました。

・「通勤のストレスが減った」がダントツの1位
・「作業の集中」「出費を抑えられた」「生活習慣の改善」もメリットに感じている
・クリエイティブ職も一般職もメリットに感じる項目はほとんど同じ
・フルリモートで働くクリエイターの方が「人間関係によるストレスが減った」ことを実感している
・フルリモートで働くクリエイターの方が「家族との時間が増えた」ことを実感している


リモートワークのデメリット、トップはダントツの「運動不足」が58.4%


では、デメリットについてはクリエイターはどのように感じているのでしょうか?


今回はそのリモートワークのデメリット・課題についての調査報告をさせていただきます。
まず、ワースト5をインフォグラフィックで表現してみました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/35158/20/resize/d35158-20-d74be44417b30cf50be3-1.png ]

圧倒的に 「運動不足になった」 がトップとなり、次いで「オンとオフの切り替えがしにくくなった」となりました。
尚、全項目の結果は以下の通りとなりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/35158/20/resize/d35158-20-615f770e432144890cc3-0.png ]

前回の「リモートワークにして良かったことは?」の調査で「通勤のストレスが減った」がダントツの93.8%だった反面、運動不足という新たな課題に直面しているクリエイターが多くいるようです。

また、社内コミュニケーションの項目(「上司」「同僚」「部下」「他部署」とのコミュニケーションが減った)のうち、「同僚同士のコミュニケーションが減った」が圧倒的に多いことも気になる結果となりました。


その他にもあるある リモートワークのデメリット・課題

さらに、より具体的なリモートのデメリット、課題を聞き出すこともできました。
(以下は、「その他」の項目を選択したコメントから抜粋しています)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼情報交換・コミュニケーション
・ネット以外での情報不足
(フリーランス・個人事業主 ディレクター/男性50代前半)

・雑談からのビジネスヒントなどが無くなったり営業をしにくくなった
(会社経営者 デザイナー/40代前半女性)

・上司にわからない事や聞きたい事があった場合、パソコン越しでの対応なので、レスポンスに間があったりPC画面上で指示すればすぐわかる事が文章での対応になるので、ややこしくなったりすることがある
(派遣社員 テレビ関係 CGデザイナー/30代前半男性)

・全体的にコミュニケーションが減った
(フリーランス・個人事業主 デザイナー/40代後半女性)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▼守秘義務
・同じくリモートワークをしている家族との場所の融通(MTGが重なると守秘義務的に問題あり)
(正社員・契約社員 Web制作会社 執行役員/40代前半女性)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▼ネット環境
・会社からのサポートがなく自宅のMacを使い、仕事に必要なアプリケーション代を自分で支払っている
(派遣社員 印刷会社 デザイナー/女性40代前半)

・自宅wifiが突然NGになった際の業務進行対策が個人に担いすぎ。そこのバックアップも考えて欲しい
(正社員・契約社員 広告制作会社 デザイナー/40代後半)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▼風習
・出社主義との摩擦。クリエイティブ職・営業職など、業務意識の違いが明らかになった
(正社員・契約社員 広告制作会社 ディレクター/30代後半女性)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▼オンとオフの境界線
・家事育児との両立。かなりしんどい
(フリーランス・個人事業主 ライター/30代後半女性)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▼マインド
・たまの出社時の機材の用意や気持ちの面での億劫さがしんどい
(派遣社員 ゲーム会社 プランナー/20代後半女性)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▼健康
・原因不明の体調不良に悩まされ続けることになった
(フリーランス・個人事業主 コーダー・エンジニア/40代前半女性)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

クリエイティブ職と一般職。リモートワークのデメリットもほぼ同じ結果に

リモートワークのデメリット。
それは、一般職とは違いが出るのでしょうか?
昨年2020年に株式会社NTTデータ経営研究所が行った『テレワーク/リモートワークへの取り組み状況2020年』
の一般職が81%を占める実態調査と比較してみました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35158/20/resize/d35158-20-8a3fe9a6cfef11caf1d1-2.png ]

上記の図では、「自分で自分の時間を管理すること」が一番の課題として挙げられており、クリエイターでダントツだった「運動不足」は3位となっていました。
クリエイターの方が運動不足の現状を強く問題視していることが分かります。

さらに、「上司・部下・同僚とコミュニケーションがとりにくいこと」と「仕事とプライベートの区別がつかないこと」は上位となっており、一般職も同等の問題認識を持っていることが分かりました。


フルリモートとハイブリッドの働き方で違いはある?

今回、クリエイターワークス研究所が実施した調査では「フルリモート」と「ハイブリッド」で働き方を区分しているため、前回のメリットと同様、デメリットについてももう少し細かく分析してみました。

>>続きはこちら
《クリエイターの働き方実態調査5.》クリエイターが思うリモートの課題とは?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=649


*  *  *   *  *  *  *
2021年12月〜2022年1月に実施した【計53問】に渡るアンケート項目の調査結果を分析し、今後もクリエイターワークス研究所のサイト内にて、以下のようなテーマ別で実態調査結果を発信してまいります。

・社内コミュニケーションみんなどんな工夫してる?
・みんなどんな働き方が理想に思ってる?
など

▼今までの調査報告はこちら
《クリエイターの働き方実態調査1.》
コロナ禍2年。クリエイターの働き方は変化した?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=29

《クリエイターの働き方実態調査2.》
【雇用形態で比較】【Web,広告で比較】リモートワークはどれくらい浸透している?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=220

《クリエイターの働き方実態調査3.》
クリエイターがフル出社している理由
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=10

《クリエイターの働き方実態調査4.》
リモートワークにしてよかったことは?
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=234


「クリエイターの働き方実態調査」の調査概要

調査期間:2021年12月14日〜2022年1月4日
調査方法:インターネット調査
調査対象:クリエイティブ業界で活躍中のクリエイター(ユウクリ登録クリエイターも含む):511名
(※クリエイターの内訳:グラフィックデザイナー、アートディレクター、Webデザイナー、Webディレクター、コーダー、エンジニア、マーケター、マネージャー、経営者など)

回答いただいたクリエイターの業態:
メーカー・事業会社 30.9%
IT企業 9.1%
広告代理店 7.7%
コンサルティング会社 4.0%
Web制作会社 6.4%
広告制作会社 18.1%
印刷会社 4.4%
個人事務所 2.7%
その他 16.8%

携わっているジャンル:
IT/Web系 30.1%
広告/SP系 41.5%
ゲーム系 3.1%
映像/音響 2.5%
工業/空間 2.5%
その他 20.2%

クリエイターの働き方実態調査を行った経緯


[画像4: https://prtimes.jp/i/35158/20/resize/d35158-20-04c96d3f2b38142306ab-4.png ]

クリエイターワークス研究所は『クリエイターみんながイキイキと働ける世界に』をミッションに、クリエイティブ業界に特化した実態調査を行っている調査機関です。
そのミッションを叶えるべく、『「知らない」「見えない」クリエイターのリアルを伝え、クリエイティブ業界に前向きで新しい行動変容が起こす』ことをビジョンとしています。

そして、「前向きで新しい行動変容」のきっかけの一つが、今回の【実態調査】です。

運営元の株式会社ユウクリは、クリエイター(デザイン・Web・広告)のためのエージェントサービスを事業としています。そのため、私たちは登録クリエイターとクリエイティブ関連企業の声をリアルにキャッチできる立場にいます。しかし、その声たちはクリエイティブ業界のリアルを反映しているものの、まだ世の中に届いていないのでは?と感じています。

エージェントとしてその声をニュートラルに世の中に伝えていくことで、クリエイターワークス研究所のミッションをビジョンを一日でも早く叶えていきたい。

その思いで、まず第一弾として『クリエイターの働き方実態調査』を行いました。
今後も3ヶ月に1度のペースで多角的なテーマで実態調査を行っていくとともに、クリエイター向けのオンラインイベントの開催やインタビュー記事コンテンツ発信も行ってまいります。

クリエイターワークス研究所とは


[画像5: https://prtimes.jp/i/35158/20/resize/d35158-20-349ca0cfdb5c6cfe3da8-5.png ]

クリエイターワークス研究所は2017年に開設し、今まで美大芸大就活実態調査、派遣クリエイター平均時給調査などを行ってきました。(これまでのクリエイターワークス研究所の実績→ https://www.y-create.co.jp/corporate/creatorworks/)2022年からは事業内容を拡充し、現在活躍中のクリエイター(雇用形態問わず)にも幅を広げ、定期的且つ多角的な実態調査を行っていく方針に。それに伴い、ロゴデザイン、サイトも一新しました。


会社概要

・株式会社ユウクリ
・代表取締役社長:武藤 覚
・本社:東京都渋谷区円山町28-3 いちご渋谷道玄坂ビル
・設立:1984年
・事業内容:
デザイナー・クリエイター専門の人材エージェンシー
採用支援(人材紹介・新卒紹介)
業務支援(人材派遣・業務委託)
スポット支援(1日単位のスポット派遣「クリプラス」、短期業務委託)
・コーポレートサイト:https://www.y-create.co.jp/

お問い合わせ先

株式会社ユウクリ
クリエイターワークス研究所運営局:宮本
TEL:03-6712-7970
HP:https://www.y-create.co.jp/CWL/
e-mail:cwl@y-create.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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