プレスリリース
〜米国カーネギーメロン大学CyLab主催のpicoCTF 2022に日本参加者向け表彰部門を開設〜
コグニティブリサーチラボ株式会社(東京都港区、代表取締役 苫米地英人)は、サイバーセキュリティ分野とAI分野で世界大学ランキング1位の米国カーネギーメロン大学が開発する中高生向けハッキングコンテスト picoCTFのカテゴリースポンサーとして、昨年の大盛況を受けて、2022年も3月に開催される本コンテストpicoCTF2022にて、日本向けのチーム賞を提供します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6328/20/resize/d6328-20-ad31eea6875d50b14b82-0.png ]
コグニティブリサーチラボ株式会社(東京都港区、代表取締役 苫米地英人)は、サイバーセキュリティ分野とAI分野で世界大学ランキング1位の米国カーネギーメロン大学が開発する中高生向けハッキングコンテスト picoCTFのカテゴリースポンサーとして、
昨年の大盛況を受けて、2022年も3月に開催される本コンテストpicoCTF2022にて、日本向けのチーム賞を提供します。
※2021年は筑波大学附属駒場高等学校、開成中学校、麻布中学校、桜蔭中学校、渋谷教育学園渋谷中学校等、約30校が参加
近年サイバー脅威は高度化しており、サイバーセキュリティ人材の発掘と育成の社会的要請は高まっています。picoCTFに参加する学生は、世界トップレベルのハッカーにより出題される課題をゲーム感覚で取り組むことで、米国での現場実績のあるサイバーセキュリティの実践的スキルを身につけることができます。
3月16日から30日にかけて開催される本コンテストへの参加対象は、すでにプログラミングを学んでおり力試しをしたい学生から、ハッキング技術を一から学びたい学生まで幅広い層に向けられています。また個人だけでなく、学校の部活やプログラミング教室の仲間とのチームでの競技参加が可能です。
コグニティブリサーチラボは、本コンテストを国内に広げることで、我が国の若者世代のサイバーセキュリティ人材の技術者増加とスキル向上を実現します。
※ Twitter アカウント:@japanCTF
[画像2: https://prtimes.jp/i/6328/20/resize/d6328-20-8439e141dad3a2647355-1.png ]
高まるサイバー脅威、高度セキュリティ人材の発掘育成の鍵は「ハッキングコンテスト CTF」
近年サイバー脅威は高度化しており、国家レベルでの軍事的なサイバーテロや、暗号資産等へのサイバー犯罪、政府機関へのハッキング等が増えています。昨今のウクライナにおける騒乱の情勢との関連が疑われる我が国へのサイバー攻撃も発生しています。複雑化する地政学環境下における国家安全保障、また同じく死活的課題となっている経済安全保障への対応のためにも、サイバーセキュリティの高度スキルを有する人材の育成はますます国家的急務になっていると考えられます。
このような社会状況の中で、サイバーセキュリティ人材の発掘と育成のためにCTFが注目されています。CTFとは「Capture-the-Flag(旗取り)」の略称であり、コンピュータセキュリティ技術の競技であり、「ハッキングコンテスト」や「ハッカーコンテスト」とも訳されます。競技参加者は、コンピュータサイエンスの知識と技術を用いて、リバースエンジニアリングや暗号解析等を行い、主催者によってコンピュータ内に隠された フラッグ(旗)を見つけ出すことを競い合います。近年、CTFはサイバー防御とサイバー攻撃を学ぶ教育手法として、全世界で開催されるようになりました。
サイバーセキュリティ分野 世界ランキング1位「カーネギーメロン大学」が次世代ハッカーの発見と育成のために開発した、中高生向けハッキングコンテスト「picoCTF」
カーネギーメロン大学は、サイバーセキュリティ分野とAI分野とで世界大学ランキング第1位を誇ります(U.S.ニューズ・アンド・ワールドレポート)。picoCTF は同大学 コンピューターセキュリティ研究センター(CyLab)によって中高生向けに開発され、2013年から運用されてきました。特徴はゲーミフィケーションの思想が導入されていることです。競技参加者は picoCTF 通じて、世界トップレベルのハッカーにより出題される課題を、ゲーム感覚で楽しみながら手を動かしながら、セキュリティ技術に関する学習もできるため、脳への定着も良く、高い学習効果が得られます。
学校賞や中学部門賞、女性部門賞など、日本向けの多彩なチーム賞 「CognitiveHack Japan」
コグニティブリサーチラボは、カーネギーメロン大学とカテゴリースポンサー契約を締結しており、picoCTF の日本国内での展開をしています。2022 年 3 月に開催されるコンテスト picoCTF2022 では、日本からの参加者を表彰する「CognitiveHack Japan 2022」を開設します。
CognitiveHack Japan 賞
<チーム賞> 最も得点の高い上位チーム
賞金)1位 10万円、2位 5万円、3位 3万円
<学校賞> 登録チームの合計得点が最も高い学校
賞金)5万円
<女性部門賞> 女性のみのチームで、最も点数の高いチーム
賞金)3万円
<中学生部門賞> 中学生のみのチームで、最も得点の高いチーム
賞金)3万円
[画像3: https://prtimes.jp/i/6328/20/resize/d6328-20-6dfae338849cc5416830-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/6328/20/resize/d6328-20-b32bdcf13cda6558b9ed-7.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/6328/20/resize/d6328-20-642fb271d55af79769c3-8.png ]
「力試しをしたい!一から学びたい!」という学生の皆さん、学校やクラブ、プログラミング教室の先生方へ、エントリー方法
本コンテストに参加するためには、国内向けでの特設サイト「CognitiveHack Japan」へのチーム登録と、カーネギーメロン大学の運営する本サイト「picoCTF-CMU Cybersecurity Competition」へのアカウント作成とコンテスト課題の実施をしていただきます。
参加登録方法は、以下の流れとなります。
picoCTFでUsername登録 https://play.picoctf.org/login
picoCTF2022に登録
CognitiveHack JapanのGoogleフォームに登録(メンバー全員分を代表がまとめて登録) https://forms.gle/4AabdUd5BABYBzt27
学校賞に参加登録するには、校内で参加チームをまとめて、教職員に伝えて、教職員が参加登録 https://forms.gle/4TcYcoBf2dE4q3cZ7
【参加資格】
・対象:13歳以上の日本の中学校・高等学校、高等専門学校の第1〜3学年在籍者
(2022年3月末時点。今春卒業する中学生、高校生も参加可能です。)
・チーム編成:1名〜5人のメンバーで参加すること、全員同じ学校でなくても可
・参加費:無料
・上記に該当しない大学生や社会人など、どなたでも参加可能(ただし受賞資格なし)
【大会日程】
CognitiveHack Japan登録開始 2022年2月21日(月)(日本時間)
picoCTF登録開始 2022年2月15日(火) (大会期間終了時点まで登録可能)
picoCTF/CognitiveHack Japan大会期間 2022年3月16日〜30日(日本時間)
最新の情報は、Twitterアカウント(@japanCTF)で発信していきますのでご登録ください。
▼会社概要:コグニティブリサーチラボ株式会社
コグニティブリサーチラボ株式会社は、1988年、まだ世の中のほとんどの人が "cognitive
science" や “cognitive computing” という言葉を知らない時代に、日本で数少ない基礎研究所として生まれ、他ではできない「本当の」基礎研究(サイエンス)と、50年後の社会を作るプラットフォームの開発(エンジニアリング)を進める会社です。
CEO 苫米地は、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学びました。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学の分野で世界トップレベルと呼ばれるカーネギーメロン大学大学院 計算言語学研究 博士課程に転入し、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得しています。現在は、2008 年より同大学 CyLab のフェローや、米国のサイバー防衛並びに認知戦の研究拠点である George Mason 大学 C4I and Cyber 研究所の研究教授、早稲田大学研究院客員教授(次世代サイバーレジリンスに関わる応用研究)等を務めています。
コーポレートページ:https://www.crl.co.jp/
Wantedlyページ: https://www.wantedly.com/companies/crl
* エンジニア募集もしていますので、興味をお持ち頂けましたらご連絡ください。
https://www.crl.co.jp/recruit
<本件に関するお問い合わせ先>
コグニティブリサーチラボ株式会社(CRL) https://www.crl.co.jp/
担当:塩田
Eメール info@crl.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES