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米国発のグローバルHR企業のDeel、直近2年間の顧客データ分析から、世界のAI関連職の雇用トレンドや給与について調査発表

(PR TIMES) 2023年12月01日(金)17時40分配信 PR TIMES

米国発のグローバルHR企業のDeel Inc.(本社:米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ、CEO: Alex Bouaziz、公式サイト:https://www.deel.com/ja/、以下 Deel)は、世界150カ国以上で企業がグローバルチームを運営するためのサポートをしています。その中で各国の雇用状況、働き方のトレンドや、生産性の高いチームの作り方について調査し情報を発信しています。

今回は2021年9月〜2023年9月におけるDeelのプラットフォーム上で契約されたデータから、各国におけるAI人材についての傾向や、各職種におけるトレンド等を分析しました。分析結果から、「AI人材雇用を加速させたのは、グローバルでの雇用代行を実現する仕組みが世界に浸透していたからである」と考察しています。

調査結果は以下の通りです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90798/19/90798-19-3fe806f26e602df728dc9491b685c461-1434x605.png ]

調査実施背景


世界的にAI関連職が著しく増加しており、雇用される労働者数、AI関連職を雇用したいという組織がともに増加しています。事実、2023年9月現在、Deelのプラットフォーム上では5,000件以上の有効なAI、データサイエンス、ソフトウェアエンジニアリングの契約書が取り交わされており、2,100社以上の組織がAI関連職に報酬を支払っています。こうした背景を踏まえ、今回の調査実施に至りました。

過去2年間(2021年9月〜2023年9月)のAI、ソフトウェア・エンジニアリング、データサイエンスの各職種における顕著なトレンド


・AI、ソフトウェア・エンジニアリング、データ・サイエンス職の数は、昨年1年間で60%増加している

・AI、ソフトウェアエンジニアリング、データサイエンス職を雇用する組織が1年間で59%増加している

・組織によるAI関連雇用は米国が圧倒的に多く、カナダ、英国、ドイツが僅差に続いている

・AI労働者の雇用はカナダがトップで、次にインド、スペイン、ドイツ、イギリスが続く

・給与は地域によって異なるが、ラテンアメリカがAIの成長から最も恩恵を受け、2年間の平均給与は緩やかながら着実に上昇した

各国に見るChat GPT開始以降のAI人材の国際化


・インドは新しいAIの役割をリードしており、以下のような職種が設けられている。
- 例:AIエンジニア、AIトレーニング・リード、AIコンピューター・ビジョン・エンジニア

・米国企業はブラジル、カナダ、アルゼンチンでAI人材の雇用を増やしている
- 特に顕著な地域:トロント(7%増)、バンガロール(3%増)、ロンドン(3%増)、ラホール、ベルリン、ブエノスアイレス(2%増)

・英国とカナダでは米国からのAI人材の雇用が増加傾向にある

・AI関連の職種における主な新規雇用契約はドイツ(52%増)、米国(44%増)、英国(41%増)で創出された

AI関連職種・雇用における直近1年間の動向


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90798/19/90798-19-59fd43abea22d7aa9f49681538164a92-1136x424.png ]


AI関連職種・雇用における直近1年間の給与動向


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90798/19/90798-19-122d09d00d588dd7ced91f0b5c331911-1136x424.png ]

注:年間を通じて新しい国の現地法人が追加されたため、地域によって給与データが変動している可能性があります。

Deelの考察と展望


今回の調査から、特定の地域だけでなくグローバル全体にAI人材雇用の動きが浸透していることがわかります。加速度的に雇用のトレンドや傾向が変化していく中で、世界中の人材プールから高度なスキルを持つ人材を雇用する仕組みが重要になってきます。

生成AIを始め新たなテクノロジーが日々創出される中、国内でもIT人材、AI人材への需要増加に比例し人材不足への懸念が高まり続けています。事実、日本の経済を発展させるために海外の高度人材を呼び込む動きが加速しています。具体的には、ITを活用し場所や国境を問わず働くデジタルノマド専用ビザの発給を政府が検討し、自治体にも広がりを見せています。

ここから、AIを始めとしたテクノロジーが発達する中で日本の経済成長を維持加速させ、日本企業の競争力を高めるためには、国内だけでなく世界中の人材プールにアクセスすることが重要になります。

Deelは、企業が150カ国以上で従業員やコントラクター(業務委託)を現地のコンプライアンスに準拠しながら雇用し、現地通貨で労働者に給与や報酬を支払うことができるソリューションを提供しています。

Deelはこれからも、日本企業が世界で競争力を持つためのグローバルな組織作りをサポートしていきたいと考えています。


■Deel Inc.について
会社名:Deel Inc.
本社:米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ
代表者:CEO Alex Bouaziz
URL:https://www.deel.com/ja/
Deelは2019年に設立された、海外在住の人材を各国の法令を遵守しながら雇用し、現地通貨で給与を支払うことができるサービスを提供している、業界のリーディングカンパニーです。日本へは2021年12月に進出しました。Deelでは世界中の従業員の雇用と管理に必要な、代替雇用サービス、各国の法令に準じた契約書、給与計算・現地通貨での支払い、労務管理、福利厚生、備品管理、ワークスペース、ビザなど様々な機能を提供しています。

Deelは2021年のシリーズDによって合計資金調達額が6億3,000万ドル(約878億円)となり、2023年1月には評価額120億ドル(約1兆6,740億円)、ARR2億9,500万ドル(約411億円)となったことを発表いたしました。現在100カ国以上にDeelの現地法人を設立し、世界中から2,800人以上がDeelのメンバーとして参画しています。

■Deelの主要サービスについて
Deelは、企業が海外人材を雇用する際に必要な各国の法律や税制に準拠した雇用・支払プラットフォーム及び、現地人材の雇用を代行するEOR(Employer of Record)サービス※等を提供しています。Deelのお客様は、世界中のコントラクターや従業員をコンプライアンスに則って、数分で雇用することができます。250人以上の法律、会計、税務の専門家をパートナーに持つDeelが準備した150ヵ国以上のテンプレートから、コンプライアンスに準拠して各国の制度に適応した契約書を作成・署名・送信し、ワンクリックで120以上の通貨でチームに報酬を支払うことができます。
※EORとは:Employer of Recordの略。グローバルでの雇用代行を実現する仕組みのこと


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90798/19/90798-19-65d04c852759df99c48125b574f2fb10-544x193.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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